マリー・アントワネットって言うと日本人的にはどうしても“ベルばら”を思い出してしまう。
そういう意味では外国人が描いたマリー・アントワネットなんか見ておもしろいかな?
…と思ってしまうんだけど。
でも、今回はフェルセン伯爵を演じている古川雄太目当てなので、その辺は…。
まぁ、いいか(^^;
18世紀末。
マリー・アントワネット(笹本玲奈)はオルレアン公(吉原光夫)が主催する仮面舞踏会を楽しんでいた。
スウェーデンに帰国していたフェルセン伯爵(古川雄太)とも久々に再会。
喜ぶがマリーの前に一人の女が現れる。
彼女の名はマルグリット・アルノー(昆夏美)
仮面舞踏会に似合わぬ貧しい身なり。
マルグリットは国民が食べるものもなく苦しんでいることをマリーに訴えるが、マリーは相手にせずシャンパンを差し出す。
マルグリットはマリーにシャンパンをかけるが、まったく気にしないマリーに怒りが募る。
マルグリットは偶然出会った詩人ジャック・エベール(坂元健児)の詩を気に入り、曲をつけて歌う。
オーストリア生まれ
あばずれとは誰?
下手くそなフランス語囀ずる女
淫らで派手好き
浮気で移り気
男も女もどっちも相手する
憐れ国王は笑い者
オーストリア女じゃお手上げさ
オルレアン公と繋がりがあるジャックは、マリー・アントワネットを中傷する記事を書き、新聞は飛ぶように売れた。
そして、国王の失脚を狙うオルレアン公は王妃のご機嫌を取りたいローアン大司教にマリーが欲しがっていた首飾りを渡すよう提案する。
どうしても王妃に直接渡したい、と言うローアン大司教の申し出に、マルグリットがドレスを着て王妃のフリをする。
マリーはこの件でローアン司教をだましたと国民の不興を買い、押し寄せた暴徒により国王一家はチュイルリー宮殿に幽閉された。
そして、マリーの元にはスパイとしてマルグリットが送り込まれる。
え~、なんかおもしろいかも~(^^;
最初に外国人が書いたマリーと言ったけど、実は原作は遠藤周作だそう。
(脚本は向こうの人だけど)
そーなんだー。
華やかな時代のマリー・アントワネットではなく、チュイルリー宮殿に移されて国王が処刑され、子供と引き離され、自らも裁判を受けて王妃としての自覚に目覚めていく時のほうがおもしろいから。
マルグリットと言うのは架空の人物なんだけど、マリーと同じMAのイニシャルを持つ。
市民の目を通して見たマリー・アントワネット像なんだけど、ベルばらはオスカルの目を通して見たマリーだし、
マリー・アントワネットってそういう風に描いたほうがわかりやすいのかも?と思う。
だってマリーって明かに若干天然だし(^^;
本当はマリーの姉が嫁ぐ予定で花嫁修行もしっかりしたそうなんだけど、諸事情からほかに嫁ぐことになって急遽マリーがフランスに行くことになったから。(Wikipediaより)
姉が嫁いでいたら歴史が変わっていたかも!?と言われている。
ただ国王との関係は良好で子供も二人いるし、フェルセンとの関係もとやかく言われることはない。
国王はフェルセンを近衛隊長にしてもいいとまで言っている。
フェルセンは断るんだけどね。
この舞台におけるフェルセンの役割もマリーの天然を諭す役どころで、しきりに国民の声を聞くように、現実を見るように訴えるが、史実通り効果はなく…。
それよりも私らベルばらの影響でフェルセン、フェルセンと呼んでいるけど、マリーが、
「アクセル!」
と呼ぶのを聞いて目から鱗がボロボロ落ちた、と言うか…。
そーだよねー。
フェルセンて苗字じゃん(^^;
普通ファーストネームで呼ぶよね~。
てか、何でベルばらはフェルセンだったんだろ~!?
しかもアクセルってヨーロピアンぽくない…(^^;
ハンス・アクセル・フォン・フェルセンだからハンスでもいいんじゃないの?
そっちのほうがヨーロッパっぽい。
違和感満載(^^;
マルグリットはとにかくマリーが気に入らないから、表向きメイドとしてチュイルリー宮殿に潜り込んだのを良いことにマリー宛ての手紙まで見ようとする。
だが、母親としてのマリーを見ているうちに憎しみは薄れてゆき、フェルセンに頼まれて二人を会わせることを了承した。
フェルセンがマルグリットを見て「どこか王妃に似ている」と言ったこと。
マリーが歌っていた父の子守唄を、何故かマルグリットが知っているとわかったこと。
マリーはオーストリアに援軍を求める、謂わば謀反の手紙をマルグリットに預けていたのだが、マルグリットはそれを仲間に打ち明けることが出来なくなっていた。
タイトルはマリー・アントワネットなんだけど、マルグリットの話と言ってもいいくらい。
あとオルレアン公の人、すごくいい声だった。
お馴染み劇団四季出身だそうなので納得なんだけど、
なんと2006年、2008年に上演した時は高嶋政弘が演じたそうだ。
それは見たかった…(^^;
しかも、その時はカリオストロ伯爵と言う役があって、国王夫妻に予言をするが、反感を買って追い出されてしまう。
だが、その後も裏で二人の人生を操っている…。
と言う役で、なんと山口祐一郎がやっていたそうで…。
あぁ、本当に見なくて後悔(>_<)
マルグリットは偶然出会った詩人ジャック・エベール(坂元健児)の詩を気に入り、曲をつけて歌う。
オーストリア生まれ
あばずれとは誰?
下手くそなフランス語囀ずる女
淫らで派手好き
浮気で移り気
男も女もどっちも相手する
憐れ国王は笑い者
オーストリア女じゃお手上げさ
オルレアン公と繋がりがあるジャックは、マリー・アントワネットを中傷する記事を書き、新聞は飛ぶように売れた。
そして、国王の失脚を狙うオルレアン公は王妃のご機嫌を取りたいローアン大司教にマリーが欲しがっていた首飾りを渡すよう提案する。
どうしても王妃に直接渡したい、と言うローアン大司教の申し出に、マルグリットがドレスを着て王妃のフリをする。
マリーはこの件でローアン司教をだましたと国民の不興を買い、押し寄せた暴徒により国王一家はチュイルリー宮殿に幽閉された。
そして、マリーの元にはスパイとしてマルグリットが送り込まれる。
え~、なんかおもしろいかも~(^^;
最初に外国人が書いたマリーと言ったけど、実は原作は遠藤周作だそう。
(脚本は向こうの人だけど)
そーなんだー。
華やかな時代のマリー・アントワネットではなく、チュイルリー宮殿に移されて国王が処刑され、子供と引き離され、自らも裁判を受けて王妃としての自覚に目覚めていく時のほうがおもしろいから。
マルグリットと言うのは架空の人物なんだけど、マリーと同じMAのイニシャルを持つ。
市民の目を通して見たマリー・アントワネット像なんだけど、ベルばらはオスカルの目を通して見たマリーだし、
マリー・アントワネットってそういう風に描いたほうがわかりやすいのかも?と思う。
だってマリーって明かに若干天然だし(^^;
本当はマリーの姉が嫁ぐ予定で花嫁修行もしっかりしたそうなんだけど、諸事情からほかに嫁ぐことになって急遽マリーがフランスに行くことになったから。(Wikipediaより)
姉が嫁いでいたら歴史が変わっていたかも!?と言われている。
ただ国王との関係は良好で子供も二人いるし、フェルセンとの関係もとやかく言われることはない。
国王はフェルセンを近衛隊長にしてもいいとまで言っている。
フェルセンは断るんだけどね。
この舞台におけるフェルセンの役割もマリーの天然を諭す役どころで、しきりに国民の声を聞くように、現実を見るように訴えるが、史実通り効果はなく…。
それよりも私らベルばらの影響でフェルセン、フェルセンと呼んでいるけど、マリーが、
「アクセル!」
と呼ぶのを聞いて目から鱗がボロボロ落ちた、と言うか…。
そーだよねー。
フェルセンて苗字じゃん(^^;
普通ファーストネームで呼ぶよね~。
てか、何でベルばらはフェルセンだったんだろ~!?
しかもアクセルってヨーロピアンぽくない…(^^;
ハンス・アクセル・フォン・フェルセンだからハンスでもいいんじゃないの?
そっちのほうがヨーロッパっぽい。
違和感満載(^^;
マルグリットはとにかくマリーが気に入らないから、表向きメイドとしてチュイルリー宮殿に潜り込んだのを良いことにマリー宛ての手紙まで見ようとする。
だが、母親としてのマリーを見ているうちに憎しみは薄れてゆき、フェルセンに頼まれて二人を会わせることを了承した。
フェルセンがマルグリットを見て「どこか王妃に似ている」と言ったこと。
マリーが歌っていた父の子守唄を、何故かマルグリットが知っているとわかったこと。
マリーはオーストリアに援軍を求める、謂わば謀反の手紙をマルグリットに預けていたのだが、マルグリットはそれを仲間に打ち明けることが出来なくなっていた。
タイトルはマリー・アントワネットなんだけど、マルグリットの話と言ってもいいくらい。
あとオルレアン公の人、すごくいい声だった。
お馴染み劇団四季出身だそうなので納得なんだけど、
なんと2006年、2008年に上演した時は高嶋政弘が演じたそうだ。
それは見たかった…(^^;
しかも、その時はカリオストロ伯爵と言う役があって、国王夫妻に予言をするが、反感を買って追い出されてしまう。
だが、その後も裏で二人の人生を操っている…。
と言う役で、なんと山口祐一郎がやっていたそうで…。
あぁ、本当に見なくて後悔(>_<)
フェルセンの出番が少ない!
しかも衣装が軍服かコートで、いわゆる
ヴェルサイユな衣装じゃない!
軍服好きなんだけど、
どちらかと言うと軍服フェチなんだけど、
もっと違う軍服が好きなんだよなー(^^;
でも、もう一回見たいわ~。
でも、もう一回見たいわ~。
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フェルセンに関してあれこれ
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黒い騎士事件とアンドレ
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