見える化 ー損益分析点
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
しばらく見えるか化の小道具について話をしています。
今回は損益分岐点です。前回固定費と変動費の話を
しました。その際、固定費は売上の増減に対して変化
がなく、変動費は売上に応じて変化する費用です。
この分析ができる前提として、あなたの会社の固定費
と変動費が分かっていないとできません。
ただ、ここでは分かっているものとして話を進めます。
赤い線が費用の線です。売上がゼロでも費用が
あるわけです。青い線が45度線なので赤と青の
線が交わったところが損益分岐点です。
この線を超えて売上が増えれば利益は
どんどん増えていきます。まぁこれはわかったけど
なんの役に経つのという話は次回へ。
見える化 ー固定費の変動費化の落とし穴(ソニーの凋落)
見える化経営コンサルティングのかわい たかしです。
見える化の小道具について話をしています。
前回固定費を変動費化する場合の落とし穴が
あるといいました。それに関して日経の日曜版で
ソニーの凋落を分析した興味深い連載がされています。
その中でソニーの凋落の1つの原因として開発と
生産現場の物理的分離が挙げられています。
ソニーがEMSに2工場を分離して、その他の
工場も子会社して分離しました。それによってソニー
の生産技術が衰えたということです。
バリューチェーンでいえばソニーは商品企画、
開発に集中しようという意図だったと思われます
が実はその強みは強い足腰である生産技術に
裏打ちされたものであったので、製造を切り離した
とたん本来強化したかった商品開発企画も
弱まったという話です。
工場を分離したので固定費が変動費化して
財務的には安定的な構造になったと思われますが。
固定費を変動費化するということで外注化、アウトソース化
ということ自体は正しい方向ではありますが、その中で
強みを失っては元も子もありません。そして、その強みは
よく見ないとわからないですよね。自分もかつてソニーが
EMSに工場を売却し、商品開発、開発に経営資源を
集中というニュースを聞いたとき優れた戦略と
感じた記憶があります。
ソニーの出井氏のような優れた経営者でも
誤るのですから難しい選択ですよね。
見える化 ー固定費と変動費
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
しばらく見える化の小道具(ツール)について
書いています。今日は変動費と固定費です。
一般的な定義としては売上の増減に対して
比例的に増減する費用が変動費、変化しない
ものが固定費です。たとえば、在庫を一定と
すると工場で使用する材料費は売上に比例して
増減します。しかし、工場の減価償却費は売上
が増減しても変わりません。ただ、現実の世界
では変動費か固定費かというのはあなたの
意思決定しだいです。困難か容易かは別として。
固定費の変動費化は可能です。わかりやすい
のが外注化です。
ファブレスという言葉を
聞いたことがあるかもしれません。これは
製造設備をもたない製造業のことでですべて
外注して、自社ブランドで販売します。
アパレル(ユニクロやZARA)のような季節や
流行で生産物が変わりやすいものに多い形態です。
いわゆる外注なので売上の増減に伴う調整は
比較的容易です。自社で製造していたら
売上が10%減ったからといって、製造費用を
いきなり10%減らせません。ただ、固定費の
変動費化には当然落とし穴があります。
それは次回見ていきましょう。
