サッカーの元日本代表。

稲本潤一選手が、今シーズン限りでの引退を発表した。

 

ガンバからアーセナルへ。

そしてヨーロッパにトルコ・ドイツ・フランス…

その後も日本に戻って来て選手を続けていらっしゃったけれども、気が付けば、45歳。

そりゃ、日韓ワールドカップの活躍も、遠くなる訳です。

 

ベルギー戦。

そして、ロシア戦。

共に値千金のゴール。

 

今シーズンは、南葛でプレーしていた訳だけれども、28年間、お疲れ様でした。

 

これから指導者の方に進んでいくと思うけれど、どんな指導者になって行くんだろう。

 

でも、また1人、上野山さんの教えを受けた選手がいなくなってしまったなぁ…。

上野山さんの指導を受けた選手なんて、ホント、スゴいメンバーが揃う。

それだけガンバユースが凄かったとも言えるけれど、宮本・新井場・大黒・宇佐美・家長にジュニアユースからユースに昇格はしなかったけれど、本田選手もその1人な訳で、もっと表で評価されてもイイと思うのだが。

 

引退発表の会見で、

サッカーはボールは1つ。サッカーと言うスポーツに関しては全く変わりはない

と言い切っているのは、良いですね。

ホント、キャプテン翼の世界に広がっていて。

その世界観を、また指導者になってからも広げて行って貰えれば…と。

 

 

韓国のユン大統領が、12月3日の深夜、突如として非常戒厳令を出した。

 

韓国での戒厳令は、45年ぶり。

 

その後、国会事務総長がヘリコプターを動員し、武装した戒厳軍230人を国会に侵入させたが(さらに50人ほどの別動隊がいた模様)、国会が開かれ、190人の議員が戒厳令の解除を求める動議を可決(因みに、韓国の国会の定数は300)。

12月4日4時27分にユン大統領によって、戒厳の業務に投入した軍を撤収させた旨と、戒厳令の解除が宣言されるに至った。

 

約6時間。

 

あっと言う間に終わったような感じ。

いや、当事者からすると長い夜だったに違いないけれど。

 

戒厳令と言う伝家の宝刀を抜く必要が、あったのかどうか。

 

真相はちょっと分からない。

表に出てこない(もしくは出せない)話もあるだろう。

 

ちょっとお粗末だったような感じもしなくはない。

 

少数与党政権だが、韓国の場合、戒厳令は国会の在籍議員の過半数の賛成で戒厳令の解除の要求ができるようだ(そして要求が出た場合は、応じなければならない)。

 

つまりは、しっかりと国会を封鎖する必要があった訳だけれども、戒厳軍を差し向けた時には、野党勢力の抵抗に遭い、封鎖が遅れてしまった。

つまりはしっかりと軍との連携が取れていなかったと言うコトになるのでしょう。

さらに戒厳令の解除決議には、与党議員も18人、含まれていたと言うから、与党すら掌握できていなかったと言うコトにもなる。

 

それはあまりにもお粗末ではなかったか…と。

で、この失敗の結果、ユン大統領はもうこの先、打つ手がなくなった。

大統領の職務を継続するのも、ほぼ難しい情勢になるのでしょう。

 

仮に大統領選挙が行われるとなれば、野党側から出るコトになる。

 

ユン大統領は、日韓関係の改善に非常に前向きな大統領だったが、この先はそう言う訳にはいかなくなる。

 

正反対のコトが起きるのでしょう。

 

来年は日韓国交正常化60周年。

ただそれを迎えるような雰囲気にはならないような気しかしないし、計画されている石破総理の訪韓も実現しない可能性も高い。

仮に訪韓が実現したとしても、実りのある話にもならない気はする。

 

日本としては断固とした態度で臨めばいいだけだとは思うけれど、やはりどこかに糸口がなければならないとも。

そう言う外交が石破総理に出来るのかどうか…

 

それにしても…

どうしてこんなオウンゴールみたいな戒厳令に踏み切ったのだろう。

それだけの理由がどこにあるのかが、明るみになるのだろうか…

 

自分が住んでいる訳じゃない国だから、詳しくは分からないけれど、

やっぱり韓国の政治って良く分からない。

政治に熱いのは、羨ましくもあるけれど、その政治がころころ変わり過ぎて…

秋田市で11月30日の早朝からスーパーにクマが立てこもった事件で、ようやく12月2日早朝に、立てこもっていたクマが、仕掛けていたワナに入っているのが確認され、捕獲されたとのコト。

 

で、また秋田市に対して抗議電話が出ているとの報道が。

 

抗議電話の内容としては、恐らくだが、捕獲されたクマが処分になるコトへの抵抗なのだろう。

 

クマを山に返せばよいと言う話。

 

それは事実かも知れない。

クマが再度、人里に降りてこないと言う確証があるのであれば。

 

既に、このクマはこのスーパーを餌場として認識している以上、それはあり得ない話ではないか。

それに対して、有効な手段がない以上、もはや、やむを得ない話だとも思う。

 

一応、今回の抗議電話の件数などは明らかになっていないけれども、どれだけ暇で、どれだけ脳内がお花畑なのだろう?

自分で責任も取れないのに、電話だけして抗議をすると言うのは、ナンセンス。

そもそもその電話主は、菜食主義者なのだろうか…?とすら。

 

もちろん、こうした意見がダメと言う訳ではないし、かわいそうと言う意見があるのは、分かるし、殺生をしたいと思う人も多くはないでしょう。

ただ今後、人との接触の可能性が極めて高いクマを、このまま放つと言う選択は、ナイと言うのは明らかであり、責任を持てないのであれば、もう地元の行動に対して、アピールするのは単なる自己満足なだけではないか。

 

今回の事件で明らかになったのは、やはり猟友会の存在。

少子化が著しく進行しているエリアでは、もうこの猟友会の人手もいなくなってきていると思うが、そもそも現行法に不備がある。

 

鳥獣保護管理法によって、麻酔を含めた銃器の使用が禁止されている。

マチナカでこうしたクマが出没した際も、警察の発表許可がない限りは、使用ができない。

つまりは主導権は、警察にある。

 

もっと早く捕獲できるように、システムを変えていかなければならないし、麻酔銃を撃てる人材を、多少なりとも育てていく必要もある感じ。

 

仕事の一部。

今までは好意でやって頂いていた側面も大きかったが、命を懸けた仕事。

その対価をしっかりと払う。

 

それを今の少子化の時代の中で、どうやって成り立たせていくのか。

 

これから加速度的に人が少なくなる中で、急務だと思うのだけれど、どうも動きが遅い。

それは地方自治体もそうだし、地域社会も。

 

都心部に住んでいる人からすれば、急務だと思えるんだけれど、実際は、そこまで切迫感を感じないのかな?
どうなんだろう…

 

そんなコトを思いつつ、抗議電話と言うのは、やはり考えられないよなぁ…とも。

 

そして、地方出身で地方創生にも意欲を示す石破首相には、もっと地方の課題について動いて欲しいなぁ…とも。

地方創生するにしても、まずはその地方の安全・防災が確保されなければ、先に進まない話でもありますからね。

 

11月30日。
神戸市長田区の新長田駅南地区で続いてた震災復興市街地再開発事業が完了し、記念式典が開かれたとのコト。

震災復興。

もちろん、神戸市長田区なので、阪神大震災からの復興事業。

 

阪神大震災が起きたのは、1995年の1月。

もう来年で30年になる。

 

三宮とかに行っても、もう震災の爪痕は感じられない。

それぐらい年月が過ぎ去ったけれども、こうしてまだ震災からの復興が続いていたコトは、正直、知らなかった。

 

兵庫県内で被害が大きかった6つの地区で自治体などが土地を買い上げ、再開発へ。

ただ地権者が多いコトもあって、交渉が難航。

当初は、2004年3月の予定だった事業の完了も、どんどん先延ばしに。

 

そして完了した再開発事業は、今でも商業用スペースが売れ残る。

そうなると、集客が低下する。

元々よりも高い管理費が必要になるコトから、さらに商業スペースへの出店が減ると言う悪循環。

 

震災以後、新長田自体は、副都心として発展させようとしていたけれども、それが上手く行っている感じじゃない。

 

ポテンシャルはあるエリア。

三宮までもスグだし、地下鉄が2路線(ただ1つはあまり意味がないかも…ですが)。
そしてJRも走っている訳だから。

 

ただそのポテンシャルを生かせないまま、時だけが過ぎ去ったと言う感じ。

 

2,277億と言う巨額の費用を掛けて、44棟を整備。
医療・介護の人材を養成する専門学校が移転したのに加え、県立大学や教育大学のサテライトキャンパスが、今回完成した「キャンパスプラザ」には入る。

 

これが核となって、街が再始動するかどうか。

 

まだ長田はポテンシャルがある土地だけれども、能登はどうだろう…
半島の先で、交通手段も乏しく、人も少なくなっている中で、30年と言う年月を掛けられるのだろうか(もちろん、地権者は少なくなるので、そこまで長くもならないのだろうが)。

 

1から街をつくる。

それはそれだけの時間が掛かる。

その時間を読みながら、その先に繋がる街をつくる。

それは簡単な話じゃなくて、ほぼ困難な話なだけに、もっと迅速にできるようなシステムができないモノなのだろうか。

 

少なくとも30年は長すぎるよなぁ…

あの年に生まれたとしても、もう結婚して子供がいてもおかしくはない訳だから。

 

 

FIFAワールドカップ・アジア予選。

9~11月シリーズが終わった。

日本は9~11月シリーズ最終戦は中国との対戦で、勝利。

5勝1分で勝点16で首位は変わらず。

 

が、このグループC。

もう意味が分からないぐらいに混戦になった。

 

それまで未勝利だったインドネシアが、ランキングでは上位のサウジアラビアに2-0で勝利。

2位のオーストラリアはバーレーンと引き分け。

その結果…

 

2位:オーストラリア|1勝1敗4分|勝点7|得失点差+1

3位:インドネシア|1勝2敗3分|勝点6|得失点差-3

4位:サウジアラビア|1勝2敗3分|勝点6|得失点差-3

5位:バーレーン|1勝2敗3分|勝点6|得失点差-5

6位:中国|2勝4敗0分|勝点6|得失点差-10

 

と、2~6位が勝点1の差でずらりと並ぶコトに。

 

今回の予選は1・2位がそのままストレートで本選出場。

3・4位が次の4次予選に出場する形になるので、まだどのチームにもストレートでの本選出場が可能と言うまさに混戦模様。

グループAは、イランとウズベキスタンが上位に入り、UAE(勝点10)が追う展開。

4位カタール(勝点7)・5位キルギス(勝点3)なので、UAEまではかなり可能性が高い状態。

問題は初出場を目指すウズベキスタンに、UAEが追いつけるかどうか。

 

グループBは、韓国とイラクが上位に入り、ヨルダンが勝点9で3位。

オマーンは勝点6なので、韓国とイラクはもう固い感じですかね。

ただ4位オマーンと5位クウェートはまだ分からないけれど、クウェートは未勝利なので、やはりこの先、ちょっとしんどそう。

ってか、未勝利で最下位に沈むパレスチナに、首位韓国が引き分けるって、どう言うコト?初戦も引き分けたし、韓国はパレスチナが苦手なのだろうか…。

4勝0敗2分なので、パレスチナ以外にはオール勝利なのに…

 

で、やはりこれらと比べても、グループCが異様に混戦模様すぎて…

 

日本が頭一つ、いや二つ抜け出しているから、楽しんでみていられるけれども、該当する国とかは、気が気じゃない展開だな…と。

 

まだ半分+1試合。

この先、どうなるかは分からないけれど、当面は混戦模様になりそう。

 

今は得失点差で最下位になっているけれど、中国だけは日本戦が既に2試合とも終了しているから、寧ろ、優位なのかも…
得失点差が大きいので、混戦になると、弾かれちゃうけれど、もう予想もできないぐらいの混戦になりましたね。

 

日本戦はもう勝ちに来ると言うよりも、失点をいかに少なくするか…と言う戦術に切り替えてくるのだろうから、これから日本も戦い方を変えて行かないと厳しいのかも…ですね。