愛する魂の冒険者たちへ





人間は、自分のことを「こうだ」と思って生きています。




そして「こうだ」と思う自分を生きていく傾向にあります。

 

「こうだ」を書き換えることもできるけど、

 

たいがい、「こうだ」のまま一生を生きることが多いかもしれません。

 




その「こうだ」は、いつできるかといえば

 

だいたいが、育っている環境の中で、

 

周りの大人、

 

特にパパとかママとかに言ってもらったこと、してもらったこと、

 

言われちゃったこと、されちゃったこと、

 

言った欲しかったのに言ってもらえなかったこと、

 

して欲しかったのにしてもらえなかったこと・・・を、

 

自分にとっての

 

本当のことだと思い込んでしまうようなんです。




例えば僕の場合だったら、

 

母からこんな風に言われましたよね・・・

 

 

 

 

「あなたは体が弱いんだから、

 

お外で遊んできなさい、

 

本ばかり読んでないで」



同時にこんなことも言われました。

 

 

 

「あなたは赤ちゃんの時、まるまる太って、

 

いつもニコニコして、

 

みんなに愛想がよかったわよ」





とまぁ、例えば

 

こんな具合に言われたことや行動なんかを、

 

本当のことだと信じ込んでしまうわけです。笑

 



本が大好きだなぁとか、


体が弱いんだなぁとか、


せっせと刷り込んだんですね、心に。





 

 

 

 

そして無意識のうちに「こうだ」に沿って

 

生きてしまおうとするところがあるんですよね。。。




 


 

 

何故かと言えば、

 

本当に本当に大好きな存在(小さな時の自分からみた、ママ!)、

 

命を保護してくれているように感じる存在から言われるからです。





安全と安心をくれる(はずの)存在が

 

人生のはじめの頃に

 

祝福と呪いをくっつけたみたいな形で

 

その言葉や態度や行動を

 

まっさらな私たちに、

 

投げかけるからなんですよね。





それは愛情いっぱいの言葉や態度や行動かもしれません。


親だって完璧じゃないから、

うっかり言っちゃった言葉、とかって言うこともあるでしょう。








 


 

そうした全てが、


本人にとって嬉しい方向に働くこともあれば、


 

嬉しくないことが展開することもあります。

 

 



 

 

人生に苦しみをもたらすケースも出てきます。

 



 

先日、講演会の中で、作家・翻訳家の山川亜希子先生が、

 

親御さんのちょっとした言葉や態度から

 

女性として生まれた自分を

 

「好きになれなくなってしまった」ことを語ってくださったんです。

 

 

それは、

 

「男の子がよかったんだけど」的な言葉があったので、

 

自分は生まれてきたらいけなかったんじゃないか?と感じてしまったそうなんです。

 

 

 

 

 

だから、認めてほしくて、褒めてほしくて、


がんばってがんばって、優等生として生きたけれど、

 

どんなにいい成績を取っても、仕事で成果を上げても、

 

どこかで満たされていなかったこと。

 

 

 

ある時、自分のことを嫌いなんだと気がついて、、、

 

スピリチュアルな学びをしていく中で、

 

やがて自分の全てを受け入れて、

 

自分を大切にできるようになった、、、ということだったんです。

 

 

 

そんなことを、お話くださるとともに、

 

「これは親の責任ではなく、私がそう受け止めたからだ」と

 

亜希子先生はおっしゃっていました。

 

そこまで深めたい、と。

 

 

 

同じような環境で、

 

同じような言葉を聞かされた(あるいは、言ってもらえなかった)としても

 

人によって、どう受け止めるのかには違いがある、、、と。

 

 

 

 

 

それで、これを、もう少し深めていくと、、、

 

 

 

 

実は、、、

 

魂の約束があるそうなんです。

 

 

 

 

胎内記憶のある子供たちや、

 

スピリチュアルなマスターたちのお話によれば、

 

子どもたちは、

 

一番、魂を成長させてくれる

 

親のところに生まれてくるようなんですね。

 

 

 

(親の魂も、その子に助けられ、成長しようとしているらしい。)

 

 



ですから、親がどんな行動をとったのか、

 

どんな言葉を投げかけたのか、

 

それは実は、私たちに必要なことを、

 

もしかしたら、リクエスト(相互の約束)に沿って

 

やってくれているのかもしれない。

 

 

 

 

魂の観点からするとそうなんだ、って。




これは、

 

受け入れがたいところがある考え方で、

 

特に、子供の時にしんどい目にあった人は

 

とても受け入れられないこともあると思います。

 

 



ただ・・・この考え方を取ってみるメリットが1つあって、

それは、これが本当のことだと仮定してみると、

 

「折り合いがつけられることがある」ということです。
 

 

 

 

 

なぜ、自分がそれを体験したのか、

 

自分のライフワークはなんなのか、

 

現在地と、今までの道、これからの道が見えてくる。

 

自分なりに見えてくる。

 

 

 

 

「もう自分は、目覚めている。

 

だから、自分を好きになろう。

 

そして、

 

この連鎖を終わらせられるように努力しよう」

 

 

 

あるいは

 

「同じような状況を体験して苦しんでいる人たちに寄り添おう。

 

大丈夫だよって言ってあげよう。

 

その人たちに、次の扉を開けるためのヒントを手渡そう」

 

 

 

って具合に、

 

自分の魂の仕事に出会う、

 

命をかけて、その仕事に打ち込む、

 

ということもあるかもしれません。

 

 

 

 

そのとき・・・

 

魂の約束をしてやってくれたんだね。

 

産んでくれてありがとう。

 

自分は自分で、幸せに生きるよ。

 

お母さん、お父さん。ありがとう。

 

 

 

 

そう思えたときに、自分の人生のハンドルを自分の手に取り戻せるようなんです。

 

 

 

 

自分の本質がわかると、

 

親子の間で起きたことも、全く違った姿で見えてくることがあるんですよね。

 

 

 

 

パートナーの田宮陽子さんとも、この話はよくするんです。

 

 

 

 

 

山川先生ご夫妻の最新刊

 

 

 

田宮さんの最新刊、人間関係がテーマ。

 

 

 

 

 

 

 

「みことちゃんの物語」、ズバリこのテーマから入っていく物語です

 

 

 

第一話を以下からお読みいただけます。

「あなたがお空の上で決めてきたこと」

 

自分を愛して、自分のやりたいことをやっていきましょう。

 

あなたが魂の望みを叶えていくことを

 

いつも応援しています。





 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね

 

 

 

 第1話

「あなたがお空の上で決めてきたこと」

 

第2話

私たちは「試練」と「使命」をお空の上で決めて生まれてくる。

 

第3話

お空の上からのメッセージ「命はみーんな、つながっているんだよ!」

 

第4話

白い犬が教えてくれた、とびきり元気になる5つのコツ

 

第5話

「あなたの魂」は、どんな困難よりも大きい!

 

第6話

「魂の使命」を果たすと決めた時、悲しみや苦しみは「力」に変わる。

 

第7話

運命好転のヒント。人生のすべてを思いっきり味わおう!

 

第8話

「心に咲く花」を育てると、夢は勝手に叶う!