重ねた嘘の形を
押し固めた欲望の型で
隣で笑う誰かの影を
思い切り踏み躙った
蹂躙、略奪、強欲の塊が
仮面みたいに上辺の愛想を語る
何処へ行ったんだい?
どうせ本当を言わないなら
一つも語りゃしない癖に
溢れ出した本音の裏で
矛盾だらけの愛の形探して
どれが本当なんだい?
返答一つないのは
夢を壊した現実で
双眸が映した自由なんて
偶然装った必然なのに
死んでしまえよ!
集る蟻の様に
蔑まれるくらいならさ!
重ねた嘘の形を
押し固めた欲望の型で
隣で笑う誰かの影を
思い切り踏み躙った
蹂躙、略奪、強欲の塊が
仮面みたいに上辺の愛想を語る
何処へ行ったんだい?
どうせ本当を言わないなら
一つも語りゃしない癖に
溢れ出した本音の裏で
矛盾だらけの愛の形探して
どれが本当なんだい?
返答一つないのは
夢を壊した現実で
双眸が映した自由なんて
偶然装った必然なのに
死んでしまえよ!
集る蟻の様に
蔑まれるくらいならさ!
守るためなら
棄てる事すら厭わないと
そんな安い嘘を
何度も塗り重ねて
馬鹿みたいだね
そんな僕の事を
君は軽く笑って
別にいいんだよ、なんて
どうして笑っていられるのか
僕は泣きそうな顔で
君を問い詰めるけど
何時だって曖昧だ、
こんな境界線
無くなってしまえばいいのに
明確な差別化と
徹底した区別で
君を棄ててしまえば
きっともう笑えない
越えられない壁は
一つで十分なのに、
この心臓が知っている事
真直ぐに見れなくて
泣きたくて、悲しい
ただそれだけの
感情の話。
僕が追い付けない
君の背中が
何度だって振り返って
僕を待っててくれるから
辛くなって、
でも嬉しくて
僕は諦めきれないんだ
守るために捨てたものだって
本当はとても大事で、大切で
僕は知っていたのにね、
君は、笑うんだ。
コードレスの世界へ
正当性を求めて
少年は歩き出す
白い嘘だらけの世界は
少年の為なんかじゃないから
探してほしくないから
何も言わないんだよ
少年の存在の必要性が
誰かに語られるくらいなら
最初からいないほうが
少年は嬉しかったのに
本当は逃げたいんだ
嘘、逃げたくはない
だけど居場所がなくて
構築された世界が
少年を排除していく
どうして僕は望まれない?
繋ぎを間違えて
どうしてか正常を失って
異常が蔓延るファイルで
僕が生きている事も
きっと全部が奇跡だって
信じていたい事も
信じた事も
全部嘘になってしまえば
幸せが此処に在るって
そう言える気がしたのに
矛盾の塊は知っている
少年はゼロとイチに還るんだと
存在の全てが異端で
きっと存在の意味が
全ての始まりで
全ての終わりになるんだ
「少年は白い嘘から逃げたかった」
痛みを流して
夢を見るなら
優しい嘘を頂戴
飲み込めないなら
愛なんて要らない
温度を乗せて
金網の向こう側で
君が笑ってる
土の上で芽吹く
燃える様な赤を
その胸に飾って
傷口に口付けて
終わりなんて要らない
ただ静かに雪いで
君の声で還して
穏やかな世界が
木漏れ日に埋もれる
積み上げた言葉も
全部此処に戻った
真っ直ぐな視線が
貫くから
もう走れないんだ、
嘘を吐いたって
視界を埋め尽くす
赤が僕を迎える
どうしてだろう
痛かった筈の心が
今じゃこんなにも、
こんなにも穏やかで
終わりを迎える様な
終末のあと、
青い空の下で
君が笑ってる、
綺麗で美しい世界が
愛を語るんだ
動き始めた時間が
迎えに来てくれたから
もう、いいよ。
目が、覚めた。
電子の窓を開ける
ゼロとイチで構築された
コードが少年を繋いだ
命の音は軽く消える
まるで人形の様だ。
少年は何も言わず
ただ悲しそうに俯いた
浮かんでいく泡沫と
塗り潰していく意識と
もう笑えないんだ、と
静かに告げる断罪も
コードが絡む、
少年は息を詰めた
何度だって、
何時だって
其処にあるのは
隠しきれない疑念の塊
『存在意義を下さい』
どれだけ切望しても
少年の願いは届かない
歯車と機械の中で
少年は生き続けて
ただ其処から見える世界は
落下していく街の姿
憎い程の青空と
息を呑む程の灰色と
雑踏に紛れた誰かの声
きっと知っている筈なんだ
少年の指が描く
電子の心臓を打ち抜いて
抜けだした絶望も
素敵な事なんだって
そう言って笑ってほしくて
少しの微熱ですら
きっと美しい事なんだろう
彩られた縁取りで
静かに呼吸を止めて、
「少年は白い嘘で生まれた」