見える化 -中小企業の人事異動(内部統制その6)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。昨
日は税理士会の研修に出席していました。専修大学の
増田教授の租税法と私法の関連性についての話は印象的
で実務に近いアカデミックな話というのはとても新鮮
でした。いい意味でリフレッシュして有意義でした。
さて、中小企業の内部統制で最後は人事異動の話です。
確かに、同じ慣れた人が同じ仕事をやっていれば効率的
です。ただ、欠点は一般論としてブラックボックスに
なってしまうことです。XXのことはOOさんに聞か
ないと誰も分からないということがよくあります。
他人が全然わからないわけですから出来心が生じて
しまえば不正が起こる可能性は高くなります。
大体中小企業の不正の発見は税務調査でなければ
本人が辞職してはじめてわかるケースが多いです。
中小企業では確かにもともと人のやりくりが大変
ですが、頻繁にではなくとも人事異動は最低限は
行った方が望ましいですね。もともと中小企業は
ジェネラリストがほしいですし。
見える化 -小さな会社の不正の防ぎ方(内部統制その5)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。昨日は
午後から冷え込んできましたね。本当に気温の変化が激しく
大変です。皆様もお体に気を付けて今週もお過ごしください。
さて、前回、お金の動きなどを社長などが突合せするという話
をしましたが、ポイントがあります。金額が多いものと丸いもの
(1,000,000ぴったり)は要チェックです。まず。金額の多いものは
請求書を見せてもらい何の用途か質問するわけです。
また、今まで見てきた例で不思議に不正出金などは丸い数字
で行ってしまうことが多かったです。当然深く考え巧みに不正を
する人もいるのですが、特に小さな会社などではどちらかというと
誰も気づきそうもないのでつい出来心でというケースが多いです。
小さい会社の内部統制は別に業務を分担しなくても(当然
できるならばした方がよい)ちょっとした内部牽制で十分
可能なのです。
見える化 -小さい会社の内部牽制(内部統制その4)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
今朝、朝起きて近隣をジョギングしてきたのですがだんだん
朝が寒く暗くなってきました。まださわやかなジョギング日和
ですがこれ以上寒いとつらくなってきます。
さて、内部牽制で業務をわけなさいという話が出てきます。
基本としては実際にモノやお金を動かす人と、その記録を
取る人は別にしなさいというものがあります。ただ、ある程度
大きな会社でない限り、経理・総務・営業事務兼務の人が1人
などという会社もあるわけですからそうはいきません。
1つは検査です。棚卸などは倉庫の担当者以外の人間が
関与して行います。他人からみられるということで抑止効果も
あります。
もう一つは質問。お金の動きなどは社長などがたまに突き合
わせて質問をします。
すべて本当の悪人が悪知恵を働かせたらこの程度では
全然無理です。でも、何度か企業の不正を見てきましたが
本当の悪人がじっくり考えてというよりも出来心でやってしまった
のがばれないうちにどんどん大きくなってしまったということが
多いようです。
その理由は任せっぱなしでブラックボックスになっていたという
共通点があります。たまに第三者にみられるとなると不正を完全に
防げなくとも行うハードルはずいぶん高くなります。