昨日、急行列車のことをブログで書いたのに早くもさっき急行「つやま」廃止の第一報が届いた。JR各社で昼間に運行される唯一の急行列車だったが、いよいよその灯も消えることになった。
↑1997年11月までは急行砂丘号はキハ58系による運転でグリーン車まで連結されていた。その後、急行つやま号ではキハ48形一般型気動車が運用につき最後まで曖昧な存在となってしまった。写真は急行みよし号(備後落合)
↑岡山駅で出発を待つ陰陽連絡特急スーパーいなば号。キハ187系による智頭急行線経由の運転で急行砂丘号は廃止された。急行つやまはその砂丘号の区間を一部引き継ぎ登場。
ご存じのように津山線は、急行『つやま』(キハ48)一往復以外に、快速『ことぶき』(キハ40・47)が6往復設定されている上、所要時間に差がない。これでは、仕方ない。
以下に朝日新聞のネット版に記載されている記事をそのまま載せます。
最後の気動車急行の廃止は胸が痛みます。残念です。
昼間のJR急行としては全国で唯一残り、岡山県の津山線(岡山―津山、58.7キロ)を走る「つやま」が、来春のダイヤ改定で姿を消すことになった。急行料金を払っても所要時間や車内設備は快速と変わらず、地元住民の呼び名は「ぼったくり急行」。それでも、鉄道ファンは「最後の急行がなくなるのは寂しい」と惜しんでいる。
「つやま」は1997年11月末のダイヤ改定で誕生。津山線経由で岡山―鳥取を結んでいた急行「砂丘」の廃止に伴い、沿線自治体の要望で新設された。最長4両編成のディーゼル列車で、津山線を一日1往復している。
岡山―津山には普通列車の他に快速が一日6~7本走り、所要時間は約70分、運賃は1110円。「つやま」は快速より停車駅が一つ少ないだけで所要時間は65~63分と大差がなく、座席幅も通常車両と変わらない。しかし、運賃に加えて急行料金730円が必要。快速と勘違いして乗り、車掌から急行料金を請求されて慌てて下車する客もいるという。
沿線自治体は急行が停車することを「まちの格」ととらえていたが、こうした市民からの不評を受け、快速の増便をJR西日本に要望。反対していた「つやま」の廃止も受け入れた。
鉄道ファンで「みまさかローカル鉄道観光実行委員会」メンバーの松田信也さん(47)=岡山県津山市=は「利便性重視は仕方ないが、日本でここだけの『昼間に走る急行』という強みを観光に生かす知恵はないものか」と残念がっている。
JRの急行は60~70年代にかけてが最盛期だった。鉄道研究家の寺本光照さんが過去の時刻表で調べたところ、旧国鉄時代の67年には、列車名で301種の急行が運行していた。その後は、料金の高い特急に格上げされるなどして減少傾向に。87年の民営化以降、激減していた。
急行の明確な定義はないが、普通よりも速く、広い座席、トイレの設置など車内設備が充実している。料金は利用区間の距離で決まり、JR西日本などでは、50キロまで530円、100キロまでは730円などと設定。201キロ以上は1260円。
「つやま」が廃止されると、他に残るJR急行はいずれも夜行列車の「はまなす」(青森―札幌)、「能登」(上野―金沢)、「きたぐに」(大阪―新潟)の三つだけになる。
→もうどうこういってもこの流れはどうすることもできない。いつの日か急行列車が復活し定期運用に就く日が来るかもしれないので、その日を楽しみにしたい。でも、急行が快速に格下げされて、料金不要の列車が増発されたりと乗客にメリットがあることもこれまた事実。地方における急行の存在は、沿線住民に特急とは異なる大きな夢を与えてくれたような気がする。急行つやま号の最後のその時まで見守っていこうと思う今日この日でした。
↑新山口~山口間を快速運転している快速やまぐちライナー。キハ40系の快速運転も今や当たり前になった。
↑今は全路線で優等列車による前面展望のDVDが売り出されている。廃止される前にこのような記録に残る物があると懐かしい記憶がよみがえる。ついネットで買ってしまった。
































