コラムなタイム -20ページ目

ヨイトマケ

 マイナスを 定期でしのぐ ヨイトマケ

家計とはまったく自由な通帳がある。
自由と言っても、残額は常にマイナス。
それでも定期預金の90パーセントは借りて使えるわけで、
わがフリーランスはヨイトマケならぬ自転車操業で、
持続可能な限り不滅なはずだ。
しかし、そろそろ取り返しとかないと、いつと知れない時がくる。
その時のために目下、小銭を貯めている。

己れ次第

 未来とは たまった未練の 理想形

あの世まで未来だなんて前に言ったけど、
がんばるだけでは何事も駄目なように、
この未練がましさは何ともし難いのである。
それでも理想を掲げて歩かなければならないのが人生。
目下の理想、未練を消す、そう己れ次第なのだ。

せせらぎが笑ってる。

 河童か 案山子か 川流るる吾

昨今の心境なのだ。
明鏡止水のつもりでいたのに、
どうも人間ができていないせいか、
こういう字切りの下手な句が漏れ出た。
夕暮れの散歩の途中、
小川のそばの田んぼに河童の案山子が立っていて
片足して真似てみたところ、
せせらぎが笑って聞こえよろけて転げた。
いてっ、畜生、もう帰ろう。