呟いた言葉は
ゆるり弧を描いて
君の空へ飛んでいく
届け、
声には出さない
余りすぎた感情も
締め出す喉の奥
感覚だけがはっきりと
輪郭を描いて笑う
届け。
放物線は緩やかに
下降しては君を覗く
心の奥で、笑えばいい
愛することも
君相手ならいくらだって
選ぶこともしないで
言葉は何度も零れる
隠れた星は淡く光る
仄かに白く浮かぶ
真白な肌に乗っかった
双眸を抱きしめる
届かなくても
愛を語るのは自由で
軽い安い言葉でも
隠せないんだよ
そこに存在したから
届け、
届け。
届いて。
愛を、
呟いた言葉は
ゆるり弧を描いて
君の空へ飛んでいく
届け、
声には出さない
余りすぎた感情も
締め出す喉の奥
感覚だけがはっきりと
輪郭を描いて笑う
届け。
放物線は緩やかに
下降しては君を覗く
心の奥で、笑えばいい
愛することも
君相手ならいくらだって
選ぶこともしないで
言葉は何度も零れる
隠れた星は淡く光る
仄かに白く浮かぶ
真白な肌に乗っかった
双眸を抱きしめる
届かなくても
愛を語るのは自由で
軽い安い言葉でも
隠せないんだよ
そこに存在したから
届け、
届け。
届いて。
愛を、
失わぬよう。
永久の物語
壊れないように
淡く両手で包む
離れぬよう。
青を溶かす
滲んだ視界は
誰も気付かない
罅割れた時間
割れぬよう
きつく両腕で抱く
離れぬ、よう。
移りゆく花の夢
色彩は溺れる
この地に行かん
大粒の雫の意味を
篠突く両足で穿つ
傷付かぬように
十しかないこの指で
緩く祈りを組む
張られた弦を
爪先で弾きながら
これを謳う
記憶の在り処を
見定めよと
紡ぐ言葉の末に
この身の理を囁く
逃げぬように、
塞いだものを
天駆ける蒼に広げる
それが答えと
云えばそれまで
閉ざした口先に
音は全てを拒んだ
逃げぬように。
浅い眠り
浮かび上がる
呼吸を止める
泡沫は悲しく
白濁とした記憶を
淡く思い出す
揺られた思いと
悲しいだけの言葉
幼い君の声は
優しいだけの
夢のよう
「分かってる」
行き着かない
錯綜する情報
混濁して落ちていく
緩く跳ねていく
飽和した思いは
漏れ出す様に
溢れだした
淡い色した
君の瞳に重ねる
どうすればいいのか
引っ張られる様に
眠りの淵へたつ
君は、まだ。
「分かってる」
どれだけの愛を込めて
君の首を締めればいいのか
答えだけを
くれればいいのに
怖いよ
何が?
どうしても
届かない
それが
おわりと
はじまりは。
綺麗なだけの
湖、
触れる
揺れる
きっと、
きっと
気付いてた
でも。
言い訳も
呑みこんで
それだけの
嘘を
繰り返せば
届く
気がしたんだ。
本当は
さみしいけど。
視界暗転
暗幕の後ろで
駆けずり回る
届かないから
向こう側を
思う。怖い。
それは落ちていく
最初か ら分かってた
希望なんてないけど
それでも両の手を
胸の前で組み合わせた
祈りなんて
踏み躙られるけど
蹂躙された
記憶の向こう
懺悔と戯言の
誤魔化しの嘘
漂う空気の
壊れそうな機械
僕は墜落する
君の場所へ
願い事一つ
口に含んで
眩い光は、空高く
暗闇の中で
引き攣れて光ってた
知ってたよ
でもね、僕の。
僕の願いは一つだけだから。