顧問CFO川井隆史のブログ -334ページ目

見える化 -欠品と在庫過剰 物流の話その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回


コストだけでなくサービス指標を見ようということを話しましたが


欠品と過剰在庫の問題は特に重要でコインの表裏のような


問題になります。


 営業は欠品をさせまいと強気の予測を立ててきますが


製造や調達部門は(まともな会社ならば)余剰在庫は作り


たくないのでやや弱気となります。欠品率と在庫量・在庫廃棄率


をモニターして最適なレベルを地道に学習していくしかありません。


ただ、残念なことにお邪魔をした会社では力関係が支配している


場合が多く、営業が強い会社では不必要に在庫を抱え、製造


・調達部門が強い会社では欠品が多かったりする傾向がありますね。







見える化 -見えない費用 物流費その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回


述べたように物流費は一般の会計では様々な費目に


分かれてしまい統合的に把握されていないという問題点が


あります。費用を分析するというのは細分化することだと


考えられる方は多いのですが統合化して大きな流れを


見ることを忘れると痛い目にあいます。


 また、一方でコストを下げれば良いのかという話があります。


品質レベルと納期の問題は同時にKPI(指標)で管理しないと


ローコスト、ロースペックになってしまいます。安くできても


欠品が出たり、途中で乱暴に扱って破損、納入先に


大柄な態度で接したりされたら元も子もありません。





見える化 -一番見える化していない費用(物流の話)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。顧客に


よって多少異なりますが一般的に一番見えない費用の一つ


が物流費という感があります。物流費についてお聞きすると


「運搬費」ですよねと答えられますが、物流費は当然それだけ


ではありません。倉庫料、荷役費用、包装資材費、流通加工費用


物流システム費、そしてその他人件費や光熱費などがかかって


います。また、運搬費についても経路別に把握していることは


まれです。少し大き目な会社になって物流部なかにはサプライ


チェーン課などと期待される名前が付いていても内実は


輸送、配送手配がほとんどだったりします。このように確か


ドラッカーさんが「ナポレオン時代のアフリカ大陸」と暗黒大陸


状態が一般的な会社では続いています。