見える化 -自社中心主義のサービス
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。しばらく
忙しかったので今週末は残務整理と読書などの充電に
あてるつもりです。
最近経費削減のためか、とにかくひどいサービスレベルの
企業をちらほらと見かけるようになりました。
非常にサービスレベルが低い企業のパターンとして
とにかく目線が顧客でなく社内に向いているという共通点が
あります。そして第二に担当者の裁量がほとんどないという点が
あげられます。いい例が最近あったのでとりあげます。
あるクレジットの契約をむすんだ相手側はC社という銀行系
クレジット会社でした。上層部は銀行からの天下り、合併を
繰り返して規模だけは大きくなったいわゆる風通しの悪そうな
条件はそろっています。
10月末日に契約書を送ったところ11月8日にはがきが届きま
した。どうやら私の口座名義の振り仮名がカワノ(カワイではなく)
になっているので書き直して捺印して返送してほしいという内容です。
当然自分の名前の振り仮名などは間違えるわけはないので
控えを見ましたが「カワイ」です。しかも、はがきには「三日以内に
返送すること。切手も貼ってください」と書いてあります。内部の
手続きには1週間以上かけているのに顧客には3日以内に
返送を強いる、銀行振替依頼書の返送も顧客負担とは
なかなか強気です。たしかにクレジット会社などにとって口座振替
依頼書の不備は手間もかかるし頭の痛い問題です。顧客の落ち度
なのだから顧客負担ということなのでしょうか。
ただ、今回は控えで見るところ振り仮名はまちがっていません。
不審に思いC社と連絡をとってみました。東京支店の営業の
責任者となのるS氏が出て対応してくれました。彼の言い分と
しては「多分カーボンの不良かもしれないですが、申し訳ないが
もう一度作成してほしい」とのこと、私は了解して、私の落ち度では
ないので返信用切手を貼ったはがきを再送してくれるよう
依頼しました。・・・つづく
見える化 -資産の劣化の続き(貸借対照表その4)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回
資産の劣化の件話しましたが在庫と並んで劣化しているもの
が紛れているのが未回収債権関連(売掛金や未収金など)
です。ここら辺の劣化を防ぐ方法としては年齢表の作成
をお勧めしています。つまり計上された時から何か月
経過しているか売掛金であれば相手先ごと、在庫で
あればその製品ごとに何か月たっているか見える化
しておくわけです。(食料品でしたら日が良いと思います)
売掛金で建設や大型機械などは回収期間が長いと
思いますがそれでも6か月を超えると気にした方がいいですね。
こうして年齢ごとに明細を作っておけば劣化が早い段階で
わかり手をうてるわけです。
見える化 -資産の劣化(貸借対照表その3)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
前回「将来の収益獲得のために費用化するもの」が資産
であるという話をしました。まずは製品を見てみましょう。
製品を売却すると売上が発生して収益が獲得できます。
一方製品の価額は費用として認識されます。これが収益
の獲得のための費用の認識です。しかし、この製品が
5,000円で貸借対照表にのっていたとしても、それが
春先の冬物衣料だったりすると3000円でバーゲンしないと
売れないことがあります。すると収益が3000円で費用が
5000円かかってしまいます。2000円の損失なわけです。
これが資産の劣化の例です。
会計では本来このような劣化資産を売却するまで放置
するのではなく、評価して事前に損を認識しておきます。
ただ、BSをあまり見ないとこのような資産の劣化に
気づかない恐れがあるわけです。