顧問CFO川井隆史のブログ -305ページ目

見える化 -経営理念はなぜ大切か その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回経営


理念は大切であるという話をしました。企業が大きくなっていく


過程で、「社長が大切にしたいもの=理念」の浸透度は必然的


に下がってきがちです。「社長が大切にしたいもの=理念」


はその会社の文化を創っていきます。それがいきわたらないと


皆がバラバラの行動をとるようになったり、低きに流れたり


します。典型的なのが組織の官僚化です。


 官僚化としての最初の症状は部分最適で自分の部署のみの


最適を考えて全体を顧みません。すると営業部門は欠品が


怖くて大量注文をするし、製造部門は在庫の積み上がりが


怖くて生産調整をしてお互いがいがみ合ったりします。組織の


官僚化はがん細胞のように社内に浸透して確実に企業の


体力を弱めていくわけです。


 GEのJウェルチはとにかく組織の官僚化を恐れました。


組織のBoundarylessness (壁のないこと)は徹底的にたたきこま


れ、自部門の利益のみを声高に主張するような人はまれだった


気がします。



見える化 -経営理念はなぜ大切か?

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


自分の会社を成長させたいという望みは経営者で


持っている方は多いかと思います。ただ、会社が大きくなる


と自分の想いや理想が従業員に伝わらりにくくなってきます。


会社が小さいうちは社員はある程度社長の想いを察することが


できず、社長として歯がゆい思いをすることが多くなります。


 それを結ぶ付けるのが経営理念です。経営理念とは


いろいろな定義がありますが、会社の存在価値と価値観です。


社員には存在価値と価値観を共有してもらわなくれはなりません。


私がGEにいたころ当時のCEOのJウェルチは「どんなに仕事が


優秀でも価値観に合わない人間は会社から去ってもらいたい」


と公言していました。それほど経営理念を重視していました。


どうしてかは次回続きます。




見える化 -恐竜の滅亡と会社の倒産 その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回


お話ししたように急激な成長はリスクがあります。中世代を


跋扈していた恐竜が滅亡した理由には諸説ありますが


大きくなりすぎたというのも理由の一つです。企業も


あまりにも急激に成長して、成長にいろいろな仕組みが


追いつかないと倒産に追い込まれることがあります。


 一つとしては社長の目の届くレベルに会社の規模を


とどめるという方法があります。社長の目の届く範囲で


やっていこうというのは一つの尊重すべき選択だと思います。


 一方で事業欲として会社をどんどん成長させたいという


社長もいるでしょう。その方は壁を破る必要があるわけです。


続きます