見える化 -ホワイト企業のブラック化 その3
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
ホワイト企業がリストラをすると大胆な事業絞りこみ
よりも一律給与カットX%とか、各部署人員削減X%
とか、メリハリのないものになりがちです。下は
極端な例ですが人員を削減して、費用を30%
減らしたとします。エクセルで計算すると-20の
赤字から76の黒字になるのですが、現実そうは
いきません。大抵売上も落ちて、赤字のままです。
最初のリストラは人員が本当にだぶついているのでこれほど
売上は落ち込まないかもしれませんが、メリハリのない
リストラをやっていると縮小均衡にどんどん落ち込んで
いきます。残った人は今まで10人でやっていたことを
少ない人数でやるので無理が出てきますし、コスト削減が
目的ですから「サービス残業」などもはびこりやすい土壌が
つくられます。これがホワイト企業がブラック化していく
プロセスです。
見える化 -ホワイト企業のブラック化
見える化経営コンサルタントのかわい たかしです。
ホワイト企業のブラック企業化で恐ろしいことは
残った人たちにも言えます。業績悪化により、
リストラクチャリングをやりますが、本来の意味は
事業再構築で単なる人減らしではありません。
あるべきリストラクチャリングは不採算な事業を
見直して撤退、縮小することにあります。
往々にしてあるのは事業の縮小、撤退があいまいな
まま人減らしだけが行われるケースです。単純に
今まで10人でやっていた業務を半分の人員で行う
といった無理なやり方が行われます。そして仕事の
やり方も以前と変わらず、ひたすら物理的に
労働時間が増えて最悪すべてサービス残業です。
なぜならホワイト企業で以前の成功例があるので
やり方を変えられない傾向があるのです。以前の
戦略がうまくいかないわけですから、本来やり方
を変えなくてはならないはずです。目標数字だけ
出されて以前より少ない人員で達成しろと
言われても玉砕です。ありがちなのはうまく
いかずにまた小出しの人員削減の悪循環に
なっていくわけです。これは残った人たちも

