4月28日。
10年前のこの日から、私にとっての全てが始まった。
事の発端は、とある場所で出会ったある事からだった。
10年前のこの日、私はいつものように学校を終えてどこかをぶらつく日々を送っていた。
当時は、特に行きたいと思える場所がなく、『一度踏み入った事がある場所』だけに行く事が多かった。
その時は、大学のある『水道橋』と、受験生時代に何度も行った事がある『御茶ノ水』が主流だった。
そうした中で、私が定期券の範囲内にある駅で唯一降りた事のある場所があった。
それが、墨田区にある『錦糸町』という場所だった。
そこは、東京で言うなら、下町に相当する場所で、娯楽場所が多いのが特徴である。
最近では、ポケゴーの影響もあり、私がここに来ていた頃を遥かに越える規模でにぎわいを見せている。
錦糸町がこれからさらに著名になってほしいとゆかりを持った当時から思っていた私には身に余る光栄である。
そんな錦糸町に対してそういったゆかりを持ったのは、他でもない10年前のこの時に起きたとある出来事があったからだった。
当時はそれほど思ってはいなかったが、後にこの出来事がそれ以上の発展を遂げる事になっていったのである。
その舞台となったのは、錦糸町駅南口を出てすぐのところにある『テルミナ』という建物の入り口にある『ヨドバシカメラ』だった。
当時、ここは私にとってただぶらつくだけでもいい気晴らしになる場所だった。
特に何か出来る事があるわけでもなく、ただその場を歩いてるだけだったのだが、それでも不思議と退屈しなかったのである。
こういった事は、私が再び錦糸町に気晴らしで行くようになった後も続いた。(ちなみに、今もである)
いつものように私がヨドバシカメラ内をぶらついていると、ふと私はある方を向いた。
そこにはデモムービーが公開されているモニターがあった。
私が見た時は、ちょうどポケモンのCMが放映されていた。
そして、これこそが私の全てが始まるきっかけになったのである。
放映されていたのは、当時発売されたばかりだった『ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊』のアニメムービーだった。
ポケダンのアニメムービーはこれの前の事も知っていたが、アニメである事以外は特に関心は持たなかった。
しかし、このCMだけはなぜか違った。
このCMは、この時初めて見たのを機に、自然と関心を持つようになったのである。(このCMを初めて見たのもここだった)
CMの内容は、まさしく前の内容のエピソードそのものだった。
一応、漫画を通してポケダンの展開は知っていたので(もちろん、あの名シーンも)、内容に対しては特に変わった印象は覚えなかった。
しかし、私がリオルと錦糸町にゆかりを持つ事を決定づけたきっかけはこのCMのラストだった。
主人公のピカチュウに微笑みを見せながらこっちを向いているリオル。
これこそが全ての始まりだったのである。
リオルの顔に合ったこの笑顔は、私の中でリオルへの関心を基本に、それにとどまらない何かを目覚めさせたのだった。
それは後に、ポケモンを本格的に始めようという決心へと通じ、そこからポケモンセンターへ足を運ぶ事へさらに通じ、やがてはポケモン仲間と直に会って交流するなど、まさしくリオルのこの笑顔がなければ起きなかったであろう多くの今に通じる様々な発展を遂げていったのである。
そして、全ての発展のきっかけであるこのCMを見かけた場所が錦糸町だったという事もあり、この発展のもとへと出会わせてくれた誼で、錦糸町の事にゆかりを持つようになったのである。
もし、他の場所でこのCMを見かけてしまっていたら今頃私は錦糸町に今ほどの関心やゆかりは持たなかったであろう。
リオルが持たせてくれた錦糸町へのゆかりも、今では当時を遥かに越える規模までに発展している。
ちなみに、私がその出来事に遭遇した日を明確に覚えていたのは、この事を記事に書き残していたからだった。
ここでさりげなくリオルの事を気に入った事を書き残していたので、私は4月28日を『リオルの日』にする事が出来たのである。
わざわざ『きっかけ』と書いてある事から、いかにあの時の影響が大きかったかがうかがわれる。
ポケダン空同様、私が錦糸町でリオルに出会ってからいつしか10年に月日が経過していた。
そんな中で、10年前と変わらず…いや、それ以上の事として持ち続けているものがある。
それが、『リオル』の事である。
リオルの日を毎年忘れずに書いている事。
そのつど、リオルが錦糸町で築いた事がどういうものだったか、そして今それがどう活かされているかといった事を私はこの日を通して追想している。
その時だけの事やコン年度もいつも通りの事で済ませず、常にリオルの日は新たな発展や気づきを得る機会として大事にしている。
今に通じている事は、リオルがいたからこそ築けたものもあるのだから…
今思えば、錦糸町へのゆかりのきっかけは、リオルがいたからこそ出来た事である。
リオルに錦糸町で出会わなければ錦糸町に対して気を向ける事自体なかったであろう。
リオルによって築かれた錦糸町へのゆかりは今ではそれ以上の規模になりつつある。
その規模は、ついに『錦糸町に住む』という考えを抱くまでに発展した。
今はまだ出来なくても、『将来的に出来ている』という確信のもと、私は錦糸町を通う場所から住む場所にしようと2年前から決心していた。
一からやり直しを受け入れる事が出来たのも、『そこから錦糸町に住む事に通じていくから』という確信があったからだった。
コン年度は、10周年の境を機に、必ず錦糸町に住む事を果たしてみせよう。
錦糸町を舞台にする事で、市川以上に私の世界を今まで以上に遥かに越える規模で広げる事が出来るだろう。
今こそ、リオルが築いたゆかりをあの時のように発展させる時である!
世代が変わっても、ポケダンの事がみんなから離れても、私はリオルの事は忘れてないよ。
錦糸町にいる事がリオルといる事でもあるからね。
リオルが築いてくれたゆかりを錦糸町と共に今まで以上に発展させていくから待っててね、リオル!




