顧問CFO川井隆史のブログ -183ページ目

外資系企業の駐在員 その3

おはようございます。前回まで外資系企業日本法人の


海外駐在員の話をしました。経済合理性(コスト面)や


日本のプレゼンス低下が原因という話をしました。


経済合理性には現地のことを知っている現地の人


(日本であれば日本人)にできるだけ任せるということ


もあります。ただ、その企業の価値観を体現しているような


付加価値の高い上級管理職などは非常に大切な存在


だと思います。自分も何人か駐在員で非常に尊敬できる


上司に出会ったことが何回かあります。


 また、日本人ではない価値観を持った人がいうのも


貴重です。別に駐在員である必要はないですが


外国人と一緒に働くというのは組織にとっても


活性化すると思います。






外資系企業の駐在員 その2

おはようございます。前回外資系企業の日本法人の


駐在員の話をしました。昔は正直言って、植民地の


総督気分の駐在員を見かけました。とにかく特別


待遇を求め、公私混同がひどく、日本人に対して命令と


絶対の服従を求めるようなタイプです。自分も昔


ほぼ投資効果的にも自信のあった2000万の投資を却下され


た一方、このような駐在員の車買い替え約1000万が承認され


た会議で明らかにおかしいと抗議したことがありました。結果


は叱責されただけで終わりましたが・・・・。


 ただ、90年代の終わりを境に駐在員の数はどんどん


減ってきました。一つはやはり収益管理が厳しくなって


やたらと海外駐在員を増やせなくなったということが


あります。2つめはやはり日本のプレゼンスの低下です。


大抵外資系のアジア、パシフィックの本部は大抵


90年ごろまで東京でしたが、今はほとんど香港、シンガポール


上海などに移転してしまいました。これは残念です。 

エクスパットー海外駐在員について

おはようございます。軽めの気軽に読めるお話と思っていた


のですがなんだか重いお話が多いですね。


 自分もエクスパット(海外駐在員)だったわけですが、一般的に


海外駐在員は非常にコストがかかります。特に給与以外です。


まず住居費で、本社が東京都心であれば30分以内の場所


に用意しますが、欧米の会社の場合、4人家族だと4ベッドルーム


+LDKが最低必要なのでどんなに安く見積もっても50万以下では


ありません。子供の学費もインターナショナルスクールだと最低


一人年300万かかります。車や保険など加えると給与以外で


年1千万は優に超えてしまうわけです。


 昔、日本の法人が成長していたころは、欧米系の企業の


日本法人ではたくさんの海外駐在員がいました。個人的には


日本にいながら欧米人と一緒に仕事をして、考え方や文化に慣れ


親しんで良い経験だったと思いますが単にコストのことを


考えれば見合わなかったと思います。