2018年夏合宿⑤ ブルートレイン宿泊(ふれあいらんど岩泉・ブル―トレイン日本海) | たびてつの活動記録

2018年夏合宿⑤ ブルートレイン宿泊(ふれあいらんど岩泉・ブル―トレイン日本海)

夏合宿の最大の目的は、ふれあいらんど岩泉にある「ブルートレイン日本海」への宿泊でした。

 

ブルートレイン…

1970年代~80年代にかけて一大ブームになったりましたが、

2015年の「北斗星」「あけぼの」、広義に考えれば2016年の「はまなす」を最後に、

現在は無くなってしまいました。

私はブルートレインは何回も見たことはありますが、乗ったのは「はまなす」だけで、それも座席車両。

ブルートレインには以前から強い憧れがあり、両親に乗りたいと頼むも、

「お金を稼いで自分で乗りなさい」と言われ、でもそれが実現できるようになったときには、

ブルートレインは消えていました…

 

 

しかし、走行していないブルートレインは今でも乗ることができます!

全国にはブルートレイン車両を再利用した宿泊施設が何か所かあります。

岩手県岩泉町にあるブルートレインもその1つです。

 

さて、今回泊まったブルートレインについて説明します。

まず、このブルトレは、「ふれあいらんど岩泉」というキャンプ場の宿泊施設の1つとなっています。

そのため、ブルトレの編成内で受けられないサービスは他の施設で受けることができます。

列車内は寝台とトイレと洗面台があります。

 

寝台列車内のトイレは使用することができますが、かなり臭いので注意が必要です。

時々故障している場合もあります。

列車外のトイレはきれいですが、夜間は閉鎖されているので、

夜間以外に済ませておくのがお勧めです。

 

 

列車内は飲食禁止ですが、代わりに飲食は建物内でできます。シャワーもキャンプ場内の他の施設にあります

列車はA寝台1両とB寝台2両で構成されています。

どちらも個室ではなく「開放型」で、特に開放型A寝台はここにしか残っていないものと思われます。

使用されている車両は24系で、「あけぼの」と「日本海」に使われていたものだと思われます。

 

A寝台もB寝台も、貸切ることができ、今回は10人程度だったので、

1人あたり2000円台とかなりリーズナブルでした。

 

鉄道研究部の合宿旅行で訪れるのにはかなりオススメですウインク

2018年の夏は他校の鉄道研究部も夏合宿でここに泊まったようです。

 

 

今回は1泊目はB寝台、2泊目はA寝台に宿泊しました。

まずはB寝台の紹介です。

 

通路からベッドに入ると、上下二段のベッドが向かい合わせになっています。

ベッドメイキングしないとボックス席のようになります。

私たちはトランプを楽しみました。

 

ベッド幅は70cmと狭めで、荷物を置く場所もそれほどなく、

現役時代に満席だった場合は結構大変だったかもしれません。

この設備で寝台料金が6000円程度は、確かに割高だったかもしれませんねガーン

コンセントは設置されています。

 

少し汚いですが、ベッドメイキングした姿です。

ベッドの周囲をカーテンで覆うことができるので、個室のような感覚になれます!

ベッドの寝心地はカプセルホテルのベッドと比べても劣るように感じますが、

それでも「ムーンライトながら」のように夜座席で移動するのに比較すれば、

圧倒的な快適性があります。

 

2泊目はA寝台に泊まりました。

車両の入り口にはロビースペースとなったボックス座席と

更衣室があり、サービス差があります。さすが上位の寝台車です。

中央に通路があり、左右に上下二段の寝台があります。

B寝台ではカーペットが青色だったのが、A寝台では赤色になっています。

高級感がありますね。

 

A寝台のベッドは幅が100cmと、結構広いです。

これなら快適に眠れます。

カーテンを閉めるとB寝台に比べると個室感があります。

 

岩泉はちょっと東京からアクセスが不便ですが、

往時の開放型寝台を徹底的に満喫できます。

 

鉄道研究部の合宿でも、個人旅行でも、ぜひみなさん訪れてみてください!