呟いた言葉は

ゆるり弧を描いて

君の空へ飛んでいく


届け、


声には出さない

余りすぎた感情も

締め出す喉の奥

感覚だけがはっきりと

輪郭を描いて笑う


届け。


放物線は緩やかに

下降しては君を覗く

心の奥で、笑えばいい

愛することも

君相手ならいくらだって

選ぶこともしないで

言葉は何度も零れる


隠れた星は淡く光る

仄かに白く浮かぶ

真白な肌に乗っかった

双眸を抱きしめる

届かなくても

愛を語るのは自由で

軽い安い言葉でも

隠せないんだよ

そこに存在したから


届け、


届け。


届いて。


愛を、