見える化 -在庫廃棄について
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
暑い日々が続きますね。オリンピックも閉会。あっという間でした。
さて、営業の予測があまりに楽観的なので在庫廃棄がでてしまう
ことが問題となっている会社の話です。営業部門から
大量の出荷要請が来るものですから製造部門は当然それに従います。
自社でできなければ委託工場などに依頼します。委託工場では当然
ラインを開けてもらうため最低数量保障をしますから実際の販売が
来ないと補償金を払わなくてはなりません。そして製造したものは
返品できませんから在庫処分になってしまいました。
ここでは在庫廃棄損については営業にも部門費用として負担して
もらうことにしました。かなり営業部門から反発もあったのですが、
在庫費用に頭を痛めていた社長様の一声できまりました。
以後、在庫廃棄は当然一定量はあるのですが、営業部門も
少し慎重に検討するようになり、3分の1になりました。予想もしない爆発
的なヒットがあった場合は欠品となってしまうのですが、そのために
全ての製品を大量に作ってしまうというのは愚かなことだと営業の
方も気が付いたようです。
そして社内的にもサプライチェーンマネージメントの必要性が
だんだんと営業、物流、製造で共通認識が醸成されたのが一番
良かったことでしょうか。
見える化 -需要予測と在庫
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。男子サッカー
残念でした。特に私は反韓主義者でもないですが、絶妙なタイミ
ングで李大統領の竹島上陸もあり、絶対負けたくなかったですね。
反日をあおると人気がでるというサイクルは結局反韓をあおると
日本でも人気が出るというような変な反作用がでて、結局両国とも
損をするような気がします。むしゃくしゃした一日になりそうです。
さて気分を変えて需要予測の話です。サプライチェーンマネ
ージメントなどの導入などで小売店の状況がリアルタイムでわか
りますというような場合を除くと、特に(特に注文生産でない)製造業
は営業の予測に基づいて製造していることがあります。
これが曲者で、弱気の予測の予測を出すと社長に怒られるとか
欠品リスク(某コンビニのようにペナルティーを課されたりします
よね)を恐れるところがあります。ですから思いっきり楽観的な
大きな数字を入れてきたりします。すると、たいてい作りすぎて
不良在庫の山になってしまいます。さて、私はどうしたでしょうか?
続きは次回に
見える化 -在庫リスク
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回
在庫リスクがあるという話をしました。業種にもよるのですが
わかりやすい例は家電やアパレルです。エアコンや衣服など
はそのシーズンが過ぎてしまえば全く売れなくなってしまいます。
以前の例では原価が75000円でした。定価(10万)で8台エアコンが
売れたとしても4台売れ残ったとします。利益は
(10万-7万5千)X8台=20万としても在庫が4台残れば
7万5千X4=30万の損失で差し引き10万円の損失になって
しまいます。安値にして売り切ってしまった方が良いわけです。
このように、安易な値引きでなく、在庫リスクなどを横目にしつつ
慎重に販売することが必要です。でも、もともと需要予測などが
非常に重要になるわけです。このあたり次回見ていきます。