重ねた嘘の形を


押し固めた欲望の型で


隣で笑う誰かの影を


思い切り踏み躙った


蹂躙、略奪、強欲の塊が


仮面みたいに上辺の愛想を語る


何処へ行ったんだい?


どうせ本当を言わないなら


一つも語りゃしない癖に


溢れ出した本音の裏で


矛盾だらけの愛の形探して


どれが本当なんだい?


返答一つないのは


夢を壊した現実で


双眸が映した自由なんて


偶然装った必然なのに


死んでしまえよ!


集る蟻の様に


蔑まれるくらいならさ!