顧問CFO川井隆史のブログ -248ページ目

見える化 -ホワイト企業のブラック化 その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業がリストラをすると大胆な事業絞りこみ


よりも一律給与カットX%とか、各部署人員削減X%


とか、メリハリのないものになりがちです。下は


極端な例ですが人員を削減して、費用を30%


減らしたとします。エクセルで計算すると-20の


赤字から76の黒字になるのですが、現実そうは


いきません。大抵売上も落ちて、赤字のままです。




見える化経営コンサルタントのブログ



最初のリストラは人員が本当にだぶついているのでこれほど


売上は落ち込まないかもしれませんが、メリハリのない


リストラをやっていると縮小均衡にどんどん落ち込んで


いきます。残った人は今まで10人でやっていたことを


少ない人数でやるので無理が出てきますし、コスト削減が


目的ですから「サービス残業」などもはびこりやすい土壌が


つくられます。これがホワイト企業がブラック化していく


プロセスです。

ホワイト企業のブラック化 その3

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業の利益の源泉が失われた際、リストラ


が始まります。本来、「事業」を整理縮小するもので


人員の削減はその1つの手段にすぎません。


赤字に転落してそれが以下のようにC事業部でしたら


それを整理売却するのが普通です。





しかし、以外にC事業部はOO会長が心血を注いだ


部門だというような違う力学が働きます。


するとどうなるでしょうか?

見える化経営コンサルタントのブログ-リストラ1

見える化 -ホワイト企業のブラック化

見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。


ホワイト企業のブラック企業化で恐ろしいことは


残った人たちにも言えます。業績悪化により、


リストラクチャリングをやりますが、本来の意味は


事業再構築で単なる人減らしではありません。


あるべきリストラクチャリングは不採算な事業を


見直して撤退、縮小することにあります。


 往々にしてあるのは事業の縮小、撤退があいまいな


まま人減らしだけが行われるケースです。単純に


今まで10人でやっていた業務を半分の人員で行う


といった無理なやり方が行われます。そして仕事の


やり方も以前と変わらず、ひたすら物理的に


労働時間が増えて最悪すべてサービス残業です。


なぜならホワイト企業で以前の成功例があるので


やり方を変えられない傾向があるのです。以前の


戦略がうまくいかないわけですから、本来やり方


を変えなくてはならないはずです。目標数字だけ


出されて以前より少ない人員で達成しろと


言われても玉砕です。ありがちなのはうまく


いかずにまた小出しの人員削減の悪循環に


なっていくわけです。これは残った人たちも


つらい です。