バンブーランス・前(1)【ヨシノとミコト】 | トリュフ・ラボ-アクマで4コマ-

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ヨシノ編タイトル

(No.ym-032)

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<ここまでのお話のまとめページ>
 第一幕「あの人との出会い」
 第二幕「運命へのプロセス」
 第三幕「動員学徒の日常」

 第四幕「動員学徒の放課後」

 第五幕「座敷童の帰宅」

 

 

 この一本から「ヨシノ編」の第二部を開始します。

 ネームはずーっと前にできていましたが作画にものすごい時間がかかりました。

 厳密には「これ描けるのか!?」とビビって、作画を躊躇しておりました(^^;)。

 

 それは1コマ目の集団の描写です。いわゆるモブです。

 人数の多さ、それぞれが竹槍を持って、異なる髪型をして整列している。その煩雑さ!

 それでいて、ただの雑踏ではなくて整列していること・・・多少なりともパースなどを意識しなければなりません。

 ・・・難しい!(俺的に)

 

 にもかかわらず、この一コマは印刷するとヨコ5.3cm、タテ4cmでしかありません。

 描けば描くほど報われない!!(^^;)

 

 それでも、描いたのは臨場感とか説得力を求めてのことでしょうか?(ただの自己満足の追求かもしれません)。

 

 また、ツイッターでつぶやいていることですが、下描きの時点では「のっぺら坊」でした。

 当初はのっぺら坊のまま完成させるつもりでした。

 のっぺら坊に描けば、それはそれで効果が得られるように思われたからです。

 モブは単なる背景に落ち着いてくれますので、主人公や軍人の引き立て役になります。

 

 

 

 しかし「ここに描かれている人物で、自分のことをモブだと思っている者は誰一人としていない!」と言うことに気が付きましたので、全員、顔を描きました。

 

 そうなんです!

 自分がモブ(エキストラ)だと思って人生を送っている人はいないでしょ?

 逆にエキストラに徹したいと思っても、運命のいたづらはそれを許しません。

 

 ・・・あなたもそうでしょう? 

 

 

 ところで、ブログではタテに並べてマンガを表示していますが本来は下図のレイアウトになります。

 

 

 この状態でご覧頂ければバランスが良いのですが、スマホからだと厳しいですから・・・

 そこは臨機応変です。

 

 では、引き続き牛歩で進めていくことになると思いますが、どうぞ宜しくお願いします。

 

 

 
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