コードレスの世界へ

正当性を求めて

少年は歩き出す

白い嘘だらけの世界は

少年の為なんかじゃないから


探してほしくないから

何も言わないんだよ

少年の存在の必要性が

誰かに語られるくらいなら

最初からいないほうが

少年は嬉しかったのに


本当は逃げたいんだ

嘘、逃げたくはない

だけど居場所がなくて

構築された世界が

少年を排除していく


どうして僕は望まれない?

繋ぎを間違えて

どうしてか正常を失って

異常が蔓延るファイルで

僕が生きている事も

きっと全部が奇跡だって

信じていたい事も

信じた事も

全部嘘になってしまえば

幸せが此処に在るって

そう言える気がしたのに


矛盾の塊は知っている

少年はゼロとイチに還るんだと


存在の全てが異端で

きっと存在の意味が

全ての始まりで

全ての終わりになるんだ




「少年は白い嘘から逃げたかった」