4月~6月は故障し始めていたがまだ何とか走れていた

 

そして本格的に走れなくなったのが6月末だった

 

 

以前の記事はこちら↓

 

・故障した経過について

 故障を振り返る

 

・故障した場所について

 半膜様筋腱炎(腱鞘炎)とは

 


7月~9月までの3か月間はスポーツ整形外科で半膜様筋腱の炎症を抑えるステロイド注射や腱の滑りをよくするヒアルロン酸注射を打っていた
(最初は左足だけだったから途中から右足も痛めて両足となった)

 

 

ステロイド注射は打ちすぎると腱が弱くなって切れてしまうこともあるため、そこで治療は一区切りとなった

 


そして10月からの約1か月半、

新横浜の日産スタジアム内にある「横浜市スポーツ医科学センター」でリハビリを行った

 

 

ここは最先端のリハビリ施設で、常時11~12名の理学療法士(アスレティックトレーナー資格保有者含む)が中心となり、スポーツ外傷や成長期の疾患、整形外科疾患に対する運動療法・物理療法のほか、トレーニングやフォーム・スキルチェックなども実施し、円滑なスポーツ復帰と再発予防を目的としたアスレティックリハビリテーションを行っている

 

 

リハビリは担当の理学療法士のもとに次の流れで行われる

 

①各部位の評価
身体の詳細な評価を行い、リハビリを行う上での治療方針や効果目標を説明し、運動療法を処方する

硬くなっている場所(ほぐす場所)を書いてくれる

 

②物理療法
様々な治療器を用い、腫脹の軽減、筋の過緊張の緩和、損傷した組織の治癒促進などを行う

超音波治療器

 

組織の伸展性や炎症の治癒を高める

 

干渉電流型低周治療器

 

二つの異なる電流を流す

筋肉のリラクゼーション、血流促進、疼痛除去

 

③ストレッチ・ほぐし
必要に応じて器具を用いながら、過緊張となった筋のリラクゼーションや関節可動域の改善のためのストレッチを行う

挟んで足をブラブラさせる(片足10分)

 

テトラ

 

テトラに体重をかけて足ブラブラ(片足10分)

 

④筋力トレーニング
患部の状態に合わせた筋力強化(改善)トレーニングを行う

右足の中臀筋

 

足先を内側に向けてハムストリングの内側に負荷をかける
 

低周波治療器を流しながらスクワット

 

⑤スポーツ動作トレーニング
痛みを生じる動作を詳細に分析し、全身的にバランスの取れた安全で効率的な動作を提案する

ゆっくりかかと歩き(接地を支える筋肉をつけるため)

これが超むずかしくてキツかった…

 

⑥評価
リハビリ後の身体の状態を評価し、今後のプログラムを提案する

 

 

ここでは得ることがたくさんあった

 

痛みの原因となる部位(ほぐすべき部位)がわかったり、そのほぐし方を教わったり、患部に負担をかけないために鍛えるべき筋肉とそのトレーニング方法を教わったり…

 

理学療法士ってカッコいいなって思った

 


リハビリは毎回2時間ぐらいかかった(結構ハード…)

 

ここで教わったことはリハビリに通わなくなった今でも毎日行っている

 

ほぐし、ストレッチ、筋トレ

 

故障が治ったとしても身体のケアとして今後も必要なことであり、故障しなければこういった知識は得られなかっただろう

 

 

故障したことを無駄にせず、いずれプラスに変えられるようにしたい