蔑み見下す
感情論は破滅一途
風前に笑う
偽善を食い散らかす
糧にするには
随分幼くて
受け入れるには
時間が足りない
嘘吐きは要らないよ
吐き出す言葉が
傷付ける前に
この手を離せばいい
背負う全てが
潰しにかかる
細く華奢な背中に
僕が投げかけるのは
慈悲もない
上辺だけの愛情
それでいいんだよね
それが正しいんだ
僕が護るのは
君じゃないよ
蔑み見下す
感情論は破滅一途
風前に笑う
偽善を食い散らかす
糧にするには
随分幼くて
受け入れるには
時間が足りない
嘘吐きは要らないよ
吐き出す言葉が
傷付ける前に
この手を離せばいい
背負う全てが
潰しにかかる
細く華奢な背中に
僕が投げかけるのは
慈悲もない
上辺だけの愛情
それでいいんだよね
それが正しいんだ
僕が護るのは
君じゃないよ
なにもないよ
漏れ出していく
言葉の羅列に
目を瞑って
祈ろうか
なにもないの
消してくれたら
事運ぶ全て
笑っていられるかな
最後だって言っても
曖昧に笑うだけで
柔らかな声で
可笑しいよね
僕は悲しいよ
なにもない
ぼやけたままの
仄かな輪郭すら
覚えてないよ
忘れたく、なかったのに
塞いだのは全部
覚えていたかったから
続ける言葉も
途切れ途切れに伝う
なにもない、
行けないから
もしも、僕が。
言えたらさ
逃げないでほしいな
忘れないでほしい
覚えててほしい、けど。
なにも、ないから
君も、いないんだよね
届かない宛先に
泣き笑いを崩して
向こうを望むの
連れていって
寒いから、
腕を掴んで
縺れる足を引き摺る
ぼんやり浮かぶ
真白な月を見下ろして
撥ねる水辺に
見えない行き先を指し示す
「ほら、」
集めた両手に
溢れだす光の束
丸い井戸の中で
届かない遠い声に嘆く
何処なんだろうか
温く通り過ぎる風が
鼻腔を擽る
そうして、飛び去る
「もう、」
いいんだろうか
この場所へ帰化する嘘を
ゆるり流される音に
薄緑の世界を砕く
水辺に咲き誇る花見月を
腕に抱きしめたまま
眼を瞑り耳を塞いだ
土に水を湛えて
向こうを望む天地の声は
私を求めてはいない
ほら、おかえりなさい
緩やかに溺れる
光の海の中では
誰も飛べないのだから
なぜ隠した
静かに震えた唇は
言えない言葉を増やす
零した感情も
触れた温度に泣いて
俯いて見えない表情も
伝う涙に反射する
深くも潜って
隠れた命の姿も
苦しみからの解放を
望んでは殺してる
苦しいともがけば
着かない足を張り詰めては
両手を伸ばす
崩れ落ちた身体を
二度とないように抱きしめて
私を許してよ
踏み外した
階段の奥の方
君が笑うのは
その後。
意味を失って
初めて零れる
縺れる音を吐き出す
爪を立てて
紛れる言葉を探す
涙が溢れる前に
「これが、」
差し出す掌に
乗っかる嘘は僕
恥ずかしいという様に
前髪で隠した表情
君が知らないだけの
僕の本音は俯いたまま
上から見下ろすには
僕はあまりに幼い
君は、笑ってるけど、
震えているんだよ
収まらない
君が捕まえた腕に
いつまでも囚われてる
スノッブを抱える君を
僕がどうして許せる
掠れた声も
届かなければいい
恨み辛みだけど
緩やかに吐き出す
引き裂きたい喉を
両手に包んで泣き出す
あの時から変わらないよ
僕は落ちていってる
今もずっと、あの場所から
君に突き落とされてる
戻れないよ
打ちつける言葉は
僕を容易く壊すから
飛びだした場所に
救いがあればいい
君はあの場所で、
笑ってるけど。