顧問CFO川井隆史のブログ -458ページ目

見える化 見せる化 -足りないもの 企業買収の見える化7

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


見える化 見せる化で企業買収をみています。


前回買収(合併もそうですが)で相性が大切


という話をしました。企業の相性とはなんでしょうか?


これはいわゆる企業文化というものだと思います。


当然企業どおしで文化は違うと思いますが


要は尊重し合えるかです。そのためには経営者


や主たる経営チームの人たちとは買収の


意思決定の前によく話をしておくことです。


いわゆるヒトのデューデリ(買収監査)です。


そこでこのチームとは一緒に仕事を


やっていけないと感じたら買収をやめるか、


経営チームを入れ替えるかどちらかを選択


すべきです。入れ替えを選択するならば


買収と同時、または速やかに行うべきでしょう。


なぜならやはり買収されるということは


いろいろ従業員は不安になって仕事が


手につかなかったりするので、人事面の


変化は早めに行ってあとはもう変えないよ


と安心させてあげるためです。次回この


ヒトのデューデリの注意点を補足します。

ポケモンとビクティニと白き英雄、黒き英雄と映画会社の戦略

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


毎週日曜は思いついたことをつれづれなるままに


書いています。昨日子供がポケモンの


「ビクティニと白き英雄」を見てきました。


その際、「ビクティニ黒き英雄」と2つポケモン


映画がやっているということだったので


てっきり同時上映だと思っていたのですが、


実は2本別建ての映画でした。


サイトを見ても2本見るとすごく安く見れる


わけでもないようです。不思議です。


一般的にはカニバリゼーションといって


同じような商品をだすとお互いが競合


してしまいます。よくビールなどで新製品を


出すとその分旧製品の売り上げが落ちて


全体ではほとんど売上が増えないという事態をいいます。


うちの子供も妻が2本目はダメと言っている


ようですし、子供の友達も2本見た子は


あまりいないようです。つまり1本あたりの


予想売上が100でコストが50としても、


2本あわせると売上120(売上は2倍にならない)


でコストが100(50x2)になってしまいます。


したがって利益は1本のほうが多くなって


しまいます。


Webサイトをみて多少疑問が解消されました。


映画でコストの大きな部分を占める広告宣伝費


がおそらく1本分程度+α程度で済みそうだと


いうことです。また、「1つのストーリーを2つ


の物語にしました」と書いてあるので共通部分


が多くあるのかもしれません。


よって制作費用も安くできるのではないかと思われました。


したがって、たぶん映画会社の見込みとしては


ざっくり売上120でコストは60で利益60


というようなものなのでしょう。

見える化 見せる化 -相性はあります。 企業買収の見える化6

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


見える化 見せる化において企業買収をみています


前回被買収会社の経営計画自体はあまり買収価額


の評価において見ていないという話がありました。


これにはもう1つ理由があると思います。


それは買収する会社、いわゆるあなたの会社


とともに事業を行うとどのような業績になるか


ということは実は外部の人間にはわかりません。


よく経営学の言葉ではシナジーなどと呼びますが、


俗にいうと相性だと思っています。相性が悪いと


ビジネスに補完性(足りない部分を補い合う)が


あったとしても協力ができないものです。


たとえば個人向けのチャネルに強い会社(A社)


が法人向けのチャネルに強い会社(B社)を


買収しても、相性が悪いとA社の製品を


B社のチャネルで販売することにB社の担当


が非常に消極的でうまくいきません。


結構、欧米企業のドライなM&Aでも


このあたりは失敗の原因となったのを


まじかで見たことがあります。相性の違い、


会社どおしでいうと社風の違いです。


最終的に流れましたが、比較的きっちり


とした固い社風(悪く言うと官僚的)なキリン


と比較的ゆるやかな創造的な会社(悪く


言うと管理ができていない)サントリーのM&A


が破談したのはまだ記憶に新しいと思います。


じゃあいったいどうすればいいのということを次回見ていきます。