見える化 -危ない会社その2 不良債権が増えています
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
不良債権が増えている会社の見分け方です。
普通、上場会社などは監査が入っているのである程度
回収ができないと貸倒引当金をつまされます。要は
売掛金の中で回収できないものは明らかになって
いるのです。しかし、一般の企業ですと、税務上費用と
なかなか認められないこともあり、そのまま売掛金に
入っていてすぐにはわかりません。そこで出てくるのが
売上債権回転日数です。
(受取手形+売掛金)÷(売上÷365)です。要は何日分の売上が
売掛金として残っているのかということです。末締め末払いの会社
だと、45日前後のはずですが、60日以上であれば不良債権の
可能性を疑ったほうが良いかもしれません。これも
昨日の在庫回転に数と一緒でトレンドを見て異常に高くなってきたら
要注意です。
見える化 -危ない会社その2 在庫回転日数
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。やばい
会社の傾向の話です。在庫回転日数とは
在庫÷(売上原価÷365)です。簡単に言うと一日の販売高
に対して何日分の在庫があるかです。業種によって在庫
がほとんどいらなかったり、比較的多めの在庫を持つ必要が
あったりします。例えばファーストリテイリングの2011年8月期は以下
です。85.7日分の在庫を持っています。
92,750÷(394,582÷365)=85.7(日)
一方トヨタはどうでしょうか。37.4日です。
1,622,282÷(15,795,918÷365)=37.4(日)
ともに優良企業なので絶対的な数字が問題なのでなくトレンドです。
昨今話題のシャープでトレンド見てみます。昨年が72日ですが
今年の3月決算では94日になっています。在庫を積み増したいうより
売り上げ不振で在庫が積みあがっているわけです。よくない兆候です。
見える化 - 財務指標の見方その1(やばい会社編)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。よく得意先
の財務諸表をみて相手の危険度を探ろうという話がありますが
上場企業でもない限り相手方の決算書などは見る機会はないですよ
ね。ただ、できるならば決算書いただくといいですね。
財務分析のための指標は山ほどあるので絞ってお話しします。
第一は経常赤字が何期か連続でずっと続いているということです。
税引き後利益でないのはその間にある特別損失は一過性のもの
である可能性が高いからです。特別損失のわかりやすい例としては
昨年の東日本大震災で機械が故障して廃棄しなくてはならなかった
などです。ただ、会社によっては本来経常的なものなのに特別
損失に計上するといったところもあります。毎年巨額の特別損失が
出ていたらこれもまた危険ですね。