明らかに尾崎豊さんの歌のタイトルである。
高校生を主人公として描く際、何かとバランスのいい年代などを踏まえると、高校2年生である17歳の人が描かれるのは意外と多い事だ。
というのも、高校1年だと『高校という新たな環境になじみ切れてない』という事があったり、高校3年生だと、『受験をテーマにした事でない限りは、そうでない内容にするわけにもいかない』といった現実的かつもっともな理由があるからなのだろう。
そんな高校生活の全盛期とも言える17歳。
私はというと、ひそかに『後に通じる色んな事があった年』でもあった。
私にとっての高校時代というのは、一言で言うと『機械のような過ごし方』だった。
過ごしている日々のほとんどがワンパターンかつ違いが一切ないものであり、行事があってもそれもいつも過ごしている日と何ら変わりはないと決まって思うような感じだったのである。
それなりに誰かとの交流やいつもと違う事をする時もあったが、それでも私にとってはいつも通りの一日を過ごしている事でしかなかった。
結局、私は高校での3年間をそのような実感の中で過ごしていたのだった。
そしてどういうわけか、今の私なら普通に違和感を持っていたのだが、当時は『これが普通だ』と真っ先に思い、それに対して一切違和感を覚えなかったのだった。
こういった事は、ひそかに学校に通う前からそうだったが、高校時代は『それを初めて実感した時』でもあったと今となってあらためて思う。
そんな通学していつものように授業を受け、時に行事に参加したりして一日を過ごし、いつものように帰宅する…といった機械のような暮らしをしていた私だったが、そんな中で私はひそかにそうではない、後の影響へと通じる事を数多く体験していたのがこの時期だった。
その中には、当時からは考えられない規模で、後の私に通じていくものもあった。
それは…
ポケモンから始まった『ノベルの創作』である。
私はこの頃からノベルの執筆を始めるようになった。
ちょうどこの時期、私は初めて読書に対して積極的な関心を持ち始めていた。
勉強をする環境を確保するために図書館へ行くのが多くなり、そこでとある書籍に惹かれ、そこから色んな書籍に気を向けるようになり、いつしか私は書籍に関心を持つようになっていたのである。
そしてそれは読むだけにとどまらなかった。
ある時私はふとこんな事を考えた。
『こういった話、私の事として描けないかな…?』
当時、私は高校生だったにもかかわらず、子供時代のように『物語への憧れ』を抱いていた。
それこそ、『この話、私も体験してみたいな…』とか、『私が出演していたらたぶんこんな話になるだろうな…』などと、私は物語に私自身が関わっている事を子供のように色々と考えるようになっていたのがこの時期だった。
そしてそれは、後にこの結論に至ったのである。
『だったら私がそれを書けばいいのか…!』
というわけで、私は色んなノベルを読み漁って、ノベルとして書くにはどのように書くのかを、描かれている文体をヒントにしてそれなりに理解した後、実際に原稿用紙を使う形で執筆を始めたのだった。
その影響は、執筆をしていない時でもふと思いついたノベルのフレーズをどこかに殴り書きしてメモする事が目立つようになるなど、タイムリーに表れるほど本格的なものになりつつあった。
この時から私は、ノベルのネタを思いつく事が頻繁に起きるようになるほどに創作に関する関心が今まで以上に現れ始めていたようだった。
この時に書いたノベルは、受験生シーズンが近い事と、場所へのこだわりが相まって途中で挫折してしまった。
しかし、その時にしていた事はそれから長い年月を経て、今の私に通じていく事となったのである。
そしてひそかにこの時期は、私がポケモンに再び関心を向け始めた時期でもあった。
当時、私はジェネレーションチェンジによる金銀時代の終わりと、新たな世代のソフトをゲット出来なかった(とゆうかしなかった)のもあり、これを機に、ポケモンにはノータッチに近い状態になっていた。
とはいえ、突き詰めて言うなら、『ゲーム本編をやらなくなった』という事と、『アニメを見なくなった』という事がメインであり、ポケモンの動向そのものは普通に見届けていた。
そんな中、後の事に大きく通じていくとある出来事が起きたのもこの時期だった。
ある時、夢の中で金銀御三家の進化系である『マグマラシ』が私の前に現れた。
…あえて言うなら、マグマラシは金銀御三家で一番気を向けていないポケモンの一人だったような…
それがなぜ私の夢の中に…?
マグマラシは私に何かを話した後、気が付くとどこかへ行ってしまっていた。
私は辺りを見回した後、マグマラシの名前を何回か呼んだ。
その時の声もあってか、そこで私は起きたのだった。
そしてその後も、マグマラシの事が気になり、いつしか私はマグマラシの事を常に考えるような状態になっていた。
そしてそれはやがて、後の『しらたま伝説』に通じるポケモンノベルに通じていく事となったのである。
その後、私はいつの間にか少しずつポケモンに対して積極的に気を向けるようになり、ルカルカの映画の時はすっかりポケモンへの関心が戻りつつあった。
後にそれは翌年のジェネレーションチェンジで、再びポケモンに本格的な復帰を決意する事に通じていく事になったのだった。
今思えば、こういった後のポケモンへの関心が戻ったのも、夢の中でマグマラシが現れ、その事がずっと気になっていたからこそあったのかもしれない。
それまでは特に気を向ける事もなく、ひとまず、ポケモンは今どこまで進んでいるのだろうかと確認する程度で、そこから新たに気を向けるような事はほとんどしなかった。
しかし、ある時を境に自然とポケモンに対して再び幅広い規模で気を向けるのが目立ち始め、ルカルカの映画の時期になった頃には、自然にポケモンに気を向けるようになっていた。
時系列は定かではないが、ひそかにマグマラシをきっかけに私はポケモンへの関心を維持出来ていた事を踏まえると、これもマグマラシがいたからこそあった事と言えるだろう。
夢の中でのマグマラシとの出会いは、ポケモンへの関心だけでなく、私に後にわかる新たな境地を築く事になっていったという事を当時の私は想像出来ただろうか…
いつも通りの過ごし方をしていても、『身の周りで起きる事』というのは常に違う。
しかし、多くはいつも通り過ごしている事とその中でいつも通り起きている事ばかりを全てにするように気を向けているので、それに気が付いていないのだ。
そして私も、高校時代はそういう中で過ごす事がメインだった。
しかし、それでも私はその中で起きた『いつもと違う事』をその場でスルーせず、気になった事はそれなりに気を向け、それを後に通じる事として拾っていたようだった。
そしてそれは今、当時からは想像も思いつく事さえ出来なかったほどの規模で大きな発展を遂げつつある。
今の私は書き手みならいとして2015年までは本格的に考えた事さえなかった在り方でこれからを目指している中にいる。
それに通じる事は、ひそかにこの時からあったのかもしれない。
当時はホビーの規模でしていたが、今はそこから本格的な書き手をあらためて目指す事に発展している。
当時の私が、後にその時には考えた事すらない形で本格的に書き手をする事になるという事は想像できなかっただろう。
その背景には、『売れるまではどうするんだ』といった現実的な理由があり、それならせめて書く事と、それを投稿出来る機会があればいいだろうと思っていたのが当時の私だった事があるからであろう。
しかし、今の私はその制限さえも乗り越えて、多くの人が見落としている多くの可能性のもとで、あらためて本格的な事に向けて進み始めている中にいる。
今もその道真っ只中ではあるけど、そう遠くないうちに今までを遥かに越える進展を遂げてみせよう。
きっとその時はもうすぐそこまで来ているはずだから…
17歳の地図に描かれた事は、今も私に道を示し続けている。
新たな道と目的地のもとで…