顧問CFO川井隆史のブログ -324ページ目

見える化 -派遣規制について (人件費の話 その10)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。昨日は


選挙でご存じのとおり自民党の歴史的大勝と民主党の


惨敗となりました。


 民主党の政策で雇用対策がありましたが、その中で日雇い


派遣の禁止など派遣に対する規制強化で企業が派遣労働者


を雇いにくい状況を創ろうとしていました。以前申し上げた


ように企業の合理的な行動としては人件費をできる限り


変動費化して、売上が下がる時には費用を下げたいし、


上がりそうなときは費用をかけて売り上げを確保しようと


します。


 低成長の時代に派遣規制をすると代わりにじゃあ社員で雇


うかと考えるよりも、もし売上が下がった際に解雇しにくいから


人を雇うのを見合わせようという行動に出るのは当然です。


 結局企業の売り上げ、雇用が伸びませんから景気は悪く


なります。失業を無理やり法律や規制で抑えようとしても


逆効果になったわけです。少しでも会計の原理がわかっていれば


このようなちぐはぐな雇用対策は行われないはずで残念ですね。



見える化 -派遣切り、雇い止め(人件費の話その9)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


今まで人件費を固定費とてとらえていましたが、これを


変動費化する、つまり売上の状況によって増減させる


ことができます。これが契約社員や、派遣社員という


方式です。かつてリーマンショックの後、契約社員の


雇い止めや派遣社員切りなどという話があり、企業側


が批判されていましたが、企業行動としては「売り上げが


下がったのだからその分派遣、契約社員を減らす」


こと自体は合理的な行為です。日本の労働法規がきわめて


正社員を解雇しにくくできていますので、固定費を減らす


ことのできない派遣や、契約を増やす非正規社員化は当然の


動きと思われます。


続きます

 

見える化 -タフな欧米の女性とマタニティーリーブ(育児休暇)

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私の


顧問先である海外の会社があります。別に海外に出張するわけ


でなく夕方電話会議やメールで連絡をとっています。


 その会社のマネジャー(女性)の上司のディレクターから今日


メールが来て彼女の赤ちゃんが今朝生まれたということでした。


非常に驚くのは彼女とはほんの昨日までメールなどで簡単な打ち


合わせをしていたからです。電話会議も最近まで


普通にやっていました。欧米では女性は子供を産んでも結構


キャリアを中断することなく戻ってくる例は多いようですが、


子供が生まれる直前まで働いて子供誕生から結構すぐ


で戻ってきます。とにかくタフなことがキャリアの中断にならない


事の一つだと思います。


  ただ、日本の満員電車などで妊婦マークをつけて立っている


女性を見ると気の毒に思います。(一方、マークを付けていない


と太った女性と妊婦の区別が結構つきません。以前妊婦だと


思って席を譲ったら怒られてしまいました。)仕事はできるかも


知れませんが日本の女性は電車やバスがつらい感じがします。


零歳児を預ける所も少ないようですし、そのあたりあまり


今回の選挙で話題になっていないのは残念です。