たびてつの活動記録

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たびてつ:東京農工大学旅と鉄道研究会



・たびてつとは?
当会の正式名称は 「東京農工大学 旅と鉄道研究会」です。
東京農工大学小金井キャンパス(工学部)で活動をしています。

・活動日時
2017年度後期は火曜日昼休みに部会をしています。

小金井キャンパスの工学部サークル棟(A棟…2つあるサークル棟の北側の方)・2階A216へ気軽にお越しください。
※府中キャンパスではございませんのでご注意ください。


・ご意見、ご感想はコメントまたは下記へ
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ネット新歓旅行第3弾「しなの鉄道SR1系出発式」

ネット新歓旅行第3弾は、先日デビューしたしなの鉄道SR1系の出発式です!

まずは軽井沢駅の旧駅舎を見学し、軽井沢・長野フリーきっぷと北しなの線リレーきっぷを購入。

ホームでSR1系とご対面!

115系のスカ色と湘南色も。さらにホームでは軽井沢町のキャラクター、ルイザちゃんも来てくれました。

さて、9時21分、SR1系の1番列車、特別快速「軽井沢リゾート」は軽井沢駅を出発!通常時は2両での運転ですが、この日は来賓や報道向けに4両での運転です。

最近の指定席列車らしくドリンクホルダーやコンセント、フリーWi-Fiもついてました。また、名物リンゴをイメージした赤いモケットや木目調の床など、非常に高級感のある車内です。

御代田町のみよたんや、千曲市のあん姫、さらには忍者までもがお出迎え!どの駅も初日らしい盛り上がりです。

さて、大きな窓から景色を見ていたら、あっという間に終点妙高高原!そこではトキ鉄の「雪月花」ともご対面

折り返しは一部車両をロングシートに転換し、普通として運行。

東京では京王ライナーや東急大井町線でよくみられる形態ですが、長野でも見られるとは驚きです。

思わぬゲストも多くてとても楽しい出発式でした。

ネット新歓旅行第2弾「日光鬼怒川タイムスリップ旅行」

さて、ネット新歓旅行第2弾は日光鬼怒川…に過去の東武線で!

集合場所の浅草駅から乗ったのは5700系快速急行「だいや」!

快速急行券を買っているだけあって速達性はばっちりなんですが…非冷房なので暑い!でもこういった大人数での旅行ならボックスシートはかなりありがたいです。ちなみにこの車両、かつては流線型の特急型車両で、ネコひげと呼ばれていました。

さて、東武日光に着いたらまず日光軌道線を撮影。

このあと東照宮や華厳の滝に行くのも良かったのですが、上今市駅になにやら気になる物があったので、引き返してみることにしました。

そこにはなんと、大きな水車が!

旧今市市では、特産品である杉線香を挽くことをはじめ、様々な用途で水車が使われていたそうで、上今市駅にはそのオブジェが展示されています。

駅の近くには杉並木もありました!

さて、上今市を少し散策した後は、鬼怒川に出て東武ワールドスクウェアに行ってみました。

入り口ではハワイから譲渡された「ワイパウ号」がお出迎え!

様々な建物のモデルが見れて楽しかったです。

さて、ワールドスクウェアを出たら鬼怒川温泉で少し温まった後、

DRCの特急「きぬ」で浅草に戻りました。とても楽しい旅行になりました。

※当然ですが現実にはタイムスリップをして現役時代の5700系や日光軌道線、1720系DRCに乗ることは出来ません。すべて当ブログの中の人はじめたびてつ民数名の妄想により成り立っております。

ネット新歓旅行第1弾「銚子電鉄」③

最後です

最後は終点外川駅へ

ここには保存車デハ801号がいました。

この車両も元伊予鉄道の車両なんですね。この車両は朝9時から、平日は15時まで、土曜休日は16時半まで車内の見学をできます。

10駅6.4kmのとても楽しい旅を終え、この後は銚子駅に戻って総武線で東京に戻り解散という流れになりました。

ネット新歓旅行第1弾「銚子電鉄」②

続きです

ユ101号は様々な法的事情から、澪つくし号としては引退しましたが、その意志は3000形がしっかりと引き継いでくれています。

さて、次は仲ノ町駅へ行き、車庫見学をしました。

仲ノ町車庫は、仲ノ町駅の窓口で入場券を買えば車庫の中に入って見学することが出来ます。保存車を含めた車両はもちろん、銚子電鉄の車両保守の裏側も見ることが出来ます。

次は犬吠でお土産を買ったのち、「地球の丸く見える丘展望台」へ

絶景です。

日比友好のモニュメントです。

続きます。

ネット新歓旅行第1弾「銚子電鉄」①

担当者が変わりまして初の投稿です。

さて、今年は新型コロナウィルスの感染拡大により、そろそろ本格的な活動が出来ているはずが、まだ出来ておりません。そこで、せめてブログ上では旅行をしてしまえということで、ネット新歓旅行という企画を開始します!

第1弾は銚子電鉄です。

集合場所の東京駅から総武快速線に揺られること40分、まずは乗り換えの千葉駅に到着です。ここでは乗り換え時間がかなりあったので、千葉都市モノレールを数本撮影しました。

 

さて、銚子行列車の時間になったので、乗車、いざ銚子へ!

銚子駅では銚子電鉄の特徴的な駅舎と澪つくし号3000形が出迎えてくれました。

3000形は伊予鉄道からの譲渡車で、かつて走っていたトロッコ列車「澪つくし号」をイメージした塗装になっています。

車内で車掌さんから一日乗車券を購入したのち観音駅へ。飯沼観音へお参りしてきました。

続いて笠上黒生駅で下車。そこにはゲーム「桃太郎電鉄」の貧乏神と、初代澪つくし号、ユ101号がいました。

続きます。

2018年夏合宿⑦ 3日目・岩泉から帰京

夏合宿最終日の朝はA寝台で迎えました。

この日は、岩泉で現地解散をして、帰京します。

 

岩泉からは二つのルートに分かれました。

 

1つ目は公共交通機関を使うルートです。

岩泉の中心部までは岩泉町内バスを利用しました。

 

岩泉の中心部から茂市までは東日本交通のバスを利用。

ここは廃止になったJR岩泉線の代行バスです。

 

茂市からはJR山田線を利用し、盛岡へ向かいました。

 

2つ目はレンタカーを使うルートで、筆者はこちらを利用しました。

鉄道では不便な岩泉町ですが、国道455号線が盛岡と岩泉を結んでいて、

この通りを利用すれば容易に盛岡へアクセスできます。

 

ふれあいらんど岩泉を出発します。

岩泉の中心部を過ぎると、岩泉線の廃線跡と並行します。

岩泉線は鉄建公団によって建設され規格が良かったので、

結構廃線跡は立派です。

 

廃線跡から離れ、国道のドライブが続きます。

自然にあふれた道、気持ちが良いものです。

 

さて、途中で小学校の校舎を再利用した道の駅で休憩

揚げパンやヨーグルトをいただきました。

 

更に道を進むと、早坂高原へ

白樺が一面に生い茂った美しい高原でしたおねがい

 

長い自然地帯を行くドライブだったが、昼前に盛岡に到着。

運転してくださった先輩と分かれ、椀子そばをいただきます。

当方、椀子そばは冷たいものだと思ってたのですが、

温かい蕎麦でした。

薬味なども用意されていて一緒に食べられるのですが、

残念ながらミックスする余裕がなく、蕎麦と別々に食べていました。

 

ちなみに椀子そばは食べるのは観光客がメインです。

椀子そばってわざわざ店員さんがそばを継ぎ足したりするのが

手間なので、普通の蕎麦より高くなるからだそうです。

でもお祝いのときなどは地元の方でも食べるようです。

 

そのあとは一人になり、盛岡駅周辺のレトロな建物を見ていました。

 

それでも新幹線の出発までかなり時間が余ったので、

お酒を飲んで時間を潰していました。

盛岡にはベアレンビールという地ビール生ビールがあり、

ここが経営しているバーでした。

なかなか美味しい地ビールで、お土産にも買いました

 

そして今となっては珍しくなったE2系のやまびこ号で帰京しました。

 

初めてのことが多かった夏合宿ですが、

なんとか無事に終えることができました。

 

 

 

 

 

2018年夏合宿⑥ 2日目・岩泉観光

夏合宿2日目はB寝台で迎えました。

 

8月の中旬ですが、岩手県岩泉の朝は涼しいです。

なんと20度を下回るほどで、肌寒さをも感じました。

 

さて、今日はレンタカーで岩泉を観光します。

最初は全国的に有名な鍾乳洞・龍泉洞へ。

龍泉洞から流れてきた川の水が美しいです。

水を汲んで飲むことができたのですが、とても美味しかったです。

ちなみに龍泉洞の水は岩手県内で幅広く販売されています。

 

さて龍泉洞に入ります。

外気温度が20度以下というのも涼しいですが、

洞内温度は10度ともはや寒いです。

もはや避暑地を通り越しています。

かなり厚着をして入ることをオススメします。

 

龍泉洞の坑内はライトアップされてて綺麗ですね。

 

龍泉洞の坑内の水はとても透明で美しかったです。

世界での有数の透明度とのことです。

ただ坑内はなかなか寒かったです…

 

ビジターセンターで温かいお茶や鮎を食べながら

冷え切った体を回復させてから、次の目的地に向かいます。

 

鉄道ファンのみなさんは岩泉と言えば…

 

岩泉線

ですよね。その岩泉線の終着駅、岩泉駅跡を訪れました。

当時の姿のまま残っています。

結構立派な駅舎ですね。

 

駅の中には岩泉線が開業した時の歴史が展示されてました。

岩泉線の開業は地元住民の熱烈な支持を受けたようです。

 

さてホームは

線路が剥がされ草まみれになっています。

栄枯盛衰とはまさにこのことですね。

 

岩泉駅の後はホテル龍泉洞愛山というホテルに向かいます。

ここに来たのは泊るためではありません。

 

ここにはなんと、岩泉線の全線を再現した立派なジオラマがあります。

岩泉線が水害で運休したとき、復旧を願って製作したそうです。

残念ながら廃線になってしまいましたが、

岩泉線はジオラマとして今でも走り続けているのです。

 

さて、このホテルのご厚意から、ジオラマをタダで見ることができたのですが、

さすがにそれは申し訳ないのでチーズケーキをいただきました。

 

また私は大浴場の「炭の湯」にも入りました。

ふれあいらんど岩泉はシャワーしかないので、

お湯につかれるのは良いものです。

地底湖の綺麗な水を利用してるようで、とても良いです。

 

夕食はふれあいらんど岩泉に隣接する道の駅岩泉のレストランでいただきました。

(営業時間が早く終わるので、かなり早めの夕食になりました。)

岩泉の名産・短角牛を利用した料理は最高でした。

またここには全国的に有名なヨーグルトも売ってます。

 

この後前の投稿で載せたA寝台に泊まりました。

 

 

岩泉最後の夜は花火をして盛り上がりました。

 

次回は夏合宿最終日です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年夏合宿⑤ ブルートレイン宿泊(ふれあいらんど岩泉・ブル―トレイン日本海)

夏合宿の最大の目的は、ふれあいらんど岩泉にある「ブルートレイン日本海」への宿泊でした。

 

ブルートレイン…

1970年代~80年代にかけて一大ブームになったりましたが、

2015年の「北斗星」「あけぼの」、広義に考えれば2016年の「はまなす」を最後に、

現在は無くなってしまいました。

私はブルートレインは何回も見たことはありますが、乗ったのは「はまなす」だけで、それも座席車両。

ブルートレインには以前から強い憧れがあり、両親に乗りたいと頼むも、

「お金を稼いで自分で乗りなさい」と言われ、でもそれが実現できるようになったときには、

ブルートレインは消えていました…

 

 

しかし、走行していないブルートレインは今でも乗ることができます!

全国にはブルートレイン車両を再利用した宿泊施設が何か所かあります。

岩手県岩泉町にあるブルートレインもその1つです。

 

さて、今回泊まったブルートレインについて説明します。

まず、このブルトレは、「ふれあいらんど岩泉」というキャンプ場の宿泊施設の1つとなっています。

そのため、ブルトレの編成内で受けられないサービスは他の施設で受けることができます。

列車内は寝台とトイレと洗面台があります。

 

寝台列車内のトイレは使用することができますが、かなり臭いので注意が必要です。

時々故障している場合もあります。

列車外のトイレはきれいですが、夜間は閉鎖されているので、

夜間以外に済ませておくのがお勧めです。

 

 

列車内は飲食禁止ですが、代わりに飲食は建物内でできます。シャワーもキャンプ場内の他の施設にあります

列車はA寝台1両とB寝台2両で構成されています。

どちらも個室ではなく「開放型」で、特に開放型A寝台はここにしか残っていないものと思われます。

使用されている車両は24系で、「あけぼの」と「日本海」に使われていたものだと思われます。

 

A寝台もB寝台も、貸切ることができ、今回は10人程度だったので、

1人あたり2000円台とかなりリーズナブルでした。

 

鉄道研究部の合宿旅行で訪れるのにはかなりオススメですウインク

2018年の夏は他校の鉄道研究部も夏合宿でここに泊まったようです。

 

 

今回は1泊目はB寝台、2泊目はA寝台に宿泊しました。

まずはB寝台の紹介です。

 

通路からベッドに入ると、上下二段のベッドが向かい合わせになっています。

ベッドメイキングしないとボックス席のようになります。

私たちはトランプを楽しみました。

 

ベッド幅は70cmと狭めで、荷物を置く場所もそれほどなく、

現役時代に満席だった場合は結構大変だったかもしれません。

この設備で寝台料金が6000円程度は、確かに割高だったかもしれませんねガーン

コンセントは設置されています。

 

少し汚いですが、ベッドメイキングした姿です。

ベッドの周囲をカーテンで覆うことができるので、個室のような感覚になれます!

ベッドの寝心地はカプセルホテルのベッドと比べても劣るように感じますが、

それでも「ムーンライトながら」のように夜座席で移動するのに比較すれば、

圧倒的な快適性があります。

 

2泊目はA寝台に泊まりました。

車両の入り口にはロビースペースとなったボックス座席と

更衣室があり、サービス差があります。さすが上位の寝台車です。

中央に通路があり、左右に上下二段の寝台があります。

B寝台ではカーペットが青色だったのが、A寝台では赤色になっています。

高級感がありますね。

 

A寝台のベッドは幅が100cmと、結構広いです。

これなら快適に眠れます。

カーテンを閉めるとB寝台に比べると個室感があります。

 

岩泉はちょっと東京からアクセスが不便ですが、

往時の開放型寝台を徹底的に満喫できます。

 

鉄道研究部の合宿でも、個人旅行でも、ぜひみなさん訪れてみてください!

 

 

 

 

 

 

 

2018年夏合宿④ 1日目後編

前回は1日目、宮古での浄土ヶ浜観光まで書きました。

 

ここからは三陸鉄道に乗車します。

連続テレビ小説「あまちゃん」で度々登場しました。

2019年春からは宮古~釜石間が三陸鉄道として復活、盛~久慈間で「リアス線」になるそうですねびっくり

宮古駅からは次なる目的の列車に乗車します。

 


宮古から乗車するのはお座敷列車です。

お座敷列車には以前から憧れていましたが、一人で乗るわけにもいかず乗る機会がありませんでした。

なかなか集団じゃないと乗る貴会の無い列車です。

多くの部員にとって初めての体験でした。

 

JR東日本のお座敷列車とは異なり、掘り炬燵風の畳敷きボックスシートと言った方が正しいですね。

景色が眺められる大きな窓と、大きな机が特徴です。

 


沿線風景は全体的には海も見えますが、トンネル区間が半分くらいを占めています。

鉄建公団が建設した区間は高規格です。

 


特筆したいのはこれを補うきめ細かいサービスです。事前予約したので500円で写真のケーキをいただけたました。

とても美味しかったです。また、車内でも飲食物を販売していて、サイダーを購入しました。

運転中も常に観光案内を行っているので、飽きないし、ビュースポットも見逃しません。

また、途中いくつかの駅でドアを開け、降り立つこともできるのもよいですね。

 

印象に残ったのが堀内駅で、海が一望できました。

ここは「あまちゃん」の劇中で「袖ヶ浜駅」として登場、あきちゃんとゆいちゃんがやり取りをしました。

「あまちゃん」でのシーンを思い浮かべることができてよかったです。

 


あっという間に終点の久慈です。

ここは「あまちゃん」の舞台となっただけあり、街中あまちゃんだらけ。

ファンの私としては嬉しいです笑い泣き

 


久慈の道の駅で夕食。

三陸の新鮮な魚介類を用いた「漁師投げ込み丼」と、「あまちゃん」の劇中で登場した「まめぶ汁」をいただきました。

「まめぶ」とは、中にクルミが入っている団子で、クルミの甘みがとても美味しいです。

その「まめぶ」と、野菜、焼き豆腐、油揚げ、かんぴょう等と共に昆布と煮干しの出汁で煮込んだ料理が、「まめぶ汁」です。

東京ではなかなかいただけない料理ですが、また食べてみたいと思いました。

 

久慈からまた三陸鉄道へ。ボックスシートの車両が旅情を誘います。

 

向かうは今回の旅行の最大の目的地・岩手県岩泉町です。

岩泉小本駅で下車し、先輩が運転するレンタカーで真っ暗な山道を行きます。

 

当初は町内バスを利用する予定でしたが、

時間の融通を優先し、当会旅行おそらく初のレンタカーを利用しました。

 

そしてキャンプ場「ふれあいらんど岩泉」に到着…

 

そこにはなんと

 

ブルートレインの姿が。

今回の旅行の最大の目的は、このブルートレインに宿泊することでした!

このブルートレインに関しては、次回の記事で詳しく述べたいと思います!

 

2018年夏合宿③ 1日目前編

夏合宿1日目は盛岡駅からスタートします

 

まず、最初に乗る列車は、山田線の臨時快速列車「らくらくトレイン三陸」です。

この列車は運用車両が特徴で、キハ58系「Kenji」という車両が用いられます!

 

キハ58系は1961年から登場し、全国の亜幹線で急行型車両として活躍した名車両です。

急行がなくなってからも、ジョイフルトレインとして改造されたり、普通列車として、と長い活躍をしました。

しかし、2018年となっては、登場から50年ということで、現在ではほとんどの車両が引退し、

この車両がJR最後のキハ58系となっていました。

(いすみ鉄道やミャンマーでは比較的原形を保った車両が活躍を続けています。)

しかし、このJR最後のキハ58系も、もう機械として限界なのか、この夏を最後に引退することが決まっていました。

概要でも述べましたが、引退するのでその前に乗りに行こう!ということです。

 

事前に大体的に報道されたことから、この列車の指定券を取るのはなかなか至難の業でしたが、

なんとか全員分取ることができましたウインク

 

ホーム上のたくさんの鉄道ファンに迎えられ、入線します。

記念乗車券も配布され、JRとしてもキハ58系の最後の走りと意識しているようでした。

同じ車両には東京工科大学・鉄道交通研究同好会のみなさんが乗り合わせていて、会話を楽しみました。

 

さて、車両を詳しく見ていきましょう。

中間に残る運転台、窓などに原形の名残が残る一方、

展望車改造された運転台や、座席などは完全にジョイフルトレインとして作り替えられ、

あまりキハ58系に乗っている感じは受けません。

 

座席はリクライニングシートになっていて、快適です。

2号車にはコミュニケーションスペースと呼ばれる不思議な座席配置をしている空間があるのも特徴です。

 

先頭はご覧のように展望車両に改造されています。

 

車両の解説が長くなりましたが、轟音のエンジン音をかけながら発車していきます。

山田線の走りや沿線について話題を移しましょう。

山田線は山がちな、本当に何もない未開地帯を走っていて、トンネル・森・渓谷…と言った感じですびっくり

水田ですら見当たりません。

里山はまだ人が住んでいるから都会なのかなあと思えるほど。

 

人が乗ってくれるとしても、上盛岡付近と盛岡~宮古の直通需要くらいしかないと分かります。

 

このことから、山田線は設備に力が入れられておらず、この列車の評定速度も僅か43km/h。

所要時間で見ると2時間。新幹線だと盛岡から首都圏へ行けますね。

逆に言えばキハ58系をゆっくりと楽しむことができました。

 

 

ようやく地形が開けてきて人里が見えてきたと思うと、宮古です。この車両はもう二度と見ることはないのだろうなと思いつつ、宮古駅を去りました。

 

宮古で3時間ほど滞在時間があるので、宮古市の観光名所・浄土ヶ浜へ。

ちょうど昼飯の時間、レストハウスがあったので、さっそく浜ラーメンというものをいただきました。魚介類が入ったラーメンで、とても美味しかったです。海鮮とラーメンも意外と合います。

 

浄土ヶ浜は浄土のような白い石がある海岸、ということで名づけられたらしいが、確かに美しかった…と言いたいですが、天気が悪かったのが残念でしたガーン

 

しかし、波と戯れるウミネコを見てるとなんだが心が癒されました。

 

ここから宮古駅に戻り、次なる目的地へ向かいます。

 

結構記事が長くなってしまったので、ここで記事を分けたいと思います。

宮古駅からの1日目の旅の続き、次回をお楽しみに!

 

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