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※舞台“マリー・アントワネット”の続きです。長いです。



前から思っていたんだけど、フェルセンてスウェーデン人なのに何でフランスにいるんだろう?

と言う疑問があった。

実はフェルセンの父親がフランスを第二の故郷と思っていて、家でもフランス語で会話していたそうだ。

10代の時ヨーロッパを3年間遊学。
18歳で社交界にデビューした時はかなりモテたらしい。

フェルセンがフランスの王妃と仲良くすることはスウェーデンにとって利益があるらしく、
何の得があるのかはわからないけど、フランス革命は阻止したかったようだ。

なのでフェルセンが国王一家を海外脱出させようとしたのはスウェーデン側の希望でもあったと言える。


ベルばらのフェルゼンはとにかくイケメン!!!
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舞台“マリー・アントワネット”を観てからベルばらのストーリーを確認しているのだけど、本当にほぼ忘れている。

そもそもオスカルがフェルゼンを好きだったこともよく覚えていない(^^;

何かある日急に女装(?)して素性を隠して舞踏会へ行き、フェルゼンと踊ったことくらいしか…。



あらすじを追ってみると、フェルゼンは王妃一筋だから、王妃から「今日は会えない、とフェルゼンに伝えて欲しい」とか辛い役目を負わなければならないこともあって、人知れず一人で泣いたこともあったようだ。

アメリカの独立戦争に参戦した時は「死んでしまうのではないか?」と不安になり、居酒屋でヤケ酒を飲んだことも。

フェルゼンが独立戦争から無事に戻ってきて安堵したのも束の間、フェルゼンはやっぱり王妃一筋で、オスカルは彼を諦めるために舞踏会へ行き、踊った、ということがわかった。



あ~、そ~だったのかぁ~。

それはわかる。
わかるなぁ。



そんなオスカルを影で支えているのがもちろんアンドレ。

雨の中、ずぶ濡れでフェルゼンに王妃の伝言を伝えたオスカルをマントを持って迎えに行ったり。

この時アンドレはオスカルをお姫様抱っこして、どさくさに紛れてキスしたらしい(笑)


「星が綺麗だ……このまま朝までお前を抱いて歩くぞ」


オスカルは寝ているフリで涙を流す。




全然覚えていない(^^;




居酒屋でヤケ酒を飲み、ほかの客に絡まれた時も庇ったのもアンドレ。



フェルゼンを諦めたあとオスカルは自立しようと近衛隊を辞め、身分の低い衛兵隊へ移る。

アンドレにも付き添う必要はないと言うが、アンドレは自ら衛兵隊に入隊する。




…とどこまでも献身的なアンドレだが、一度つまづいたことがあって、それはジェローデル大尉がオスカルに求婚した時。

オスカルが近衛隊を辞めたあと離れてしまうことに不安を感じて求婚するのだが、この時アンドレは平民と言う身分と使用人と言う立場を嫌というほど思い知らされる。

その結果オスカルと心中しようと毒入りのワインを飲ませようとした。

まぁ、未遂に終わっているけど。



その後衛兵隊に入るとアランにまで好かれる、と言う…。

オスカルって結構モテるんだな~(^^;



確かにドレス着た時は美人さんでびっくりしたけど、普段から軍服とか着てる人を好きになるかな?



そのあたりが子供の頃よくわからなかったのと、フェルゼン好きだったのにアンドレに心変わり(?)をするのもわからなかった。

10代前半の頃までは好きになった人は一生好きなんだ、と思っていたから(笑)



コレだとアンドレの気持ちが全然報われないなぁ(^^;
最後は両思いになったからよかったけど。



でも、自分に気持ちがなかったら、そんなに一途にされたら辛いかなぁ。

辛いと言うか、申し訳ないと言うか…。



愛しても、愛と呼べない
僕の目は、もう君を見ることが出来なくなる
オスカル……オスカール!




エンディングに入っているアンドレの台詞だけど、前にネットで見ていたら途中からなくなったらしい。

そのトピには「不評だったから」と書かれていたが、別のトピを見たら池田先生が「あれはないほうが…」と言ったとか言わないとか。



ただ、ベルばらを知らない人があれを見ると

「あの人、目が見えなくなるの?」

という話になり、完璧な



ネ タ バ レ!


なんだな、と(^^;



た、確かに…。

原作読んでるとアンドレが失明するの知ってるから、何の疑問もなく聞いてしまうな。




ベルばらってかなり昔に描かれたけど、今も外伝とか出ていて“ポーの一族”とかと若干リンクしているらしい。


それはすごいな、って思うけど、


「その時代にポーの村に行ってもエドガーとメリーベルはいないはずなんですけど…」



と皆さん細かい(^^;



細かいと言えば、オスカルとアンドレが居酒屋に行った時も二人はジョッキで飲んでいたそうで


「フランス人なのにジョッキでビール?」

「あっ、シードルかもしれないですね」

「ベルギーが近いからビールかも?」


とピンポイントで見ていらっしゃる。

ま、時代考証はしてると思うけど、みんな本当に細かく見ていておもしろい。









マリー・アントワネット。1回目観劇。
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