おはようございます、Jayです。
元プロ野球選手の村田兆治さんが空港の保安検査場で保安検査員に暴行した疑いで警察から捜査を受けていますね。
確かに長時間移動で疲れていたり(日本の外の職業と比べて)比較的不愛想な検査員さんにイラっと来る事もあるかもしれませんが、彼らは私達の安心・安全のために必要な事を一生懸命やってくださっているのでぜひ尊重しましょう。
飛行機を利用された事ない方もいらっしゃるかもしれないのでここで簡単に保安検査について説明します。
保安検査とは文字通り“安全を保つ”ための検査で、金属探知機のゲートを通ったり飛行機内に持って行く手荷物をX線に通すなどして中身を検査するものです。(詳しく何が持ち込めないかは“国土交通省”のページをご覧ください)
村田兆治さんはここで検査員に暴行した疑いが持たれています。
日本もしっかりと保安検査をしてくださっていますが、アメリカは日本よりも一層厳しい検査です。(特に9.11のテロ以降)
日本もあるかもしれませんが、アメリカでは場合によって2回目の保安検査を受ける事があります。
確か搭乗口付近だったと思いますが、搭乗口と飛行機をつなぐ通路で行っている所を目撃した事あります。
飛行機チケットに“SSSS”と印字されている人がその対象です。
これは“Secondary Security Screening Selection”(2次の保安検査に選ばれた人)の略です。
対象となる基準はもちろん公表されていませんが、違法薬物の密輸で有名な国をやたら行き来しているなどでしょうね。
実は私もこの2回目の保安検査を受けた事が2~3回あります。(;^_^A
もちろん違法薬物を持ち運ぼうとした事ないので無事に飛行機に乗れました。
“危険な国”へ子供の時に家族旅行で訪れたぐらいで、当時は大学の夏休みや冬休みで日本とアメリカを行き来しているだけでした。
ここで私が怪しいと思われた事を挙げてみたいと思います。
・日本のパスポートを利用しているのに英語がネイティブ
・学生ビザには出生地がイギリスとあるのにアメリカ英語
・一般的な留学生と比べて年齢が高い
日本のパスポートを利用している人で英語がネイティブなのはきっと少数でしょう。
さらに出生地がイギリスなのにイギリス英語ではなくアメリカ英語だったのが怪しかった事でしょう。
アメリカの大学生も多くが18~22歳なのでそれよりも上だった私の年齢は怪しく思われたのだと思います。
これを読んでくださっている方は特に問題はないと思いますが、2回目の保安検査を受ける方は普段以上に時間がかかる事を覚悟していてください。
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