Ponkotutuusin
旧れしぴ
(142)
イカと芋と醤油と
イカ芋
不動の古典的定番
おそらく日本人が、コメを主食とする以前から、口にしていたであろう、一品。古典と言う語感さえ、滑稽に響いてしまう、古代食とも言える、イカ芋、現代でも定番の座を譲らない。
足を塩辛にしたイカの胴は、いつもなら、刺身に造るが、いつも同じ事をしていたのでは、ボケてしまいはしないかと、少し心配になる。時期もイイ、真冬ならイカ大根と言った所だが、この時期なら里芋が旨い。
スルメイカ胴1杯分(目安)


イカの胴は1cmに輪切り。
軽く塩で揉んで、流水でヌメリを流す。



醤油大さじ1、生姜汁小さじ半分を、
軽く揉んで絡める。


水350ml、砂糖、みりん、醤油(追加)各大さじ1を加え、
中火に掛け、沸いたら弱火にしてふたをする。
イカの旨味を煮出す間に、里芋5~6個を洗い、皮を剥く。


皮を剥いて、流水で表面のヌメリを取った里芋を、
イカを煮ている鍋に入れ、具材が水没するまで水を足す。


一度沸騰したら弱火にして25分煮る。
これからが大仕事。弱めの中火にし、煮詰まって少なくなって行く煮汁を、さじで具材に掛けながら、煮汁が1/3 なるまで煮込む。(約1時間)イカから出た旨味で美味しくなった煮汁が、煮詰まって濃くなりながら、イカにも芋にも染み込んでゆく。

器に盛り、七味を掛けると、
喉はもう、酒を欲しがっている。
・・・

古代の料理は、時間の使い方も、
古代人並みだ。

イカの味が
染み込んで
ネットリと
柔らかい芋
...
酒がいい
某老シェフ

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2024.5.14.きょう朝:出汁巻定食
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K朝
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今日の朝食*出汁巻定食
出汁巻定食で朝ごはん
ごはん:(黒胡麻添え)、
出汁巻(具入り):(出汁巻←、刻み青葱、干しアミ入り、紅生姜、おろしポン酢添え)、
お椀:(葱、茄子、小松菜、大根の皮、人参、金時芋、生椎茸、ワカメの味噌汁、茹でキヌサヤ、刻み青葱添え)、
伴皿:(梅干、きんぴら皮大根←、昆布佃煮:ごまさんしょこぶ←)、
漬物:(塩胡瓜、紀州沢庵、大根葉の醬油漬け←)、
カットトマト:(冷やしトマト、塩)、
小皿:(焼海苔、醬油添え)、
お茶:(粉茶)、
…でした。
某老シェフ

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