返す言葉もなく
遥か美し、
じゃあそのまま
真直ぐ行ってみようか!
白線越しの君に
鮮やかに手を振る
そんな季節で
思い出せるかい?
埋めたままの口元で
笑うのはお約束さ
チェック柄の首元で
真剣な顔して三分
もう思い出せないんだ
それでもいいか、なんて
別にいいじゃないか!
そんなもんだって
言い切っちゃえば
笑える筈なんだ!
綺麗に弾けた
感情一つ抱えてさ
君の手を取ってさ
ハローハロー!
世界は美し、
君と愛し!
返す言葉もなく
遥か美し、
じゃあそのまま
真直ぐ行ってみようか!
白線越しの君に
鮮やかに手を振る
そんな季節で
思い出せるかい?
埋めたままの口元で
笑うのはお約束さ
チェック柄の首元で
真剣な顔して三分
もう思い出せないんだ
それでもいいか、なんて
別にいいじゃないか!
そんなもんだって
言い切っちゃえば
笑える筈なんだ!
綺麗に弾けた
感情一つ抱えてさ
君の手を取ってさ
ハローハロー!
世界は美し、
君と愛し!
朦朧として
何も見えなくなった
白く淡色に滲む
嘘は誰にだって優しく
ただの足音も
聞こえなくなるんだ
「君は知ってるか?」
答えは要らないさ
何故、と溶け出す
言葉すら投げ捨てて
愛しているよ、
知らないふりをして。
振り払う、
細かく傷付いて
逃げ出そうと
足掻いても
上辺を滑る傷跡が
辿る様に貼り付いて
泣き出してしまうから
「君は、知ってるか?」
聞かないでくれよ
何も見えないのが
答えなんだと
朦朧と浮かぶ
呆けた頬と撫ぜる
生温い風は
優しくとも何ともなく
あいしているよ。
聞こえないのは
何時だって嘘だから
表面だけが
浮足立つ様に
揺れている、
もう、いいんだろう?
終わったんだ
嘘の狭間に覗いた
白いだけの言葉が
色に溺れる前に
愛しているよ。
答えなんて、何処にもないのに。
逆さに映る。
湖面は離れて
また揺らめいた
遠のく視界
零れ落ちた
星の欠片
泣きそうだね、
思い出せなくて
きっと愛おしく
緩やかに転げた
夢の様な
そんな世界で
逸れてしまった、
この心は
傘を差す事も
忘れてしまって
月は見えないで
星は落ちていく
僕の隣は
仄かに溶けたまま
近付いていく
夜の瀬に
揺らめいた
幽かにちらつく灯を
思い出せるか?
離してくれよ
月の輪が白く醒めた
鏤めた声を
広げた君の追いかけ
その手を拝借、
躓いたままにワルツを
きっと泣き出しても
この場所が
美しいままで在る様に
一筋、なぞる
この夢が覚めぬ様。
其処を最後にする。
届かない言葉は
ぐちゃりと地面に落ちた
伝わらない感情
汚く擦り切れた心は
針を含んだまま
束ねたのは意味もなく
理由すらもない
ただそれがそうだっただけ
知らなくてもいいだろう、
なんて小さな言い訳も
幼い頃の衝動に似て
また言い出せないまま
言葉の死骸が
足元に転がった
まるで獣の様だ、
続かない言葉は
きっとこう続くだろう
拙い言葉で変わらないで
目を伏せたまま
痛みを伴って
鋭利な物で切り裂いてしまえば
戻ってくる気がしたのに
何も手には残らず
滑り落ちたままの過去も
拾い集めずに
ただ人のせいにして、
嗚呼そうだ、責任転嫁して
それで僕が望んだのは
何一つ見付からないまま
踏み付けたのは
何時かの憧憬
どうしてこうなった?
そうしてこうなった、
僕は、君と、僕は、
落ちた言葉は
何一つ伝えられず
歪んだ視界に留まる
人差し指を差し出して
ぐちゃり、と
落ちた世界は
泣き出す姿にも似てる
そんな気がした
貫いた針は
僕を目を見ないで
何時だってそうだ、
曖昧に笑ったまま
誤魔化さないでくれよ
知りたいのは
それじゃないんだ
選べない癖に
虚しくなる程の痛みは
明日を傷付けていくから
静かに手を取る
その瞳に浮かんだ
約束は枯れ果てた
それだけの話が
苦しく気道を詰めた
ごめんね、
そんな話は
聞きたくない
鼓膜を揺らした音から
目を逸らし続けて
笑えない君の頬は
引き攣った様に歪んで
カラカラと嗄れた
喉は死んでしまった
笑い合えると
何時誰がそう言った?
夢の話はとうの昔に萎えて
繕う事も忘れて
ただそれだけの事が
まだ痛みを伴った
君は笑えるか?
僕はまだその手を取れない
笑える筈もないさ
そうだろう?君だって、
泣きたくなる程の悲しみは
何時でも此処に残って
曖昧に笑う
それだけが寂しくて