見える化 -ユニクロ(ファーストリテイリング)はブラックか? その2
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
いろいろなメディアで柳井会長の発言がブラック企業的
と言われていますが、それについては全く感じたことが
ありません。物議をかもした世界同一賃金も上級幹部
から導入しており、その水準も平均年収2000万レベルと
グローバル企業レベルになっていると思います。
グローバルの日本企業で悩ましいのは実は中間管理職
以上の体系で年収が安すぎて競争力がありません。たとえば
私事ですが自分が30歳後半程度のころ転職の際、一流外資
ですと最低年収1500万くらいから話が始まりますが、ためしに
日系企業はどうでうか聞いてみると年収800万円~1000万
程度がせいぜいで、これでも高給求人だそうでした。
なぜかというと、外資でCFOレベルでも日本企業だと「年齢的
に課長代理~課長」だからだそうです。これでは競争になりません。
見える化 -ユニクロは現代的ブラック企業か?
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
最近寒暖差アレルギーというもの流行っているようです。
寒暖の差が激しいと、アレルギー性鼻炎のような症状が
あるようで、多分私もそれなのか鼻がぐしゅぐしゅ状態で
調子が悪いです。
さて、少し前、柳井社長が世界同一賃金構想をマスコミ
で話したため、ユニクロ=ブラック企業論争がネットをにぎ
わせていました。特に「仕事を通じて付加価値がつけられないと、
低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収
100万円のほうになっていくのは仕方がない」が衝撃的だった
ようです。マスコミなどでは「年収100万」がクローズアップ
されていましたが自分は「仕事を通じて付加価値がつけられない」
が本来彼が言いたかったことだと思っています。つまり、
モノと一緒で「付加価値のない」ものは買いたたかれてしまうという
こと、この経済原則を主張している感があります。
ユニクロは(現代的)ブラック企業なのか少し見ていきたいと
思います。
見える化 -意図せざるブラック化
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
現代的ブラック企業がビジネスモデル的に厳しい価格
競争と就職難の中で合理的な判断として出現した一方で
「意図せざるブラック化」が存在します。現代的ブラック
企業がきわめて計算されて、末端の社員が一応に現代的
ブラック企業3種の神器(低賃金、長時間&サービス残業、
マニュアル的作業)を受けなければならないのに対し、
「意図せざるブラック化」は長時間・サービス残業のみが
特徴となります。そして部署によっては妙に暇な人がいたり
とブラック化が一応でなくまだらです。
これは往々にしてまずいリストラで起こります。希望退職など
で人員削減をやるのですが、当然必要な人材も多数抜け
てしまい、本来10人でやっていた仕事を7~8人、酷ければ
半分でやらなくてはなりません。一方リストラするくらいなので
残業などはつけにくく、長時間・サービス残業が通常になります。
仕事自体も大混乱で長時間・サービス残業をしても会社の
業績はますます低下していくのである意味、現代的ブラック
企業よりも精神的にはつらいかもしれません。