こんにちは、野上徳子です。
5月も半ばを過ぎ、気づかないうちに心がちょっと疲れている…という方も多いかもしれませんね。

今回は、そんなときに試してみてほしい「心を整える小さなヒント」をご紹介します。

 

 

   自分の気持ちに、そっと耳を傾ける

 

毎日忙しくしていると、ふとした違和感やモヤモヤを見過ごしてしまうことがあります。
「なんとなく元気が出ない」「ちょっと疲れてるかも」

——そんな小さなサインは、心からの大切なメッセージかもしれません。

 

 

🌸 日常に“自分と向き合う時間”を

・1行でもいいから日記をつけてみる
・気分をスコアで記録する
・何も考えずにぼーっとする時間をつくる

どれも、ほんの5分でも十分。自分の心の声に気づくきっかけになります。

  → 私は寝る前に、その日あった良いことを『1行日記』につけています鉛筆

 

 

🌸 無理に「ポジティブ」でいなくていい

「落ち込んではダメ」「もっと前向きに」……そう思ってしまう日もありますよね。
でも、落ち込むのは自然なこと。
そんな日があっても、ちゃんとあなたは頑張っています。

 

 

   小さな「楽しみ」を大切にしよう

 

心が疲れているときこそ、意識的に「嬉しい時間」や「ほっとできること」を取り入れてみてください。

 

🌷 自分へのご褒美、用意していますか?

・お気に入りのスイーツを食べる
・好きな音楽を聴く
・自然の中を散歩する

「今日もがんばったね」と自分に声をかけながら、やさしく癒す時間を持ちましょう。

  → 私は寝る前に、この一言を心の中で言って寝ていますハート

 

 

🌷 「何もしない時間」は悪いことじゃない

ただのんびりする時間も、心には大切な栄養。
“効率”ではなく、“心地よさ”を選んであげることが、明日への力になります。

 

 

 

▶️【後編へつづく】
次回は、【5月病の対処法③】「人を頼ることの大切さ」や「がんばれない日との向き合い方」などをお届けします。
どうぞ、お楽しみに。

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。愛媛県松山市在住。

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。