株式トレーダーKEIZOの相場観・明日の戦略 -245ページ目

震災復興税は必要か?


 震災前から景気が非常に低迷した状態が続いており、税収も

 年々減少し続けていました。

 その一方社会保障費は増大する一方だったわけですが、

 ここのきて、五百旗頭真・防衛大学校長が、復興財源の私案として

 震災復興税の導入構想を示しました。

 
 与謝野馨経済財政担当相は15日午前の閣議後会見で、

 震災復興税について「ひとつの考え方ではある」と前向きな

 見解を表明したそうです。
 

 早い話が増税ということになります。

 復興に必要な予算は最低10兆円といわれており、仮に震災復興税の

 もとに消費税を1%アップしても2兆円にしかならず全然足りません。


 今年度の予算において、45兆円の新規国債を増発させている

 訳ですから、普通に考えれば、なぜ復興するための10兆円が

 出せないのか不思議です。


 震災復興税といっても、費税の様な形で実行されるのは明白であり、

 消費が痛んでいる時に消費税を導入すれば、日本経済への悪影響が

 心配されます。


 お金が足りないから増税という短絡的な考えでは無く、

 経済活動を活性化させ、税収を得ていく考えが必要だと思います。




日経平均は小幅続伸、復興関連株の物色は活発です。



 本日の14日の日経平均は小幅ながら続伸。

 前日比12円74銭高の9653円92銭で取引を終了しました。

 朝方は、米国株は上昇となったものの、CME225の下落もあり

 売り優勢のスタートに。


 しかし、下値が硬いこともあり、売り一巡後は下げ幅を

 縮めています。

 
 後場に入っても、昼休み中に目立った材料はなかったことから、

 大きな変化はないものの幅広い銘柄に買いが入りました。
 

 先物主導でプラス圏に浮上も、先行きの不透明感から様子見気分も

 強く、上値は重い展開でした。

 
 個別では午後に入って東芝が同社社長のインタビューが報じられ、

 東日本大震災の2010年度業績に対する影響は限定的との見方が

 示されたことが好感され切り返す形になっています。


 東証1部の出来高は22億1553万株。売買代金は1兆3810億円。

 騰落銘柄数は値上がり1173銘柄、値下がり355銘柄、

 変わらず131銘柄。

 
 業種別では、クレセゾン <8253> 、プロミス <8574> など

 ノンバンク株が高い。

 一方、国際帝石 <1605> 、JX <5020> など石油関連株は

 売りが先行。


 

 引き続き、復興関連株の物色は活発です。

 リチウムイオン電池の電極素材チタン酸リチウムを製造している

 チタン工業<4098>(東1)は14日の後場、ストップ高の

 417円(80円高)まで急伸しています。


 原発事故に電力不足、企業業績悪化となれば買いに慎重に

 なりがちですが、引き続き復興関連、電力不足解消関連銘柄

 に動きがあります。


 戦略としては余力確保がメインも出遅れ銘柄物色や押し目等を

 中心に攻めていくのが得策です。

エネルギー関連銘柄の物色が継続



 本日、チタン工業<4098>(東1)は14日の後場、

 ストップ高の417円(80円高)まで急伸。

 値上がり率23.7%で13時45分にかけては東証1部の

 3位となりました。


 東芝やパナソニックが電力不足・節電対策用として家庭用の

 蓄電池システムを前倒して発売と今朝の日本経済新聞で

 伝えられ、リチウムイオン電池の電極素材チタン酸リチウムを

 製造してるチタン工業<4098>(東1)が買われました。

 

 先の見えない原発問題もあり、エネルギー関連の銘柄の物色が

 続いています。



 4月10日に全国で反原発デモが行われました。

 東京の高円寺で行われたデモ参加者数は、最終的には1万5,000人と発表。

 その他、東京のほか、札幌や富山、鎌倉、名古屋、京都、広島、

 熊本、沖縄など10個所で行われた訳ですが、驚くほど、メディアでは

 取り上げられませんでした。

 まるで中国のメディア規制のようです。

 
 
 今後の日本が反原発で進むのか、再度仕切り直しで原発を

 推進していくのかは判りませんが、どういう方向に行くのかを見極て

 いくことが大切です。

 流れによって、今後活躍していく企業も変わっていきます。

  
 短期的には、建設関連セクターを中心に特需、特に建設セクターの

 低位株が思惑で人気化する傾向が強いといえるでしょう。