なにもないよ


漏れ出していく

言葉の羅列に

目を瞑って

祈ろうか


なにもないの


消してくれたら

事運ぶ全て

笑っていられるかな

最後だって言っても

曖昧に笑うだけで

柔らかな声で

可笑しいよね

僕は悲しいよ


なにもない


ぼやけたままの

仄かな輪郭すら

覚えてないよ

忘れたく、なかったのに

塞いだのは全部

覚えていたかったから

続ける言葉も

途切れ途切れに伝う


なにもない、


行けないから

もしも、僕が。

言えたらさ

逃げないでほしいな

忘れないでほしい

覚えててほしい、けど。


なにも、ないから


君も、いないんだよね

届かない宛先に

泣き笑いを崩して