顧問CFO川井隆史のブログ -276ページ目

見える化 -ユニクロ(ファーストリテイリング)はブラックか? その2

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


いろいろなメディアで柳井会長の発言がブラック企業的


と言われていますが、それについては全く感じたことが


ありません。物議をかもした世界同一賃金も上級幹部


から導入しており、その水準も平均年収2000万レベルと


グローバル企業レベルになっていると思います。


 グローバルの日本企業で悩ましいのは実は中間管理職


以上の体系で年収が安すぎて競争力がありません。たとえば


私事ですが自分が30歳後半程度のころ転職の際、一流外資


ですと最低年収1500万くらいから話が始まりますが、ためしに


日系企業はどうでうか聞いてみると年収800万円~1000万


程度がせいぜいで、これでも高給求人だそうでした。


なぜかというと、外資でCFOレベルでも日本企業だと「年齢的


に課長代理~課長」だからだそうです。これでは競争になりません。





見える化 -ユニクロは現代的ブラック企業か?

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


最近寒暖差アレルギーというもの流行っているようです。


寒暖の差が激しいと、アレルギー性鼻炎のような症状が


あるようで、多分私もそれなのか鼻がぐしゅぐしゅ状態で


調子が悪いです。


 さて、少し前、柳井社長が世界同一賃金構想をマスコミ


で話したため、ユニクロ=ブラック企業論争がネットをにぎ


わせていました。特に「仕事を通じて付加価値がつけられないと、


低賃金で働く途上国の人の賃金にフラット化するので、年収


100万円のほうになっていくのは仕方がない」が衝撃的だった


ようです。マスコミなどでは「年収100万」がクローズアップ


されていましたが自分は「仕事を通じて付加価値がつけられない」


が本来彼が言いたかったことだと思っています。つまり、


モノと一緒で「付加価値のない」ものは買いたたかれてしまうという


こと、この経済原則を主張している感があります。


 ユニクロは(現代的)ブラック企業なのか少し見ていきたいと


思います。



見える化 -意図せざるブラック化

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


現代的ブラック企業がビジネスモデル的に厳しい価格


競争と就職難の中で合理的な判断として出現した一方で


「意図せざるブラック化」が存在します。現代的ブラック


企業がきわめて計算されて、末端の社員が一応に現代的


ブラック企業3種の神器(低賃金、長時間&サービス残業、


マニュアル的作業)を受けなければならないのに対し、


「意図せざるブラック化」は長時間・サービス残業のみが


特徴となります。そして部署によっては妙に暇な人がいたり


とブラック化が一応でなくまだらです。


これは往々にしてまずいリストラで起こります。希望退職など


で人員削減をやるのですが、当然必要な人材も多数抜け


てしまい、本来10人でやっていた仕事を7~8人、酷ければ


半分でやらなくてはなりません。一方リストラするくらいなので


残業などはつけにくく、長時間・サービス残業が通常になります。


仕事自体も大混乱で長時間・サービス残業をしても会社の


業績はますます低下していくのである意味、現代的ブラック


企業よりも精神的にはつらいかもしれません。