顧問CFO川井隆史のブログ -364ページ目

見える化 -東大卒の方もいました(スポンサー探しとフロントその2)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。事業再生で


スポンサー探しをしているとフロント企業の人たちがやってくる


事があるという話をしています。私がお目にかかった中では東大卒


メガバンク出身とか慶大卒元某上場企業役員とか、暴力団とは


まるで縁のなさそうな紳士です。(今まで女性にはお目にか


かったことはないですね)。N証券出身者も結構いらっしゃいます。


  ということで経歴や見た目では全く普通のビジネスマン


と区別がつきません。ただ、思うのはふつう投資をする方という


のは(あたりまえですが)真剣です。ですから事業再生計画に


ついてかなり厳しい突っ込みをしてきます。一方フロント関係の方


はなんだかあまり厳しいことは言わず、結構優しかった気がします。


トントン拍子に話が進みこちらもいい気持ちがします。でも、


おかしいですよね。好事魔多しなのです。


 おかしいと感じていろいろ情報を集め、お断りすると逆に優しい


態度が一変しました。「なぜこんな良い条件を受けない」などと


血相を変え怒鳴られました。噂によると、本当のスポンサーである


怖い方々からのノルマは非常に厳しいみたいですよね。






見える化 -スポンサー探しとフロント企業その1

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回まで


人員削減の話をしていましたが、事業再生をするにもいろいろ


と費用が掛かります。そこで、スポンサー探しが必要な場合が


あります。財力のある会社(または人)に株主として入ってもらい


一気呵成に進めるわけです。


 ただ、業績不振の事業にお金を出すような奇特な人や会社


は簡単にはみつかりません。自分も、スポンサー探しを1年間


やったことがありますがそれは苦しい日々でした。


 良い返事を聞いたとしてもそれがフロント企業さんだったりします。


別名企業舎弟などとも呼ばれるとは思うのですが、暴力団などが


経営に関与している企業です。上場会社でもTD社やSC社などは


フロント企業として有名でした。(両方現存していません)


 このような企業にはベンツ、パンチパーマ(スキンヘッド)、


でっかい指輪、欠けた小指などわかりやすい特徴の方はいら


しゃいません。ですから最初は全くわかりませんでした。







見える化 -言い渡しの時(事業再生その18)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。朝ブログを


書く習慣にしているのでメンテナンスだととんでしまいます。


まず部門の全員を集めて部門閉鎖の経緯を説明しました。


赤字が2年間続いており累積で億の単位になりつつあること、


現状を見る限り黒字化の予定が立たないこと、株主から


リストラクチャリングの依頼があったことなどを丁寧に


話しました。みなさん、ややショックはあるようですが


比較的「来るべきものが来た」というサバサバした


感じにとれました。


 次はもうそのまま個人に対し退職条件の言い渡しです。


割増退職金の件は弁護士と相談したうえ、株主にも


承諾を事前に得ていたので、もう部門閉鎖の意思は


固いこと、割増退職金の条件等をお話ししました。


閉鎖の一番の反対者は部門長でしたがその方も黒字化


についてコミットできないということで最終的には


受け入れていただきました。その部門長を慕って


入社した方もいたのでつらい選択だったとは思います。




ただ、変にもめるより割増退職金を払ってもスピード


で勝負したほうが結局は安く上がります。もめると


簡単に数か月たち、その間にも赤字は増えて


いってしまうのです。