見える化 -不良資産
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回まで
潜在負債の話をしていたかと思います。今回は不良資産の
話です。不良資産とは貸借対照表に載っているのですが
実はその価値が大幅に載っている金額を下回るものを言い
ます。わかりやすいのは不良在庫-古かったり痛んでいたりして
価値のない在庫や地価が大幅に下がってしまった土地などです。
潜在負債と違い、実際載っているモノの価値を見ていくので、
見落としというのは起きにくいですが油断をすると落とし穴
があります。これは潜在負債と絡んでいるのですが工場などで
売却するときには大幅な土壌改良が必要だとか(やや専門的
になりますが本来は資産除去債務で認識しなければならない
部分です)です。また、無形固定資産、パテントなど
非常にわかりにくいですね。自分の経験だと適度に不良
在庫や不良債権はでてきます。バブル崩壊後は価値を下げなくて
はならない絵画やゴルフ会員権がいっぱい出てきたのが
懐かしい思い出です。
見える化 -デリバティブと保証債務
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
昨日巨人の大ファンである小学生の息子を連れて巨人戦
開幕戦に行ってきました。正直いって巨人はノーヒットノーラン
に抑えられる寸前でつまらない試合だったのですが、息子が
「開幕戦に来れて楽しかったよ」と言ってくれたので心が癒されました。
ちょっとした一言が大事だなぁと息子からおそわったかなぁ。
さて、会計士時代のデューデリで潜在債務ですがあとは
ディバティブと保証債務があります。ただ、バブル期と違ってさすが
投機的なポジションでディバティブを運用する会社は久しく見たことが
ありません。たいてい保証債務とともに一覧で明細をもらって
チェックしていくので比較的見落としは少ないアイテムでかつ
あまり実際問題が起こったことはないです。また、契約書で報告
漏れのものから損失が生じた場合、売り手が負担するような
条項を入れています。ただし、万が一にもこちら側の見落とし
があると大変な損失が生じてしまうかもしれないので神経は
使う部分ではありました。
見える化 -負担が存在する契約
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
会計士としてデューデリをやると気になるのは潜在負債で、
前回レガシーコストを上げましたが今回は負担が存在する
契約(Onerous Contract)です。IFRS(国際会計基準)では
引当金が明確に義務付けられているのですが日本基準だと
(個人的には引当計上すべきだと思いますが)多少あいまいな
部分があるような気がします。例としては買収後の計画で
被買収企業の不採算工場を閉鎖する予定ですが、その際は
地元自治体にもらった補助金を返還しなければならないケース
などがあります。どちらかと言えば弁護士のほうが得意な仕事
ですが、数字は会計士、文書は弁護士と別れるとそのはざま
で見落とす可能性があるところです。そういった意味でデューデリ
でセンスのある弁護士の先生と一緒に仕事をさせていただくと
非常に心強い部分がありますね。