見える化 -経営理念はなぜ大切か その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回経営
理念は大切であるという話をしました。企業が大きくなっていく
過程で、「社長が大切にしたいもの=理念」の浸透度は必然的
に下がっていきがちです。「社長が大切にしたいもの=理念」
はその会社の文化を創っていきます。それがいきわたらないと
皆がバラバラの行動をとるようになったり、低きに流れたり
します。典型的なのが組織の官僚化です。
官僚化としての最初の症状は部分最適で自分の部署のみの
最適を考えて全体を顧みません。すると営業部門は欠品が
怖くて大量注文をするし、製造部門は在庫の積み上がりが
怖くて生産調整をしてお互いがいがみ合ったりします。組織の
官僚化はがん細胞のように社内に浸透して確実に企業の
体力を弱めていくわけです。
GEのJウェルチはとにかく組織の官僚化を恐れました。
組織のBoundarylessness (壁のないこと)は徹底的にたたきこま
れ、自部門の利益のみを声高に主張するような人はまれだった
気がします。
見える化 -経営理念はなぜ大切か?
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
自分の会社を成長させたいという望みは経営者で
持っている方は多いかと思います。ただ、会社が大きくなる
と自分の想いや理想が従業員に伝わらりにくくなってきます。
会社が小さいうちは社員はある程度社長の想いを察することが
できず、社長として歯がゆい思いをすることが多くなります。
それを結ぶ付けるのが経営理念です。経営理念とは
いろいろな定義がありますが、会社の存在価値と価値観です。
社員には存在価値と価値観を共有してもらわなくれはなりません。
私がGEにいたころ当時のCEOのJウェルチは「どんなに仕事が
優秀でも価値観に合わない人間は会社から去ってもらいたい」
と公言していました。それほど経営理念を重視していました。
どうしてかは次回続きます。
見える化 -恐竜の滅亡と会社の倒産 その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。前回
お話ししたように急激な成長はリスクがあります。中世代を
跋扈していた恐竜が滅亡した理由には諸説ありますが
大きくなりすぎたというのも理由の一つです。企業も
あまりにも急激に成長して、成長にいろいろな仕組みが
追いつかないと倒産に追い込まれることがあります。
一つとしては社長の目の届くレベルに会社の規模を
とどめるという方法があります。社長の目の届く範囲で
やっていこうというのは一つの尊重すべき選択だと思います。
一方で事業欲として会社をどんどん成長させたいという
社長もいるでしょう。その方は壁を破る必要があるわけです。
続きます