例えばの噺だ。


それは夢の様で

君の人生が真白に滲んで

そっから先が無くなれば?


誤魔化せない焦りと

理不尽な順路を辿って

笑えない嘘塗れで

地図は黒に塗り潰されて

進み出す足さえも

竦んでしまってさ!


馬鹿みたいに引き攣る

その頬にキス一つ落として

問題ないよ、なんて。さ


例えばだ、

例えばの噺。


その先真っ逆さまに落ちて

ぐっちゃぐちゃの人生と

上手く笑えないって

そう言ってもさ

この心を君には渡せなくて


丁寧に折り曲げて

オブラートに隠した

心臓は理想に溺れて

本当のところ君は知ってるか?

我が儘だなんて事は

分かってる癖にさ、


例えばの噺で

君は変われないだろう?