外国株式アナリストの雑感               ~Why? Why? Why? -17ページ目

基本新聞の記事を信用していないです

昨日の疑問の答えは今日の日経朝刊にタイミングよくでていましたね。


「なぜリーマンのCDSがすんなり清算されたのか?」


答えは想定元本の4000億ドルが間違っていたから。

記事によると実質は60億~80億ドル。(記憶なんで曖昧)


4000億はネットではなく売買の出来高全部を合わせた金額らしい。

つまりAさんがCDSを100万円分売ったが、そのままだとリスクが大きいので90万円分CDSを購入。

なのでAさんの保有金額はネットで100-90=10


最初心配されてた4000億円はこの式を100+90=190 にしたから。


ほんまかな~

そんな単純な数え間違いみたいなのを世界のマーケット関係者がして騒ぎになるかな~

と、ここまできても新聞記事を疑っています。基本新聞に書かれてる記事は余り信用していない私。

しかしCDSは相対取引なんで真実は不明です・・・



杞憂に終わった。

昨日書いたアイスランドの話はなぜか日経朝刊には一切でてなかった。

なぜだろう??

そして朝日の朝刊1面だったのでなぜか結果的に朝日の1面予想になってしまった。


そして昨日書いたリーマンのCDS。


見事に今日の日経新聞夕刊に清算完了とでていました。

心配してたその日が清算日とは。


杞憂に終わったわけです。


気にする前にもっとちゃんと調べとけという話ですな・・・

忙しいのを言い訳にしてました。

真面目に調べたらその情報が結構ありました。

割と清算はどうなるんだみたいな感じになってたみたいです。


今回「さっさと動くと」いう教訓を学んだのはいいんですが、それでもこの記事の波乱なく清算完了ってのがいまいち納得できません。

売り手は元本の9割分を払わなくてはいけないのに、

「売り手の多くはリスクを抑える狙いで別の取引相手からCDSを買っているため実際の損失額は想定元本を下回ったもよう。」

とコメントされてます。

リーマンの想定元本だけで約4000億ドルです。

それに見合う分を買っていたって言っても???


AIGの時は850億ドルで資金使うかどうかあれだけ騒いだくせにそんな上手くいくものなんでしょうか。


ちょっと調べてみたら、CDS市場の慣例では価値が変化した場合、カウンターパーティー(取引相手=この場合CDSの売り手)は担保を日々調整する必要があると。


リーマンの場合はやばさがエスカレートするに連れて、リーマンのCDSもどんどん値段が下がる=CDSの売り手は損が日々膨らむ)

→それに合わせて売り手は担保を増やしていた

→いざ潰れても、最悪潰れる直前までの資金が用意されてあったから最後に潰れて支払いが増えても大丈夫


との専門家の見方があった。

ほんまかいな!?

潰れる前に資金用意するっていっても多額すぎる気がします。

まして日経の記事を信用するなら、リーマンが潰れる損に見合う分だけ損した人が他のCDSでもうけたと。

そんなに多額の資金が出るところ潰れましたかね?


ちなみにワシントンミューチャルのCDS清算の入札は23日予定→11/7決済予定とのこと。


こりゃ実際CDSを売ってた人に聞いてみないとわからないな。

しかしそんな知り合いは今の所いないしどうしたものか。


ついに出ちゃいましたか。

ついにというか、予想されていましたがでてしまいましたね。


10/21日経新聞夕刊 1面 「サムライ債 利払い遅延」


アイスランド最大手銀行であるカウプシング銀行が2006年に発行したサムライ債(円建て外債=外資が日本円で資金を集める時に発行する債券)で利払い遅延が生じたと出ています。


アイスランドは元々漁業国であったのに、金融機関が海外かた資金調達して急速に金融業の発展を(とりあえず数字上は)した国。確かGDPの30%を金融、不動産が稼いでいたとか。

というわけで今回の様に金融危機で資金の流動性がなくなると一気に逆回転で終わります。

金融機関の債務を合計したらGDPの10倍以上。そんなの国が保障なんでできるわけありません。


そしてそんな銀行の発行したサムライ債がなぜかA格以上がついていたと。

2006年発行の3年債だとそりゃこんな風になるとは思わず購入する所はありますわな。

日本の国債で1%もいかないのに2.5~3%ぐらいあったのでしょうか!?(不確定)


ひとまず今回のは発行額が500億とまだいのですがまだまだ出てくると思うのですが。

保有先で名前がのってるベネッセはお気の毒です。


う~ん、TEDスプレッドやVIX指数が多少落ち着いてきたから日本株にとって外部環境は一時的とはいえ多少ましになってきたかと思ったらこれです。


後、個人的に心配しているのがリーマンのCDSについて清算の話し合いが行われたと思うのですが(確か10月10日か11日ぐらいと記憶しているのだが)その後の具体的な報道がないのが気になります。


リーマン関連の債券は元本の8%ぐらいとで決まったみたいにあったので、CDSの売り手は90%以上の支払いが直撃するはずなんですが・・・

杞憂で終わればよいのですが。


さて、今日は帰りに丸善・丸の内本店に寄って


強欲資本主義 ウォール街の自爆 神谷秀樹


を購入。来月講演会があるみたいで整理券ゲットできたのでラッキー。

元ゴールドマンの人で今もウォール街で働いている方の話が聞けるのでこりゃ楽しみだ。


しかし買ってからまだ読んでないのが20冊ぐらいたまてtしまってる・・・