おはようございます、Jayです。

 

 

ニュース番組の天気や事件を報道する時に現場から状況を伝える中継リポーターという方達がいらっしゃいますね。

この「中継リポーター」を英語で言うと

 

「中継リポーター」“field reporter”(フィーォドゥ・リポーター)、“sideline reporter”サィドゥラィン・リポーター)

例:

“We have our field reporter, Chris Smith, at the scene. Chris, what's going on there?”

「中継リポーターのクリス・スミスさんが現場にいます。クリスさん、そちらはどのような感じですか?」

 

“field”は「現場」などといった意味で、テレビ局からリポートするのではなく、実際に“現場”からリポートするので“field reporter”です。

“sideline reporter”は“sideline”(サイドライン)が示すように、スポーツ現場から中継する人に使われます。

例えばJリーグの試合でハーフタイムになった時にサイドライン(付近)から監督にインタビューしているリポーターは典型的な“sideline reporter”と言えるでしょう。

 

一昨日とあるワイドショーで、“中継リポーターが熱中症のような疑いを見せながら中継する”というのがありました。

その映像を観ましたが、リポートでは“どれくらい暑いか”や“みなさんはどのような対策をされているか”と伝えていたのですが、途中から言う事に詰まったりするなど様子に異変が見られました。

そのためか、リポーターはスタジオに「お返ししときますね。」と切り上げようとしたのですが、それに驚いて戸惑った司会者は「もう1回お返ししていいですか?」と返して、“体調不良の人に中継を続けさせるのか”とネットでは炎上。

 

確かに相手が体調不良とわかった上で中継を続行させようとしていたのなら大問題です。

ただ私が映像を観て“司会者は体調不良と思わずにたどたどしいリポーターと思った”と感じたのではないでしょうか。

確かにリポーターはアナウンサーではないので棒読みみたいでリポートがあまり得意ではない印象を受け、スタジオも最初は和やかな雰囲気で聞いていて他に笑っている人もいました。

しかし途中からこれは中継が苦手なのではなく、リポーターの体調がおかしいのでは?”と周りが気づき始めたのですが、司会者はそれに気づけない様子でした。

 

もし私達の周りで誰かが体調を崩している人がいたら私達は気づけるでしょうか?

“溺れる人は静かに溺れる”と言われるように、人によっては気づけないかもしれません。

この司会者を批判するのは簡単ですが、“体調崩している人の見分け方”や“もし体調を崩していそうな人を見かけたらどうするか”という事を考える方が実りあるのではないでしょうか。

 

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Have a wonderful morning