見える化 -派遣規制について (人件費の話 その10)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。昨日は
選挙でご存じのとおり自民党の歴史的大勝と民主党の
惨敗となりました。
民主党の政策で雇用対策がありましたが、その中で日雇い
派遣の禁止など派遣に対する規制強化で企業が派遣労働者
を雇いにくい状況を創ろうとしていました。以前申し上げた
ように企業の合理的な行動としては人件費をできる限り
変動費化して、売上が下がる時には費用を下げたいし、
上がりそうなときは費用をかけて売り上げを確保しようと
します。
低成長の時代に派遣規制をすると代わりにじゃあ社員で雇
うかと考えるよりも、もし売上が下がった際に解雇しにくいから
人を雇うのを見合わせようという行動に出るのは当然です。
結局企業の売り上げ、雇用が伸びませんから景気は悪く
なります。失業を無理やり法律や規制で抑えようとしても
逆効果になったわけです。少しでも会計の原理がわかっていれば
このようなちぐはぐな雇用対策は行われないはずで残念ですね。
見える化 -派遣切り、雇い止め(人件費の話その9)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
今まで人件費を固定費とてとらえていましたが、これを
変動費化する、つまり売上の状況によって増減させる
ことができます。これが契約社員や、派遣社員という
方式です。かつてリーマンショックの後、契約社員の
雇い止めや派遣社員切りなどという話があり、企業側
が批判されていましたが、企業行動としては「売り上げが
下がったのだからその分派遣、契約社員を減らす」
こと自体は合理的な行為です。日本の労働法規がきわめて
正社員を解雇しにくくできていますので、固定費を減らす
ことのできない派遣や、契約を増やす非正規社員化は当然の
動きと思われます。
続きます
見える化 -タフな欧米の女性とマタニティーリーブ(育児休暇)
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。私の
顧問先である海外の会社があります。別に海外に出張するわけ
でなく夕方電話会議やメールで連絡をとっています。
その会社のマネジャー(女性)の上司のディレクターから今日
メールが来て彼女の赤ちゃんが今朝生まれたということでした。
非常に驚くのは彼女とはほんの昨日までメールなどで簡単な打ち
合わせをしていたからです。電話会議も最近まで
普通にやっていました。欧米では女性は子供を産んでも結構
キャリアを中断することなく戻ってくる例は多いようですが、
子供が生まれる直前まで働いて子供誕生から結構すぐ
で戻ってきます。とにかくタフなことがキャリアの中断にならない
事の一つだと思います。
ただ、日本の満員電車などで妊婦マークをつけて立っている
女性を見ると気の毒に思います。(一方、マークを付けていない
と太った女性と妊婦の区別が結構つきません。以前妊婦だと
思って席を譲ったら怒られてしまいました。)仕事はできるかも
知れませんが日本の女性は電車やバスがつらい感じがします。
零歳児を預ける所も少ないようですし、そのあたりあまり
今回の選挙で話題になっていないのは残念です。