貫いた針は

僕を目を見ないで

何時だってそうだ、

曖昧に笑ったまま


誤魔化さないでくれよ

知りたいのは

それじゃないんだ

選べない癖に

虚しくなる程の痛みは

明日を傷付けていくから


静かに手を取る

その瞳に浮かんだ

約束は枯れ果てた

それだけの話が

苦しく気道を詰めた


ごめんね、

そんな話は

聞きたくない

鼓膜を揺らした音から

目を逸らし続けて

笑えない君の頬は

引き攣った様に歪んで


カラカラと嗄れた

喉は死んでしまった

笑い合えると

何時誰がそう言った?

夢の話はとうの昔に萎えて

繕う事も忘れて

ただそれだけの事が

まだ痛みを伴った


君は笑えるか?

僕はまだその手を取れない

笑える筈もないさ

そうだろう?君だって、

泣きたくなる程の悲しみは

何時でも此処に残って


曖昧に笑う

それだけが寂しくて