逆張り投資が成功するパターンとは

震災後大きく下げた株式市場ですが、ここにきて少しづつ

　値を戻してきました。

　
　逆張り投資とは、他の投資家たちが弱気になって株価が

　下落してくる場面を買う手法のことです。


　他の投資家の裏をかく投資手法という意味合いですが、基本的には

　下がって行く動きの中で買い、上がってきたところを売るという

　投資姿勢のことです。


　逆張り投資が成功するパターンと言うのは、個別の銘柄が何らかの

　理由で下がった時ではなく、相場全体が大きく下がった時に

　限って投資をすると期待値が大きく高くなります。


　いまだ多く方が今回の震災で苦しんでいる中、非常に不謹慎かとは

　思いますが、震災後の株価の大幅な下落は逆張り投資を行う際の

　タイミングとしては成功する可能性の高いタイミングだったと
　
　いえます。


　テクニカル的にも移動平均乖離（25日）マイナス20で比べた場合も

　それまでひとケタの出現数だったのが数百の銘柄がマイナス乖離

　になりました。

　これはあきらかに本来の価格以上に株価が下がっていることを

　示しています。

　
　実際、震災の影響がほとんどなかった西日本では、「逆張り」を

　実施していた個人投資家が多いとの事でした。


　とはいえ先行き不安な部分が多いので早めの手仕舞いによる

　余力確保をした方がいいかもしれません。