おはようございます、Jayです。

 

ちょっと前に他県への移動が出来るようになったので、“もうちょっと東京都の感染者数が減少傾向になったら横浜に行こうかな”と思っていたのですが、昨日の都内の新規感染者数は3桁に達して107人でした。

この「〇〇に達する」を英語で言うと

 

「〇〇に達する」“hit 〇〇”(ヒットゥ)

 

例:

“Tokyo's new coronavirus cases hit three digits.”

「東京都の新型コロナウィルス感染者数が3桁に達した。」

 

小池都知事は“横文字が多い”と言われていますね。

先月末の新型コロナウィルスの新指標を示した会見でこの「ヒット」を使っていました。

“なぜ基準を設けなかったのか?”:

「どの数字までヒットしたらスイッチをオンにするかオフにするかという事だけでなく、全体像を掴んでいかなければならないというのが今回のモニタリングの考え方のベースになってくる」

 

私も小池都知事は良くも悪くも横文字が多いなと思います。

良い部分としては、英語がより透して身近なものになって日本人が今以上に英語が上達する事が出来る。

悪い部分は、たまに単語の使い方“カタカナ英語発想”(ネイティブとは違う表現)になっていて少し混乱する事がたまにある。(これは小池都知事特有というよりも日本全体の課題)

 

せっかくですので、上記の小池都知事の横文字を使って回答を英語にしてみました。

“We cannot turn on and off the switch just by numbers. The base of this monitoring is try to get the whole picture. ”

 

私が都知事なら:

“The basic concept of this new guideline is that we grasp the big picture and not be swayed by numbers.”

「この新指標の基本概念は数字だけに左右されるのではなく、全体像を把握する事。」

横文字入り:

「この新しいガイドラインの基本的なコンセプトは数字に左右されるのではなく、全体像をグラスプする事。」

んっ、このカタカナなし・ありの文を比較するのって英語の勉強法の一つになるのでは?

 

今度はもっと使う英語を簡単なものにして、アメリカの小学生低学年にもわかる文章を見てみましょう。

“We don't want to focus just on numbers because that is too risky. What we are trying to do here is to get the whole picture.”

「私達は数字だけを見ようとはしていないんだ。それだと危ないからね。私達がここでやろうとしているのはもっと全体的な事をわかろうとしているんだ。」

 

お気づきでしょうか。

上記の英語は小池都知事の発言なのに“I”(私)ではなく“we”(私達)としているのを。

最終的な決断は都知事個人がした事ですが、専門家達を含めた複数の人達が話し合っての事なので“I”ではなく“we”なのです。

もちろん“I take the full responsibility of this.”(私がすべての責任を請け負います)という事なら“I”でもOKです。

 

なにはともあれ、いくら行動制限がなくなって他県へ行こうと思えば行けるようになったけど、仕事や不要不急ではないので、行ってみたかった横浜は“もう少し自粛しよう”と思います。

 

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Have a wonderful morning