オリンパス事件について思う ー会計士の責任
見える化経営コンサルタントのかわいたかしです。
オリンパスの事件は単なる異文化の衝突ではなく
粉飾決算といった刑事事件の様相を示してきました。
最近よく言われるのは会計士はなぜ見抜けなかった
ということですね。新聞でみたところ、含み損を抱えた
資産をファンドを通した複雑な操作で隠蔽した旨が
書かれています。よく監査の世界では網羅性
(Completeness)ということばを使うのですが
ファンド等を通し、連結対象から巧みに外されると
追っていくのはオリンンパスレベルの会社であれば
ほぼ不可能でしょう。
ただ、唯一発見の可能性があったとすれば
含み損を抱えていた時点です。金融機関に保護預かり
していたとすれば、会計士はすべての金融機関に
確認をとるので含み損は判明するはずです。
以前、15年以上前、ある大手上場企業で為替取引
関連で巨額の損失を出す事件があり、第三者委員会の
メンバー(とはいっても当時は単なる下働きです)として
調査をしたことがありました。その際、発見されたの
ですが、担当した監査法人の会計士はこの銀行確認の
手続きでその取引を見落としていました。
そこから地道に証拠書類を丁寧にみる大切さを
痛感しました。ただ、想像ですがこの資産を持っていた
金融機関を確認のリストから意図的に外したり、
決算の前に連結外に移動していたりしている
可能性もあります。そうすると、監査法人は
まず見抜けないですね。
見える化 ー予算
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
見える化の小道具で今日から予算の話を始めます。
ある程度の規模の会社になると予算を作成して
予算実績の管理をしていますが、拝見すると千差万別です。
実質的にはトップダウンで決まりほとんど現場に最良
の余地がなかったり、今度は現場が作るのは良いのですが
売上の目標の割に費用が増えすぎていたりして、
典型的には国や地方公共団体のように年度末になると
予算消化活動が盛んになったりします。新しい動き
としては硬直的な活動を生むということで予算がない
企業があったりします。ここでは「見える化」のため
の小道具である予算に絞ってお話を始めます。
日本人の9割に英語はいらない
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
マイクロソフトの日本法人社長のようなもっとも英語を
重視しそうな方が「英語はいらない」というような本を
書いているので興味を持ちました。共感する点は
楽天の極端な社内公用語英語化にはじまるような
英語教育狂躁曲に警鐘を鳴らしている点でした。
外資系企業でも営業、人事、技術開発などきちんとした
専門的な柱があって初めて英語が出来ることが
プラスになります。したがって「英語だけ出切る」
ではお話になりません。
また、逆に1割の人(例えば国政の政治家とか
エリート官僚、グローバル企業の幹部)はもっと英語が
できなくてはならないにも同感です。一般の人からすると
TOEIC900点以上とか英検一級などは英語が出来る人
と思われるかもしれませんが、ここでいう1割の人は
このレベルだけでは全然不十分です。自分もこの
レベルに達した後も英語では苦労し、勉強しました。
ただし、私は残り2~3割程度はある程度の意思疎通が
可能なレベル(英検1級程度)が今後のグローバル化を
考えれば必要だと思います。ビジネスの共通語は
英語なのです。自分は大学で英語の単位を落とす
くらい英語が嫌いですし、苦手だったので社会に
入ってすごく英語では苦労しました。
成毛さんが言うように「使う機会が来てから勉強する」
では全然遅すぎた感はあります。英語が得意な
センスのある人はこれでいいかもしれませんが。
私はNHKラジオ講座などを使い、電車の中などで
細く長く短い時間でもコツコツきっちり勉強することを勧めますね。
- 日本人の9割に英語はいらない/成毛眞
- ¥1,470
- Amazon.co.jp