向かい合った自分自身に
かける言葉も見付からず
散らかったままの感情は
不自由な心を持てあました
悲しくは無い
自分の事を
愛する事はない
寂しくは無い。
寂しさなどは
とうの昔に殺した
夢の続きは
烏に食われて死んだ
信じる事も
前を向く事も
寄せた掌も
真直ぐな視線も
まるで理想を描いた
そんな地獄絵図だ
焼け付く様な痛みも
死んでいく温度も
全部胸の内だけで
眼に映る絶望は
確かに見慣れた暗闇で
愛しと泣いた嘯きも
吐き出した毒素の様に
白鳥は、烏に食われた
血肉も心も全て
鳴き出す烏の腸に
虚ろに隠した声の在り処を
此処に在った筈の
心の臓を探し続けて