震災復興税は必要か?
震災前から景気が非常に低迷した状態が続いており、税収も
年々減少し続けていました。
その一方社会保障費は増大する一方だったわけですが、
ここのきて、五百旗頭真・防衛大学校長が、復興財源の私案として
震災復興税の導入構想を示しました。
与謝野馨経済財政担当相は15日午前の閣議後会見で、
震災復興税について「ひとつの考え方ではある」と前向きな
見解を表明したそうです。
早い話が増税ということになります。
復興に必要な予算は最低10兆円といわれており、仮に震災復興税の
もとに消費税を1%アップしても2兆円にしかならず全然足りません。
今年度の予算において、45兆円の新規国債を増発させている
訳ですから、普通に考えれば、なぜ復興するための10兆円が
出せないのか不思議です。
震災復興税といっても、費税の様な形で実行されるのは明白であり、
消費が痛んでいる時に消費税を導入すれば、日本経済への悪影響が
心配されます。
お金が足りないから増税という短絡的な考えでは無く、
経済活動を活性化させ、税収を得ていく考えが必要だと思います。
日経平均は小幅続伸、復興関連株の物色は活発です。
本日の14日の日経平均は小幅ながら続伸。
前日比12円74銭高の9653円92銭で取引を終了しました。
朝方は、米国株は上昇となったものの、CME225の下落もあり
売り優勢のスタートに。
しかし、下値が硬いこともあり、売り一巡後は下げ幅を
縮めています。
後場に入っても、昼休み中に目立った材料はなかったことから、
大きな変化はないものの幅広い銘柄に買いが入りました。
先物主導でプラス圏に浮上も、先行きの不透明感から様子見気分も
強く、上値は重い展開でした。
個別では午後に入って東芝が同社社長のインタビューが報じられ、
東日本大震災の2010年度業績に対する影響は限定的との見方が
示されたことが好感され切り返す形になっています。
東証1部の出来高は22億1553万株。売買代金は1兆3810億円。
騰落銘柄数は値上がり1173銘柄、値下がり355銘柄、
変わらず131銘柄。
業種別では、クレセゾン <8253> 、プロミス <8574> など
ノンバンク株が高い。
一方、国際帝石 <1605> 、JX <5020> など石油関連株は
売りが先行。
引き続き、復興関連株の物色は活発です。
リチウムイオン電池の電極素材チタン酸リチウムを製造している
チタン工業<4098>(東1)は14日の後場、ストップ高の
417円(80円高)まで急伸しています。
原発事故に電力不足、企業業績悪化となれば買いに慎重に
なりがちですが、引き続き復興関連、電力不足解消関連銘柄
に動きがあります。
戦略としては余力確保がメインも出遅れ銘柄物色や押し目等を
中心に攻めていくのが得策です。
エネルギー関連銘柄の物色が継続
本日、チタン工業<4098>(東1)は14日の後場、
ストップ高の417円(80円高)まで急伸。
値上がり率23.7%で13時45分にかけては東証1部の
3位となりました。
東芝やパナソニックが電力不足・節電対策用として家庭用の
蓄電池システムを前倒して発売と今朝の日本経済新聞で
伝えられ、リチウムイオン電池の電極素材チタン酸リチウムを
製造してるチタン工業<4098>(東1)が買われました。
先の見えない原発問題もあり、エネルギー関連の銘柄の物色が
続いています。
4月10日に全国で反原発デモが行われました。
東京の高円寺で行われたデモ参加者数は、最終的には1万5,000人と発表。
その他、東京のほか、札幌や富山、鎌倉、名古屋、京都、広島、
熊本、沖縄など10個所で行われた訳ですが、驚くほど、メディアでは
取り上げられませんでした。
まるで中国のメディア規制のようです。
今後の日本が反原発で進むのか、再度仕切り直しで原発を
推進していくのかは判りませんが、どういう方向に行くのかを見極て
いくことが大切です。
流れによって、今後活躍していく企業も変わっていきます。
短期的には、建設関連セクターを中心に特需、特に建設セクターの
低位株が思惑で人気化する傾向が強いといえるでしょう。