岸田総理が、次の自民党総裁選に出馬しないコトを会見で明らかにした。

 

大きな理由の1つとしては、政治と金を巡る動きに対して、責任を取ると言うコトになるのだと思う。

 

ただ…

なぜ、いま?と言う感じはする。

 

満足な説明も丁寧な説明もなく、抜本的な改革もなく、自民党の総裁だからこそ決断できたコトと言うのは、もっとあったし、もっとできたハズで、結局、何も変わらないまま。

 

まぁ、今までそれを許してきたのは国民。

そして、時が流れたら忘れてきたのも国民。

 

それは間違いないけれど。

 

目立った成果と言うのは、何かあったんだろうか?

 

能登の震災からの復興に関しても、動きが乏しいまま。

 

コンパクトシティを打ち出すでもなく、支援体制の拡充を行なう訳でもなく…

今でもまだ仮設住宅ではなく、避難所生活を行なっている人もいる状態で、今からでも間に合う支援があると思うのだけれどね。

個人的には、就任当初からそうだったけれど…

 

何がしたい首相だったのかが、最後まで分からなかったかな…と。

 

ただそれはこれから、どんどんそう言う首相が増えていくのだと思う。

 

単に政治家になりたかった人。

それが結果的に、総理になっても、やりたいコトがあるとは思えない。

 

もちろん、英才教育は受けているのでしょうし、育ってきた環境から、いろいろと学んでこられたコトと言うのもあると思うけれど、どう言う日本にしていきたいか…が明確な人は、やっぱり少ないのでは…と、つい思ってしまう。

 

2世、3世議員が一律に悪いと言うのではないけれど、やっぱり政治家になりたかった人。

そして幼少のころから政治家になると言う道筋ができている人。

そうなると、日本の明確な未来像は導き出せず、単に政治家になりたくて、大臣や総理になりたかっただけって感じになるのではないかな…と。

日本の国家像に対しての思いも考えもなく、単に後付け。

 

次が誰になるのかは分からないけれど、そろそろ興味が持てなくなってきた。

 

結局、もう誰に代わっても今の自民党支持が続くのであれば、変わらないだろうし。

 

ただコロナ禍後からの激動の世界の中で、お疲れさまでしたとは言いたいけれど。

イスラム組織の「ハマス」の最高指導者であるハニヤ氏が、7月31日に亡くなった。

 

“亡くなった”と書くのは正確じゃない。

イランの首都・テヘランの邸宅にいたところを、イスラエル軍による“攻撃により死亡した”と書くのが正しい。

 

しかもイランの新しい大統領であるペゼシュキアン大統領の就任宣誓式に出席したのち、攻撃を受けた。

 

イスラエルと「ハマス」が率いるパレスチナ。

混迷の度合いを深めているが、これで「ハマス」側は一時的にせよ指導者を失った訳で、和平交渉なども窓口自体がなくなる訳で、解決の糸口が完全にプツリと切れたコトになる。

 

個人的には、パレスチナを支持したいと思っている。

もちろん、イスラエルとの共存も必要不可欠だと思うけれど。

 

ただそれでも今の「ハマス」が支持できるかと言われたら、そう言う訳ではない。

そもそも最高指導者が、現地にいない。

地域の大国イランの庇護の下で暮らしている訳で、それで困窮を理解できるとは思えない。

 

末端だけが傷つき、末端だけが悲しむ。

そんな組織になっている感じがしてしまう。

 

それでいて自体が改善に向かっているかと言われると、そうではない。

 

パレスチナは、あくまでもアラブの支持が得られなければ、無力すぎるほどに無力な存在になりつつあるが、少しずつ実利を求めるアラブの輪が広がっている感じがあり、この先、どこまでアラブの支持が得られるのだろう…と言う気もする。

 

何か根本的に変わらなければならないタイミング。

もちろん、譲れない部分も多くあると思うし、今までの歴史の負の連鎖があるのも事実。

そこをどう乗り越えるのかと言う課題が1つある。

 

ただ海外に拠点を置き、海外でノウノウと生きている指導者の下で、何かを成し遂げられるとは思えないのだ。

 

 

で、その支持母体になるイラン。

こちらも今回のイスラエルからの攻撃を防げなかったと言うのは、大きいのではないか。

まさか首都のテヘランに、イスラエルからの攻撃が行われるとは…と言う感じ。

これはイランのチカラが低迷し始めていると言うコトなのか。

それとも、イスラエルの攻撃が巧妙だったのか。

 

どちらなんだろう。

 

それにしても、イスラエルとイラン。

相容れない両者。

そこにパレスチナ。

 

もう誰かが仲介できると言う話じゃないのだろうが、誰かが仲介しなければ、もうどうにもならない。

 

それをアメリカに期待するのも難しい話。

それを今のロシアに期待するのは、さらに難しい話。

 

どうにかならないのか。

どうにかできないモノなのだろうか…

 

チャンスがあるとしたら、新しい指導者になる「ハマス」なのだが、組織として、最高指導者を失った部分を譲る訳にはいかないので、また混迷の度合いが深まるだけなのだろうな…

 

 

 

イスラム組織ハマスは最高指導者ハニヤ氏が死亡したと明らかにしました。 ハマスは31日、最高指導者ハニヤ氏がイランのペゼシュキアン大統領の就任宣誓式に出席したあと、首都・テヘランの邸宅にいたところイスラエル軍による攻撃により死亡したと明らかにしました。

渡辺美里さん(以下、美里)の全国ツアー「BITTER☆SWEET ROCK'N'ROLL TOUR 2024 SEASON 1」福生公演に行ってきました~。

今回のツアーは初参戦。

で、福生での参戦は2021年の「Ready Steady 55 Go!」以来でした。

 

結構、最寄りなので(と言っても、そこそこ距離があるんですが)、ゆっくり出立。

 

美里のコンサートでゆっくり出立できるって、実はあまりなくて、ここ最近は、

  • 2024年…大阪新歌舞伎座(遠征)
  • 2023年…関内ホール(ウチから2時間強)、日本武道館(ウチから1時間半程度)
  • 2022年…Zepp Namba(遠征)
だったので、やっぱり前回の福生公演以来かなって感じ。
まぁ、どこに行くにしても遠いんですけれどもね。
 
で、福生。
ちょうど当日は七夕まつり開催と言うコトで、電車も浴衣姿の方がちらほら。
 
“美里のコンサートがあるから、絶対、どこかでゲリラ豪雨とかありそう…”
だから気を付けてね…なんて、思いつつ会場に。
 
珍しく早めに到着して、そのまま場内へ。
 
いや、外で“コンサートが始まる”感を楽しみたかったんですけれど、暑くて無理でした。
 
ほぼ定刻(多分、ちょい押し)で開演。
 
39周年が終わって、40年目に入ったコンサートツアーと言うコトで、久々にSEでDoorsが掛からないかな?と思ったりしたんですが、流れませんでしたね。
 
ほぼノー下調べ。
でも前半戦、イイ感じ。
 
なんだろう…
ここまでギュッと近くに感じられるの、久々って気がしました。
 
いや、席的には10~12列目ぐらいで、ここ最近、前から3~4列目とかが当たるコトが多かったので、そこまで近くないんですけれどもね。
前の方から傾斜があるホールだから、見やすいと言うのもあるのでしょう。
 
でも、今、この暑い季節を前に聴きたかったな…と言うセトリでした(一部、冬風景の曲もあるけれど)。
 
以下、ネタバレセトリ。
 
 
 
 
 
 
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  1. すき|Flower bed
  2. センチメンタルカンガルー|ribbon
  3. とびだせ青春|Spirits
  4. Life|Spirits
  5. グリーン・グリーン|Spirits
  6. トマト|Sing and Roses
  7. 10years|ribbon
  8. My Revolution|Lovin' you
  9. Lovin' you|Lovin' you
  10. Song of the Asking|ソレイユ
  11. ココロ銀河|ココロ銀河
  12. ジャングルチャイルド|BIG WAVE
  13. Love Is Here|Spirits
  14. 恋したっていいじゃない~メンバー紹介|ribbon
  15. BITTER ☆SWEET ROCK'N' ROLL|シングル
  16. サマータイムブルース|tokyo
  17. (アンコール)やるじゃん女の子|Flower Bed
  18. (アンコール)Special Women|シングル
  19. (アンコール)IT'S ALL RIGHT!|ID
  20. (アンコール)サンキュ|Love Go Go!!
収録されているオリジナルアルバムも一緒に載せてみたけれど、珍しく「Spirits」からの曲が多かったですね。
何気にノーマルバンドバージョンの「BITTER ☆SWEET ROCK'N' ROLL」を初めて聴けたのと、「Special Women」
 
今回のツアーは“SEASON 1”と題されていますが、今後、“SEASON 2”がある前提で、被らないように選曲しているのかな?
ってか、そもそも2025年のツアーは「BITTER☆SWEET ROCK'N'ROLL TOUR 2025 Vol.1/Vol.2」っぽいんだけれど、なぜ今回は、“SEASON 1”なのだろう…?
 
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でも結構、最近、ご無沙汰な楽曲も織り交ぜられていますね。
39周年からの40年目!と言うコトで、シングルオンパレードツアーかと思っていただけに、良い意味で嬉しい感じでした。
 
今回のツアーは、あと1回、参戦予定なので、またこれは楽しみだなぁ…と。
 

昨日の東京都知事選挙の結果。

 

  1. 小池氏…2,918,015票
  2. 石丸氏…1,658,363票
  3. 蓮舫氏…1,283,262票
  4. 田母神氏…267,699票
  5. 安野氏…154,638票
で、小池氏が圧勝と言う感じの結果。
得票率は約42.77%。
次点の石丸氏で約24.30%だったので、やはり得票率を見ても圧勝だった感じ。
 
上位3人が有効投票総数の1/10に達し、4位の田母神氏以降は供託金300万円が没収と言うコトになった。
 
投票率は、前回よりも上がり60.62%(+5.62ポイント)。
 
石丸氏が2位に食い込んで、蓮舫氏が3位。
この結果をどう考えるかだけれど、その前に小池氏の圧勝だったと言う事実。
幾ら石丸氏が伸びたと言っても、この差は歴然としているし、あまりの圧勝で、現都政に対する不満も何も封じ込んだと言う気にしかならない。
 
もちろん、石丸氏は、東京都下においては大きな地盤もなく、政党の支持・推薦も受けないと言う中で、大きく票を伸ばし、蓮舫氏を上回ったと言うのは、とても大きな流れだと思うけれど。
 
同時に東京都議会議員選挙も欠員が出ている選挙区で投票が行われ、自民党が2勝のみで惨敗。
 
結局のところ、この両方の選挙で言えるのは、勝った政党がいないと言うコト。
強いて言えば、都民ファでしょうか。
小池氏が圧勝し、さらに都議会も3議席取った訳ですから。
 
その他の主要政党で見ると…
自民党は、独自候補を都知事選挙で出せず、さらに都議会は5議席から2議席へ惨敗。
立憲民主党は、蓮舫氏が惨敗し、都議会は1議席どまり。
共産党は、蓮舫氏が惨敗し、都議会は議席が増えず。
維新は、独自候補を都知事選挙で出せず、さらに都議会も議席が増えず、さらに所属議員で離党が出た。

こうして考えると、改めて小池氏の強さが目立つ結果だったんだなぁ…と。

 

正直、別に1つ1つの政策としては、小池氏の政策は評価できる部分も多いと思う。

色々な方面をしっかりと向いている気はする。

それが好きかどうかは別として。

そして実行されているのかどうかも別として(実際は、ここが一番肝心なんですけれどもね)。

 

でも2位に食い込んだ石丸氏も安芸高田市で何か実績を残したかと言われたら、話題になったぐらい。

3位の蓮舫氏も、長年、参議院議員をなさっているが野党暮らしが長いので、大した実績がない。

 

で、結局、都民は何を見て、何を思って判断したのでしょうね…と言う気にはなる。

 

ただやっぱり羨ましいとも。

いろいろな候補者が出たのは事実だし、それが決して良かったかと言われたらそうでもナイとは思うけれど、民主主義国家だからこそ、いろいろな候補者が出ると言うのを否定する訳にはいかない。

 

そして東京都だからこそ、こうしていろいろな候補者が出る。

それで政治に関心が集まるのであれば、それはそれでアリ。

日本の場合、政治に無関心な人が多すぎるし、有権者の力をもっと磨いていかないから、体たらくな議員が誕生する結果になる訳で。

東京から政治が広がる。

そうなればいいんですけれどもね。

 

まぁ…

実際はなかなか…でしょうね。

 

ともかく、当選するコトがゴールではなく、ここは単なるスタート。

今回の選挙戦で上がった声を吸い上げて、また新たな東京を作って欲しいと願うばかり。

選挙ウィークである。

世界的に。

 

イギリスでの総選挙の投票がスタート。

こちらは14年間政権を担ってきた保守党から労働党へ、政権交代が起こるのが濃厚。

保守党がどれだけ議席を維持できるか。

そもそもスナク首相すら議席の維持に黄信号が灯っているようだが、現職閣僚がどれだけ議席を落とすのだろう…

 

フランスは7日に国民議会(下院)の決選投票が実施される。

反移民を掲げている野党・国民連合の過半数獲得を阻止すべく、マクロン大統領を支えてきた与党と対立してきた左派の野党とで候補者の一本化に踏み切ったが、どう転ぶのか。

 

で、日本は東京都知事選挙である。

今のところ、有力なのは、現職の小池都知事に前・参議院議員の蓮舫氏、そして前・安芸高田市長の石丸氏の三者の名前が挙がっている形。

田母神氏や桜井氏などは、やや厳しい情勢のよう。

 

で、日本の首都決戦。

この三者をどう評価するのか…と言う話になる。

 

くしくも皆さん、政治経験がある方。

 

もちろん、これからの都政をどうして行くのか…と言う点も問う必要があるが、そもそも政治経験の中で、どんな実績が残せているのかを、まずは見て欲しいと思う。

 

小池都知事は国政経験も豊富だし、それなりに実績もあろうかと思う。

ただ既に、都知事になった時の勢いはなく、前回の公約だって、何を達成できているのだろう…と言う感じ。

蓮舫氏は、野党暮らしが長かったコトもあり、そこまでの実績はないと言っても過言じゃない。

ただ確かに無駄な事業に切り込んできた実績はあるし、これからもそれは期待できるのだろう。

石丸氏は、市長の経験があるが、安芸高田市で何かを残したか?と問われると、心もとない。

そもそも無印良品1つ、誘致できないのに、何ができる?と言う気になってしまう。

 

もちろん、石丸氏の無印誘致失敗は、単に議会側の反発があったからに過ぎない。

市長と議会の関係性を考えれば、責を負うのは議会側なのかも知れないけれど、結局、何かを生み出したと言う感じはしない。

この都知事選挙で最大の争点になるべきなのは、少子化対策である。

経済対策も必要だし、重要だけれど、人口が急減する時代になると、どれだけ経済対策を行なっても無意味なのだから。

 

では、この三者がそれぞれの政治活動・経験の中で、どれだけ少子化対策で実績を残したのか。

 

東京都は出生率が「1」を切って、「0.99」。

日本国としても出生率が「1.20」(2023年)

安芸高田市はようやく急減していたのが、この数年で横ばいレベルになっただけでプラス成長ではない(最新の情報ソースがないので詳細までは不明だが)。

 

つまりは、三者ともに実績をなしてないと言える。

 

これで何をどう期待して行けば良いのだろう…

 

全く、期待できるポイントがないんだよなぁ…

 

寧ろ、政治経験がなくても安野たかひろさんの方が、まだ次への期待があるんだよなぁ…

何と言っても、スピード感があるし、いろいろな自分の考えをこの選挙戦の中でもアップデートしているぐらいな人だから。

 

ってか、こうしたITに精通した方が、トップや引っ張っていく存在にならないと、もう日本もダメだよなぁ…と。