悲しげに顔を伏せ
何時か忘れてしまう事を
小さく怖がっていた
それは罪になりますか?
動くの止めた時計が
動かない瞳を縫い付けて
針が腐っていく
僕の足も壊れた様に
錆付いた思考は
何も伝える言葉を持たず
ただ其処にあるだけで
優しいものは何もない
いっそ苦しみだけだと
泣きそうな顔を歪めて
笑う事を諦めた
移動する季節は
陽炎を引き摺って
世界の終わりを夢見た様に
凍り付いた世界に目を閉じた
悲しい程に苦しく
優しい程に辛い
柔らかに胸に満ちた
張り裂けそうな程に、
期待は痛みで心を貫いた
呼吸すら、痛く。
呼ばれない名前は
最果てに溺れてしまった
立ち止る足は
何も映さない硝子の壁
それが罪であるなら
これが罰であるように。