●災害・ペット対策
アニマルコミュニケーター、ヒーラー、廣部良恵です。
昨日、動物取扱責任者の研修での内容、
「災害・ペット対策」を、メルマガでお届けしましが、
こちらにもアップしますね。
かなりやばい感じの台風１９号が近づいているので、準備に役立ててくださいね。
被災地でペットの救済活動をされた方のお話だったので、大げさでなく、
被災地に実際に起こったこと、からのアドバイスです！！
一般的に言われている、人の備蓄については、書きませんが、
これは絶対に用意しておくべし！リストと、
ペットを飼っている方は、知っておくとよい情報です。
・ラジオ
（災害発生時初期の情報収集は、ラジオが確実）
・療法食（１ヶ月以上）、薬、点滴、チューブ（１週間分）
※療法食は、１ヶ月以上欠品することがあるので、１ヶ月分以上のストックを常にしておく。
（売っているところに殺到したり、交通事情による）
※これがダメなら、こっちで代用できる、というように、複数のメーカーや類似したものを知っておく。
・薬の種類、品番や、血液検査のデータは、携帯に画像、又は、メモで保存しておく。
（巡回で、獣医さんが来たときにも役立ちます。）
・使い捨てカイロ（や保冷剤）
（温度が下がると、一気に弱ります。）
・水分を補うためのウェットフード
（水分含有量75%程度。長期的な断水に備えるため）
・その仔が好きなおやつ
（災害後、環境の変化やショックで、食べられなくなる仔が多い）
・目隠し用の布
（キャリーケースに入れて移動したり、避難所などで、目からの刺激、ストレスを減らすカバー）
・ペットの写真は数枚、印刷をしておく
（迷子になったり、逃げ出した場合の捜索ポスター等に利用。停電していると、印刷できないため）
・水の確保（停電による断水も想定）
・停電対策
（100キンの電池は、避けたほうがよいです。長時間もたず、液漏れなどで、使用機器が壊れることも）
・預かり先の確認、確保（エキゾチックアニマルを飼っている方。家で飼えなくなった場合等）
・災害発生時の対応、対策や、連絡手段などを確認しておく（ペットシッターさんや、ペットホテル、トリミングサロンなどに預けることがある場合）
・ガムテープ、油性マジック、カッター
（プラスチック製のキャリーケースは、パニックになって暴れたり、移動の際、ぶつかって壊れることがあるため、ガムテープで補強。
また、ガムテープに、名前や注意事項を書いてキャリーケースに貼る等。）
・（猫）洗濯ネット、またはリード
（避難所などに、往診に来てくれた場合、個室ではないため、診察時に逃げられる可能性があるため。）
・AC電源不要の電話機
（店舗を経営している人、連絡手段が、電話のみの人）
・窓に飛散防止フィルムを貼っておく
（ペットのケージが、窓に近い場合）
・扉の近くにペットのケージを置かない。しっかり固定する。
（地震でケージが動いて扉が開かず、動物が何日も閉じ込められたケースあり。キャスターにロックしていたにもかかわらず。です）
準備をしているか、していないか、だけでも、自分も、ペットも、その後のストレスのかかり方が、大きく変わります。
それでも、想定外、なことが起こり得るわけです。
起こらない、に、こしたことはありませんが、
なにごとも、想像力を使って、前もって準備できることはしておくことが、その後、に影響します。
ということで、台風が来る前に、あなたの「飼い主力」を発揮して、
できることは、さっさと、やっておきましょう！！
台風の影響が、少なくてすみますように。
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