選挙ウィークである。
世界的に。
イギリスでの総選挙の投票がスタート。
こちらは14年間政権を担ってきた保守党から労働党へ、政権交代が起こるのが濃厚。
保守党がどれだけ議席を維持できるか。
そもそもスナク首相すら議席の維持に黄信号が灯っているようだが、現職閣僚がどれだけ議席を落とすのだろう…
フランスは7日に国民議会(下院)の決選投票が実施される。
反移民を掲げている野党・国民連合の過半数獲得を阻止すべく、マクロン大統領を支えてきた与党と対立してきた左派の野党とで候補者の一本化に踏み切ったが、どう転ぶのか。
で、日本は東京都知事選挙である。
今のところ、有力なのは、現職の小池都知事に前・参議院議員の蓮舫氏、そして前・安芸高田市長の石丸氏の三者の名前が挙がっている形。
田母神氏や桜井氏などは、やや厳しい情勢のよう。
で、日本の首都決戦。
この三者をどう評価するのか…と言う話になる。
くしくも皆さん、政治経験がある方。
もちろん、これからの都政をどうして行くのか…と言う点も問う必要があるが、そもそも政治経験の中で、どんな実績が残せているのかを、まずは見て欲しいと思う。
小池都知事は国政経験も豊富だし、それなりに実績もあろうかと思う。
ただ既に、都知事になった時の勢いはなく、前回の公約だって、何を達成できているのだろう…と言う感じ。
蓮舫氏は、野党暮らしが長かったコトもあり、そこまでの実績はないと言っても過言じゃない。
ただ確かに無駄な事業に切り込んできた実績はあるし、これからもそれは期待できるのだろう。
石丸氏は、市長の経験があるが、安芸高田市で何かを残したか?と問われると、心もとない。
そもそも無印良品1つ、誘致できないのに、何ができる?と言う気になってしまう。
もちろん、石丸氏の無印誘致失敗は、単に議会側の反発があったからに過ぎない。
市長と議会の関係性を考えれば、責を負うのは議会側なのかも知れないけれど、結局、何かを生み出したと言う感じはしない。
この都知事選挙で最大の争点になるべきなのは、少子化対策である。
経済対策も必要だし、重要だけれど、人口が急減する時代になると、どれだけ経済対策を行なっても無意味なのだから。
では、この三者がそれぞれの政治活動・経験の中で、どれだけ少子化対策で実績を残したのか。
東京都は出生率が「1」を切って、「0.99」。
日本国としても出生率が「1.20」(2023年)
安芸高田市はようやく急減していたのが、この数年で横ばいレベルになっただけでプラス成長ではない(最新の情報ソースがないので詳細までは不明だが)。
つまりは、三者ともに実績をなしてないと言える。
これで何をどう期待して行けば良いのだろう…
全く、期待できるポイントがないんだよなぁ…
寧ろ、政治経験がなくても安野たかひろさんの方が、まだ次への期待があるんだよなぁ…
何と言っても、スピード感があるし、いろいろな自分の考えをこの選挙戦の中でもアップデートしているぐらいな人だから。
ってか、こうしたITに精通した方が、トップや引っ張っていく存在にならないと、もう日本もダメだよなぁ…と。